あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

パナマ文書ネタは盛り上がらない

2016年05月10日 23時33分30秒 | 政治(安倍政権)
【テレ東】「パナマ文書」三木谷氏の名前も
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_111077

 パナマ文書について、日本のネットではあまり盛り上がっていないように思う。
 コレを盛り上げようとしている界隈は、どっちかっちゅーと赤旗を起点とする共産党勢力で、しばき隊界隈とかもこれを必死で盛り上げようとして、失敗しているように見える。

【パナマ文書】日本人富裕層のタックスヘイブン利用者、ユニクロ柳井正・ドンキ安田隆夫・ベネッセ福武総一郎など…しんぶん赤旗が調査
http://www.akb48matomemory.com/archives/1057062152.html

 んでそれは、政府の圧力だー!とか、報道しない自由の行使だ!マスコミが政府にコントロールされてしまっている!とか、陰謀論しちゃってるように思う。
 いったい誰と戦っているんだろう…。シャドーボクシング感、アリアリである。

 これについては、確か昨日ホリエモンが吠えていた。

【俺的ゲー速】堀江貴文氏「パナマ文書のどこにニュースバリューがあるの?無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
http://jin115.com/archives/52130436.html

 俺は、このホリエモンの記事、現段階では記事タイトルしか読んでない状態なんだが、ほぼ同感であると思われる。

 別に違法ではないのだ。節税できる道があるのなら、節税するのは当たり前である。
 ただ、支払われるべき税金が、それだけ租税回避地に吸い上げられている問題を、政府は認識した方がいいとは思う。
 それでも、やっぱり政治ってのは、特に国際政治ってのはそうだと思うのだけど、極端な金持ちの意向は強く反映されてしまうのだ。なかなかにタックスヘイブンを叩くのは困難だ。表沙汰にすらなかなかならない。
 そう言う意味で、パナマ文書の意義は大きいであろう。これが注目され、問題視される分には、なんの異論もない。

 要するにね。しばき隊とか左翼系マスコミは、叩く方向性がズレているのである。それが盛り上がらない最大の原因だと、俺は思っている。
 実際に租税回避地を使って節税している奴を叩くのは、ホリエモンの言うとおり、アホである。これは、どっちかと言えばそーゆー抜け道を容認している、国家とか国際機関が叩かれるべきなのではないか。

 だって。もし自分が経営側の立場なら、購入品をできるだけ経費にしたりとか…、資産を購入せずにリースを利用したりするだろうよ。当たり前の節税対策として。同じ感覚だろう?だって適法なんだもの。

 犯罪である「平成の脱税王」鳩山の大人子ども手当とか、小澤一郎の不動産投資とはワケが違う。ちなみに、昨日俺が取り上げた舛添を叩く方針が間違っているっつーエントリにしても、今回のエントリのネタと同根の問題ではないかと思っていたりする。

 本質じゃないんだよ。
 だから、こう、なんつーか「庶民感覚がない」とか抜かす北野武もそうだったが、詭弁臭いっつーか、綺麗事っつーか、気に入らないのだ。

 そういえば昨日、珍しく本質に沿った形の少子高齢化対策の記事を読んだよ。

【東洋経済】「結婚できないの俺だ」日本どうすんだ!!!
http://toyokeizai.net/articles/-/116942?page=2

そして未婚は、未婚者とその家族の不安を増大するだけではない。明治大学の安藏伸治教授(人口学)は、「人口減の要因は9割が初婚行動、つまり生涯未婚によるものだ」と指摘する。

 アレと、舛添の話と、どっちを次のエントリネタにしようか、昨日は悩んでたんだよなぁ。

 そういえば、舛添は「もう別荘通いで公用車は使わない」ってテレビで発言してたそうだな。こんな問題、解決しても日本国民になんのメリットもないと思うのだけどな。なんか歪んでる。気に入らない。気に入らないわぁ。

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(P[ふ]3-1)猫入りチョコレート事件: 見習い編集者・真島のよろず探偵簿 (ポプラ文庫ピュアフル)


最近の舛添叩きが気に入らない

2016年05月09日 22時24分10秒 | 政治(安倍政権)
 舛添叩きで思う事が、2つある。
 1つは、みんな微妙に嘘を混ぜて舛添を批判しているような気がする事。
 で、もう1つは、既に舛添の味方はこれっぽっちも存在していないという事だ。

 東京都知事はすっごい叩かれる立場だ。俺はむしろ、これだけ無茶苦茶な状態の舛添周辺が、ここまで叩かれなかった状況が本当に悲しかったのだが。今や物凄い叩かれ様。
 正直「そこを叩かなくてもよくない?」ってな所まで叩かれている。

 で、舛添を叩く時、みんな1つぐらい自分に都合のいい嘘というか主張を混ぜて、舛添を叩いている。
 つまり「俺だったらこうするけどなー。舛添は最悪だな!」という文章の「俺だったら××する」の部分に、自分の都合のいい事をはめるのである。
 すると、基本的に現在の舛添は叩かれて当然の立場なので、「舛添を叩く行為」=「正義」となってしまい、「俺だったら××する」の部分に、何故か説得力が生まれるのである。

 以上、この論述方法を仮に「他者攻撃型自説強調」とでも名付けておく。自戒を込めて白状すると、俺もこの手法、使ってるフシはあるよね…。

 嫌だなぁと思うのである。
 東京都は、世界一巨大な予算を動かせる地方である。その額、スウェーデンの国家予算にも匹敵するそうだ。

【ハフポ】東京都知事の権限は「大統領並み」 予算13兆円、スウェーデンに匹敵
http://www.huffingtonpost.jp/2014/02/05/governor_n_4728428.html

 国政と異なり、地方自治体の方が外国の影響を受けやすく、かつ重視されにくいのは、政治関連のこんな過疎ブログまで読んでいるようなマニアなら、既にご存知の通りであろう。

 なんせ日本では、地方自治レベルであれば外国人参政権が認められているところもあるわ、ヘイトスピーチの規制が既に行われているわ、児ポ法で刑事罰まで条例で定められているわ、自衛隊を拒否する地方もあるわなのである。

 こんなん国政レベルで認められれば超問題。むちゃくちゃである。
 少なくとも、俺は都道府県知事レベルの選挙は、国政レベルの配慮がいるのではないかと思う。東京都知事ばかりでなく、沖縄県知事なんかも問題が多すぎる。

 と、言うような事を、俺は今日の舛添叩き記事を読んで思った。

 うち、1つは橋下徹の記事。

【プレジデント】橋下徹「舛添さん、世間に媚びて湯河原通いを止めちゃダメですよ!」
http://president.jp/articles/-/17966

 これは正直、これまで読んだ舛添叩き記事では一番俺の感性に近い記事だが…。
 「東京都知事なんて大した権限の大物じゃない」と、「他者攻撃型自説強調」しているように思う。
 だって、東京都の予算規模は、前述の通りスウェーデンの国家予算レベルである。それを国政の縛りなく、独自権限で行使できるのだ。韓国学校の件なんかは、まさにそれであろう。

「小さな嘘を暴露して、大きな嘘を覆い隠す」

 橋下のやろうとしている事は、これまで外国が利用し続けていた、地方自治体の既得権益を守ろうとするかのような行為に見える。

 そして、もう1つが「世界のキタノ」からの批判。

【デイリー】たけし、舛添都知事をぶった斬り…「権力者になりたかった人」「庶民感覚ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160508-00000092-dal-ent

(前略)都民のお金をそこに使っちゃダメだよね。しかもあんな言い訳して」とバッサリ。「ちょっとどうかと思うよなあ…」と苦い表情で話した。(中略)「前の猪瀬さんは、5000万円ポケットに入れちゃってて、あいつら、どいつもこいつも…」と、都民の立場として相次ぐ知事の“醜聞”にあきれ顔だった。


