い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

宗太郎越え

2014年09月28日 21時39分12秒 | 旅行記
水俣から始まった普通列車の旅もまもなく終わろうとしています。
日豊本線を全区間普通列車で1日で制覇するだけでなく、さらにおまけが付いているので大変なことです。

そんな今日のメインは「宗太郎越え」です。

宮崎・大分県境に位置する区間で、特急の停車駅では佐伯~延岡間にあたります。
この区間を走る普通列車は1日3往復しかありません。上下ともに朝1本、夕~夜に2本です。
どうしても人の流動の少ない県境ですから都市間移動である特急を除けば、地元の移動である普通列車はこれで充分なわけですが、青春18きっぷを利用する人はその本数の少なさから別途乗車券・特急券を買って特急を利用することがあるわけです。

中でも重岡駅、宗太郎駅はふたつの駅名を続けて読むと人の名前になることでも有名です。
2駅とも所在は大分県ですが、宗太郎とひとつ宮崎側の市棚駅との間に県境があります。

そう。この宮崎・大分県境をたった3本しかない普通列車で通る=越えることを俗に「宗太郎越え」と呼んでいます。

では宗太郎駅と重岡駅をご覧ください。





どちらも自然の中に駅があります。
どうですか?素敵ですよね。

私は普通列車での宗太郎越えは3回目です。何度通ってもこの難所を越える達成感は何とも言えません。
さて、次はいつになるでしょうか?

今日も1日列車に揺られましたので宿に着いたらすぐに休みます。
おやすみなさい!また明日!

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