あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

尖閣衝突事件のビデオを公開しない日本政府…という絵が作りたい変態

2010年09月22日 23時15分09秒 | 特定亜細亜
【変態】漁船衝突:ビデオ公開を日本に要求 中国外務省副報道局長
http://mainichi.jp/select/today/news/20100922k0000m030055000c.html

【北京・浦松丈二】中国外務省の姜瑜副報道局長は21日の定例会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)での衝突事故について
中国漁船が巡視船にぶつけられた」と主張し、
海上保安庁に対し事故の模様を撮影したビデオを
最初から最後まで一部始終」公表するよう求めた。

事故後、中国メディアは巡視船側が漁船にぶつかったと報道しているが、中国政府として公式に事故の事実関係を主張したのは初めて。
中国側からビデオ公開を求めることで主張の正しさを印象づける思惑もありそうだ。

姜副局長は
中国漁船が釣魚島付近海域で正常操業中、
日本の巡視船多数に囲まれ、追跡され、
妨害され、ぶつけられ、損害を受けた

と主張し、日本側に船長の即時無条件釈放を改めて要求した。

「ビデオ公開が日中の争いを解決する方法の一つとは思わないか」との質問に副局長は、「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」と述べ、都合のいい部分だけ公表しないよう日本側をけん制した。


 まあ、たまにあるんだけどな。こういう事。
 …何回読んでも、中国外務省は「ビデオを公開せよ」と言っていない。

 この記事での中国側発言は、

「中国漁船が釣魚島付近海域で正常操業中、日本の巡視船多数に囲まれ、追跡され、妨害され、ぶつけられ、損害を受けた」
「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」


 これだけだ。

 最初、変態が中国側の台詞として紹介した「中国漁船が巡視船にぶつけられた」「最初から最後まで一部始終」これは、この台詞から切り取ったものである。

 これに、毎日新聞の願望エッセンスな質問が加わり…。

「ビデオ公開が日中の争いを解決する方法の一つとは思わないか」と質問

「日本側のビデオが何時間あり、最初から最後まで一部始終が公表されるかどうかは分からない」

 この部分が、「好きに切り貼りして公開されるなら、録画の全てを公開した方がいいだろう」になり、「ビデオ公開を要求する」に変換されたわけだ。

 これを、普通の人は「三段論法」という。いや…。これだと三段論法に失礼か。曲がりなりにも三段論法は、一応「論理的な推論」だもんな。この記事は推論どころか、中韓がよく使う「妄言」と言える。

 ちなみに、日本側は現在、アメリカと共にこの録画を、証拠として価値のあるものなのかどうかを綿密に調査している段階である。
 ここは仙石の言うとおり、裁判で使用する為の証拠品なので、現時点で公開はできない。俺もみたいんだけどなぁ。

 果たして…。日本政府は腰が砕けるのだろうか。このまま粛々と作業を進めて欲しいものだ。

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1 コメント

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「尖閣問題における中国によるビデオ公開要求の真意について」 (とべ)
2010-09-23 11:39:36
私見をお送りさせていただきます。
日本が未だ尖閣問題で衝突ビデオを公開しないのは、
1.日本の主張が正しいのに政治的に船長を不起訴にしなければならなくなったとき、起訴する理由がなかったと対外的に釈明し、日本の対面を保つ余地を残すため。
2.公開すると日本の主張が間違っていることが明らかになるため。
以上1、2のいずれかと思います。
しかし、1の理由で公開しないのであれば、それは誤りです。
既に中国から全面公開しろと言われています。それでも公開しないのは、ウソがあるからだと国際的には見られます。
その状態で船長を不起訴にしても、対面が保てるどころか、この事件は日本の陰謀であったと中国から永久に言われ続けるようになるでしょう。
それに耐えかねて事件後ビデオを公開し、日本の主張が正しかったことが判明するとします。
すると今度は、日本が中国の主張を認め尖閣での主権を放棄した証拠だ、と中国は言ってくるでしょう。
そこまで読んで中国はビデオの公開を要求しています。即ち、
→公開しなければ、日本は永遠に嘘つき。
→公開して日本が正しいのに船長不起訴なら日本の主権は無い。
いずれも日本の利益にならないから、1の選択はありえません。
2の場合は簡単です。ビデオを公開したうえ、海上保安官の判断は誤りであったと謝罪し、海上保安官の処分を発表すればこの問題は終わりになります。
ここから言えるのは、もしビデオを見て、日本の主張が正しいのであれば、船長を起訴する以外にない。誤っていれば釈放するしかない。
そういうふうに中国に追い込まれてしまったということです。
つまり現段階において、政治的に曖昧に妥協して不起訴にするのはワーストの選択で、日本の利益が無くなるように計算されているように思います(しかも、中国は日本が曖昧に妥協する可能性があると読んで仕掛けているように見受けられます)。
これを考えると、日本が正しいのに政治的に不起訴、などという選択だけは、あってはならないことと思います。
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