 たけしが言いたかった事と感じるのは、後半の猪瀬元都知事叩き。これが「他者攻撃型自説強調」ではないかと思う。

「舛添はもう駄目だけど、猪瀬には絶対に戻さねぇ。舛添も猪瀬も同じ穴の狢だ」

 これではなかろうか。

 俺としては、舛添の最も許せない罪状は、無論都民の要望であった保育所設立を無下にした上で、韓国人学校の設立を強行した件である。

 橋下もたけしも、それを無視して殊更に都政の財政放漫しか叩いていない。
 俺は、東京都ぐらいの規模なのであれば、都市外交で「俺らは金が有り余ってるんだぜ」アピール(戦略)の為、外遊先でスイートに宿泊したり、飛行機でファーストに座ったりはアリだとすら思う。少なくとも、俺は猪瀬や石原が同じ事をやっても、問題はあるかもしれないが、自分のブログで取り上げたりはきっとしなかっただろう。

 そんなわけで。舛添関連記事は相変わらずいやーな感じなんだけど。
 メディアへの影響力も大きい橋下とか、何より世界のキタノにすらコテンパンに叩かれた舛添に、既に味方はおらん。強くそれが印象付けられる今日の2つの記事であった。
 既に、メディアの叩き方は「ポスト舛添」の選定へとシフトしている。
 次の東京都の長に、政府に近い人物を据えてなるものかという、ものすごい引力を感じるのである。

 まあ、それでも俺の希望と、現在のメディアの方向性は、両方共舛添外しであり、利害は一致している。複雑な心境ではあるものの、俺に異存なんてないのであった。

 しかし、それでも俺は舛添の金銭問題ばっか殊更強調して叩く、連中のやり方が気に入らないんだよ。

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いい女はドMが9割


武藤氏が安倍総理に求めた踏み絵

2016年05月06日 17時33分16秒 | 政治(安倍政権)
 正直、またコイツかと思ったよ。

【産経】武藤正敏・前駐韓大使「まず10億円を供出すべき。慰安婦像撤去はその後求めればよい」
http://www.sankei.com/premium/news/160505/prm1605050016-n1.html


▲武藤正敏氏

 ちなみに、言ってる事はわりと筋が通っている人である。が、

【拙】思考回路が似ている人達
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ed76efb5406226453f6f40fa0238687e

民主党政権時代に、丹羽宇一郎駐中国大使と共に「異例の抜擢」で、駐韓大使に任命された人。そして、民主党政権と共に疾風のように去っていった人だ。

 うちでも一度、彼を取り上げているのだけど。これが全てを物語っているように思う。まあ、外交官ってのはこーゆーものなんだろう。日韓の間に立って、両方の利益を考える人。

 この件、俺も何回か取り上げているのでみなさんもうご存知だろうが、慰安婦問題における昨年の日韓の合意は、日本はイヤイヤの渋々なのは、もうガチである。

 ロジックとしてはこんな感じ。

・韓国が米国から距離をとって中国に接近

・米国が韓国の予想以上に激怒。しかも中国は韓国を冷遇。

・韓国、日米韓軍事同盟の再構築を検討せざるをえなくなる。

・米国は、韓国に踏み絵として日韓関係の修復を要請。それが昨年の日韓合意。

 日米共に同じ認識かと思うが。もはや韓国に昔日の重要性は存在していない。
 故に、韓国は無理をしなくてはいけなくなった。それが、慰安婦問題の解決についての大幅な譲歩である。
 そして、日本は今回韓国に対しやらなくてもいい「韓国の大幅な譲歩を受け入れる」という譲歩をしている。
 その譲歩を、たかが在韓日本大使館前にある慰安婦像の撤去だけでチャラにしているのだ。

