goo blog サービス終了のお知らせ 

JSP_Blog

IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

タッチパネル

2011-05-25 10:59:09 | 日記
前回に引き続き、今回もスマートフォン関連で行こう。

スマートフォンでは標準入力デバイスとしているタッチパネルだが、今までの従来のキーやボタンと違い、物理的な制約がなくなり、ソフトウェア的に自由かつ柔軟なI/Fの切り替えを行うことが出来る。
キーボードだけでなくタブレットやスライドパッド等のI/Fへの切り替えも1つのタッチパッドというデバイスだけで行えるということだ。

今更感な説明は置いておくが、物理的な稼動部分が少なくなるということは、それだけ故障の率が減るということでもある。
精密機器において故障原因になりやすいのはHDDも含めた物理稼動部分と電源等を含む熱源であることは言うまでもない。

ただ現時点での最大の欠点は指元を視認し、さらに入力されたものを確認するという視点の移動を常に行わなければならないという事だと思っている。
これはブラインドタッチに慣れた人間には辛い。常に画面のみに視点を置けばいい状態から目まぐるしく視点を移動しなければならないのは苦痛である。
直感的なI/Fといいながら、殆どを視覚情報に集約してしまっているため、それまでキーのストロークによる触覚およびキータイプの音による聴覚、そして画面を見る視覚の3つを動員してやっていた作業がいきなり視覚90%、聴覚0%、触覚10%ぐらいの比率に制限されてしまったのである。
視覚障害は持っていないが、視覚障害者にとっても生き辛い世の中になりかねない事も危惧される。

と、ここまで書いておきながらアレなのだが、ボタンという古くからあるI/Fに囚われすぎなのかもという感じもする。これからはタッチパネルに適し、タイプライター以来のブラインドタッチという古来の入力方式とは全く違った新しいI/Fが登場し、それに皆適合していくのだろう。既にフリック式やSwype式も開発され、導入されている。

いずれキーボードは1枚の板になって、速記や一筆書きの要領で入力する、フルカスタマイズ可能なものなんてのも登場するのかも知れない。
また、小型機器では触覚に対する振動等でのフィードバック可能なタッチパネルも登場するかも、と淡い期待をしている。

そんな未来を考えると、自分も含めてメカニカルキーボード云々なんて言い続けている人間は置いていかれるのだろうか。
こわやこわや。(刑事長)


monipet
  動物病院の犬猫の見守りをサポート
  病院を離れる夜間でも安心

ASSE/CORPA
  センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
  「できたらいいな」を「できる」に

OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
  短納期HEMS開発をサポート!

GuruPlug
  カードサイズ スマートサーバ

株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする