あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

消費税三国志

2013年10月03日 22時57分59秒 | 政治(安倍政権)
 共同通信と毎日新聞が、安倍総理を褒めている。

【政治】 増税しても安倍内閣支持率アップ・・・消費税率増に賛成多数
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1380773585/-100

安倍晋三政権が、来年4月から消費税率を8%に引き上げる方針を決めたことを受け、共同通信と毎日新聞が緊急世論調査を行った。

 そして、中国も褒めている。

【産経】中国国営メディア「国際社会の関心に答えた」と評価
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131001/chn13100121070006-n1.htm

 手放しで褒めている。

 そして、ご存知の通り、市場は厳しい反応をしている。2日連続での円高株安である。これに対し、報道はもはやバラバラだ。「織り込み済みで大したことはない」とか「消費税増税で円安圧力高まる」とか「消費税増税に伴う政策期待」という楽観意見から、「消費税増税の脅威は円高・株安である」とか、どっちやねん状態。

【経済対策】安倍政権の「サラリーマン給与、上げる上げる詐欺」--法人減税しても、そもそも全法人の75%が赤字で法人税払わず [10/01]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1380593792/-100

【経済】アベノミクス、負の側面も浮き彫りに…日銀調査で景況感悪化、「収入が増えない一方、物価上昇で支出が増えた」人が増加[10/02]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1380729020/-100

 それぞれが、それぞれのポジショントークを繰り返していると言っていいだろう。
 傾向として、社説で楽観論、「市場は織り込んでいた」とか「市場に過激な反応はない」とか。そして、コラムでバラバラ。そんな印象だ。

 が、正直なところ、中国が手放しで褒め、共同と毎日がタッグを組んで、「庶民は安倍総理の決断を支持している」とか言った日にゃ、もう結果は見えている。そんな気がした。

 一応、安倍が「橋本政権の二の舞い」を演じる為には、まだ結論は早いのだけどな。
 橋本政権は、この後「消費税増税で、庶民に苦しみを与えるのだ。そのぶんお前達も苦しみを分かち合わねば不公平ってもんだ。もっと無駄をはぶきなさーい」と、ガスガスと公共工事とかを削られまくるわけだ。

 すなわち、十分な景気対策が打てればまだマシなのだけど。
 財務省のシナリオにガッツリ乗ってしまっている以上、そこからシナリオの修正をするのは至難の業だ。TPPに参加して交渉力を発揮して、トントンの収支に持っていく事より、厳しいかもしれない。

 実際、もう日銀も味方ではなさそうだしな…。

【ブルームバーグ】債券市場は「壊れた温度計」、日銀は2%目標修正が最良-水野元委員
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MU17VK6JTSF001.html

日銀が長期金利を安定させていることをいいことに、政府は消費税率を3%引き上げる引き換えとして2%分の財政支出を行おうとしているが、日本の財政状態を考えるとそんな余裕はないはずだ

 さて。話は少し変わるんだけど。現状確認をしてみたいと思う。
 大雑把に分類して、俺は消費税増税確定後、以下の通り、3つに論調が別れたと思う。

【1.現実派】
 正直に景気動向が厳しくなるであろうと不安を口にするもの。
 最初から増税反対の共産党や左派のマスコミ。及び増税確定まで「消費税増税は既定路線」と宣伝してたクセに鞍替えしたカスも含む。

【2.新自由主義万歳派】
 影響はあると認めつつ、楽観論で「チャレンジャー安倍」とその精神を称えるもの。
 産経新聞とか読売新聞等、右派マスコミの基本論調。左派の新聞も一部含む。

【3.売国奴】
 手放しで褒める。

 この、マスコミのバラバラっぷりを分類するにはもってこいのカテゴライズだと思う。だって意味わからんやろ普通に記事だけ追ってると。バラバラすぎて。
 1つの新聞の中ですら、社説に同意しないコラムがある等、今の状況は普通の人には整理しきれまい。

 思考のまとめにどうぞ。テレビとか見てると、コメンテーターとかを色分けできてきっと面白いと思う。

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