 安倍総理の台詞を産経が以前紹介していた。「慰安婦像撤去と、日本の10億円拠出はセットである。そうでないと我党に対する保守の支持が持たないであろう」
 そして、その認識は間違っていないと俺は思う。

 実際、たかが10億円である。実利を考えるのであれば、日韓の間に立つ外交官として、この武藤氏の弁は正しい。

 しかし。これは安倍総理の言うとおりなのである。せっかくの現状の安定政権が、この慰安婦像撤去前の10億円拠出如きで崩壊してしまうかもしれないのだ。それは、けっして「たかが」な問題ではない。現状でも十分に危うい日本政府への国民の信用は、さらにもっと地に落ちてしまう。

 武藤氏は、「慰安婦像撤去は、韓国にはできないだろう」と予測していると思われる。それで、日本政府に先に10億円を拠出させ、日米韓軍事同盟の再構築を優先しろとしている。韓国に不可能を押し付けるな、ハードルを下げてやれと、それが日米韓の国益であろうと、暗に求めているのだ。

 これは、日本政府にさらなる譲歩をと、そして、自民党の保守の支持者に対する裏切り行為なんぞ、現状大した事ではないと、言っているのである。

 うむ。そのロジックは間違ってはいないような気がする。
 が、間違ってはいないだけで、それは安倍政権に投票した国民に対する裏切りの推奨だ。流石、民主党政権時代に異例の大抜擢で韓国へ赴任し、民主党政権と共に「元韓国大使」へと成り下がった奴だと思う。面目躍如とはこの事であろう。

 韓国は、何もしない国である。

 日韓関係が悪化しはじめた頃、韓国経済の重鎮達は、日本経済の重鎮達に、それでもにこやかで、なんの危機感も抱いていなかったそうだ。いざとなれば、日本は助けてくれる。勝手に譲歩してくれると。

 そう。武藤氏は、その、韓国のいつもの要望である「日本が勝手に譲歩してくれる」を、日本に促そうとしているのである。それは、日本が何十年も前から、韓国に対して犯してきた間違いではなかったのか。

 日本の、対韓国政策として正しいものは、100年前から1つだけである。
 韓国は、助けない。教えない。関わらない。

 リピートアフターミー。

 韓国は、助けない。教えない。関わらない!

 無視すれば、連中は勝手に自滅し、勝手に白旗をあげ、勝手に土下座して助けを乞う国なのである。これが一番いいのだ。いい関係なのである。
 日韓関係の修復は、前述もしたが、「韓国の仕事」だ。日本はあくまで巻き込まれた側、受動的な立場なのだ。

 ボールはつねに韓国にある。日本は、何もしないで欲しい。
 アホでもできる仕事なんだが…。武藤氏は、なぜそれがわからんのだろう。

 しかし…。俺はこのままでは安倍政権が年内目処に、10億円の拠出に動くような気がしてならない。
 もし、そうなった時、それは米国からの圧力なんだろうか?
 それは違う可能性が高いなと思う。俺は、安倍政権が、日本国民を思い切り蔑ろにしている証左となると思うのである。

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東大生クイズ王・伊沢拓司の軌跡 I ~頂点を極めた思考法~ (QUIZ JAPAN全書)


俺は邦画が結構好きだ

2016年05月04日 23時36分35秒 | 国際
 むしろ、最近ぜんぜん洋画をみた記憶が無い…。

 昨今、叩かれ気味の邦画。俺はこの記事を見た時、いつか反論のエントリをしようとしたんだけど。

【産経】今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言
http://www.sankei.com/premium/news/160409/prm1604090022-n1.html


▲「日本映画が嫌いになってきた」と熱弁するアダム・トレル氏(英国の映画製作・配給会社「サードウィンドウフィルムズ」代表)

 なんせGWの方が忙しいという、「お父さん」という職業故、なかなかブログの更新できず。
 本日のBOBの更新を見るに至ってしまった。

【BOB】【映画評】アイアムアヒーロー
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51627080.html

アニメやマンガは世界を席巻するほど面白いのに、時代遅れの団塊サヨク汚染が原因なのかゴミだウンコだと言われ続けた邦画業界。やれば出来るやん。
町山智浩謹製進撃の巨人や、御用芸者園子温謹製新宿スワンとは一体何だったのか?

