管理者殺しファイルの地獄

たったの10日前には週末を過ぎると梅雨が明けちゃうかも、と天気予報で言っていたのに集中豪雨。現代のテクノロジーをもってしても自然現象の予測は困難を極めるということでしょう。今週もまだ梅雨空が続くそうなので、さらなる災害につながらない様に祈るばかりです。

さて、私は在宅勤務メインでたまに出社というMix勤務状態になっているのですが、私を取り巻く環境下では、何か集中してアウトプットするタイプの仕事は絶対在宅勤務の方が捗ります。それぞれ家庭の状況が違うので真逆の場合もあるので、これからは更に柔軟な労働環境が求められることになるでしょう。

と、言うだけでやらない会社も多い気がするので、いつもの様に周囲と差別化するためにはとっとと取り組む必要がありますね。メモメモ。

個人的に意外だったのは、もうちょっと「全然仕事になりません！」とか、仕事してる風で全然アウトプットが出てこない（実はやってない）みたいな状況が生まれてしまうかと思っていましたが、我が社優秀！社員の皆さん真面目！
ジェイエスピー社員の仕事人としてのかなり成熟した姿がそこにはありました。

そうなってくるとやっぱり、労務「管理」という形より「セルフマネジメント」の方向に制度も移行していく方が良いんだろうと思います。もちろん新入社員の皆さんなど、ハイコンテクストな状況で働けない場合は配慮する必要がありますね。メモメモ。

さてさて、脱線しまくっていますが今年度はPマークの更新審査がありまして、かれこれ数週間に渡って準備作業をしています。近松門左衛門が油壷を倒してドロッドロになりながら油屋の女主人を殺す場面を描いた女殺し油地獄よろしく、ファイルを引っ繰り返してデロデロになりながら格闘しています。

先週末、ある程度目途が立って残す作業はあと少し、という所に辿り着きましたがPマークの更新審査用の書類も印刷したり押印したりが必要な作業になります。そうです、ニュースでよくやっているハンコを押すために出社というやつです。

で、今回デロデロになりながら考えたことが2点。あー、やっと本題。

１．ファイルの関連を表せるファイル管理ソフトって無いのかね。知らないだけかも。
ウォーターフォールのシステム開発でもそうですが、上流工程の資料の流れを受けてさらに詳細な資料だったり台帳だったりがあり、各機能で横串を通して一覧ファイルを作ろう、みたいなどんどん派生した資料が増えてくるわけです。ツリー構造みないなイメージ？

それならマインドマップの様にそれぞれのファイルの関連を視覚的に捉えられる管理ソフトがあったら、A - B - C の様に見えて良いのに。Bを変更したらAもCも確認しなくちゃ、という気持ちになるし。


２．タイムスタンプを国が超安価で提供すれば良いんじゃない？
国はテレワークを推奨していますが、Pマークの更新審査準備の様に印刷をバンバンして次々ファイリングするようなものはあるわけです。たぶん、電子化してもできると思いますが「印刷して提出してください」と書いてあるのでそのようにしています。

会社で発生する様々な書類の電子化で問題になるのが真正性の証明というやつです。ホントにその人が使って保存した書類なの？ということですが、これには第3者が発行したタイムスタンプを使うことで電子化OKになるんですがちょっとお値段高いよね、という気がします。これがネックになって電子化を諦めている企業もかなりあるんじゃないかと思います。
GoToキャンペーンの一部でもそちらに振り向ければ、またも東京で感染が拡大し始めた状況では出社は減るのにね、と。

総務省が携帯料金についてごにょごにょやっていますが、タイムスタンプをどうにかするというのも良いんじゃないかと思います。


ブログも在宅勤務だとサクッと書けちゃうね、ということで
現場からは以上です。(野)

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