 わりと大絶賛のようだな。アイアムアヒーロー。
 単行本は購入していないものの、実は俺もこの漫画のファンである。
 というか、多分処女作の「ルサンチマン」の頃からの、微妙なファン。

 つーか、ルサンチマン途中までものすごい面白かったんだけど。なんなんだろう。あのラストにかけてのグダグダっぷり。
 結局、俺は「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の時もラストまで読んだ時の微妙な気持ちが拭い去れず、「アイアムアヒーロー」も、現在進行形でものすっごい面白いと思いつつ、全体構成で結局また裏切られるのと違うかなぁと思って、コミックス購入を渋っていた漫画である。(似たような漫画家にガンツの奥浩哉氏とか)

 まあ、これは余談なんだけど。

 邦画、面白いと思うのである。俺。

 とりあえず、俺は面白かろうと思って映画を見に行くと、だいたい満足できている。ちなみに何を見たのかと言えば、あまり映画なんぞ見ていないのがバレバレだが、「キサラギ」「図書館戦争シリーズ」「サマータイムマシン・ブルース」とかである。

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 無論、全部が面白いとは言わない。俺だって京極夏彦の映画「姑獲鳥の夏」は最悪だと思ったし。進撃の巨人やテラフォーマーズ等、最悪で、かつ海外にも知名度の高い原作ってのは、確かに存在はするだろうさ。

 こう、邦画全体が面白くないっていうのは、絶対違うだろうと思うのだ。

 日本は、アニメは世界的に評価されているものの、邦画はイマイチなんだそうだが、俺は海外の評価は知らん。

 ただ、頭ごなしに「駄目だ」って言うのは、俺はだいたいどんな事でも「それは違うのではなかろうか」と反発したいのである。
 そりゃ俺だって民主党(民進党)とか共産党とかしばき隊とか、頭ごなしに否定はするものの、それは俺自身の言葉で相手を説得できる事が大前提。

 そりゃー、「見せる」という事においては、日本よりも韓国なんかは上かもしれないよ?酷い映画に酷いっつってもいいとは思うよ。実際当たり外れで言や、最近はハズレの方が多いのかもしれんし。

 日本国内では、俺はちゃんとした健全な市場原理が働いていると思うのだ。
 酷いものはちゃんと酷評されてるし、面白いものは面白いと評価されてもいる。

 英国の配給会社がどうした。君らが自国に配給しようとした映画がハズレだったからと、こんな事を言うのはお門違いなんだよ。

 邦画は、基本線において、日本人が楽しんでナンボなんだよ。
 日本国内のどんなエンタメでも、俺の主張はいつも同じなんだが。日本人にウケて、面白そうだと思った外国人が、それを海外で紹介して、オマケ的にウケれば、よかったねでいいんだよ。

 きっと、海外でも評価の高い原作の配給を優先して、酷い出来で嘆いたのではなかろうかと俺は邪推する。そりゃー、日本国内でも酷評の嵐だった進撃の巨人とかテラフォーマーズはダメだと思うわ。

 俺は、外国人にウケる事を前提に、日本人はモノを作れないと思う。(暴言)

 日本が、エンタメ系で迷走する時ってのは、外国人をメインターゲットにした時じゃないかと思うのである。

 俺、それは日本人って向いてないと思うの。

 日本のモノづくりってのは、基本的に内輪向けであって、それを外野が羨ましそうに眺めてて、試しに海外で紹介してみたら、すっげー大ウケしたってのが、一番いいと思うのである。よーするに葛飾北斎と同じ。

 外国人が、日本人にダメを出す時、当然聞く耳を持つべき意見もあるだろうが、だいたいのケースで俺は「うっさいわ。本当に日本をダメにしとるのはお前みたいなのの意見を取り入れた後なんじゃ。すっこんどれ」と思うのである。

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アイアムアヒーロー(1)


今更日韓合意の意義を知った

2016年05月01日 23時51分29秒 | 政治(安倍政権)
 さて。まずは鈴置氏の「早読み・深読み・朝鮮半島」のコラム紹介から。

【日経】「韓国発のドミノ」にクサビ打つ米国
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/042400046/

 今回、俺が紹介したい鈴置氏のコラムの要点は、ずばりタイトルの内容である。韓国発ドミノとは?

 韓国の外交ってのは、ご存知の通り、米中コウモリ外交なわけだけど。
 これって実は結構政治的にラクチンな立ち位置なのだそうな。で、米国は、韓国のようなやり方を、東南アジア諸国に、まるで韓国発のドミノ倒しのように連鎖して実施される事を恐れて、韓国を厳しく批判した…というのが真相なのだそうだ。

 俺としては、

1.韓国のような、米中二股外交はラクチンである
2.米国に厳しく批判され、韓国は慰安婦合意とTHAAD導入を合意せざるを得なかった

 の2点が、初めて得た知識であった。
 え?東南アジアの人々は、米中二股外交をやりたいけど、米国の力故、我慢してるって事?ってのと、なんで、慰安婦合意と、米国に韓国が厳しく批判される事が繋がるの?って気分だったわけだ。

 東南アジアの国々は、今回の韓国の裏切り行為の件、楔を打っとかねば、米国を裏切るとまではいかないまでも、中国寄りになって米国が制御しにくくなる。
 そんな可能性は、米国側の立場上、危惧しているのだろう。

 そして、慰安婦合意との関わりとは。
 要するに朴槿恵大統領が、中国の台頭によって日米韓軍事同盟の重要性が増している時期に、「慰安婦問題が解決しなければ、日本とは正常な関係をつくれない」と、主張し続けていた為に、日米韓軍事同盟をちゃんとすすめる為に、前準備として慰安婦合意がなければ世論が納得できないから…というロジックなのだそうだ。

 言われてみればその通りだが。日本人の俺からすれば、これはとんだとばっちりである。さぞ安倍内閣の面々は「めんどくせぇ」と思ったであろう。

 なるほどなぁ。確かにこの状況では、俺も日韓合意、せざるを得んと思うわ…。今、初めてちょっと日本の岸田外相の気苦労を理解したような気がする。
 でも、だからと言って日本はヘンな妥協をする必要はないのである。慰安婦像撤去が無理なら、そも相手をする必要すらない。

 とりあえず。韓国では現在、必死の「慰安婦像撤去合意は存在しない」工作が進行中である。
 韓国語ソースでは、こんな記事も出ている。

【おーるじゃんる】【悲報】日本政府、慰安婦像を撤去せずとも韓国に十億円支払う方針へ→ネトウヨ大憤死!とブサヨ歓喜もソースwww
http://crx7601.com/archives/48498647.html

 一応、記事はホントにある。韓国語ソースだけど。
 俺はこの記事が事実なのか、はたまた「そんな事は言ってない」でまたも韓国らしく否定されるのか、それを後で見極める為にも、紹介しておこうと思う。

 そして、この記事が事実としてだ。一つ苦言をすると。
 韓国よ。今回の日韓合意で、日韓は多分、自国民に対して双方共にある程度の泥を飲む覚悟が求めたれているのだよ。
 慰安婦像撤去できないとなると、お前ら一体なんの泥を飲んでるの?泥飲むの、日本だけやん。

 さて。日本政府は、こんな韓国をはたして認めるのかねぇ。

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男の年収は「見た目」で決まる──なぜ、一流の人は「顔色」が良いのか?