新しい犯罪

　こんなの当たり前かなあと。

【東京】「共謀罪」人権・環境団体も対象、法相認める　参院審議入り
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017053090070523.html

　当然ながら、東京新聞が最も主張したい部分はここである。

政府はこれまで「組織的犯罪集団と関わりがない一般人は捜査の対象にならない」と繰り返してきたが、組織的犯罪集団かどうか分からなくても捜査する場合があることを認めた。

　政府の主張は当然だろう。フロント企業が人権団体や環境団体のヤクザなんてゴマンといるからだ。
　わかっていた事ではあるが、政権与党に明言されるか否かは実に大きい。ぜんぜん違う。

　でも、はっきり言って「共謀罪が適用されて逮捕される沖縄の活動家」なんてのは、現代では世にも稀であろう。なぜって、連中はすでに逮捕者も出してるけれども、テロのような組織的かつ大規模犯罪をするつもりは、今のところないからだ。

　勿論、こいつらの行き着く先ってのは岡本公三のようなテロリストなんだけど。

【変態】テルアビブ事件４５年
岡本公三「最後のインタビュー」で語った亡命生活と望郷の念
https://mainichi.jp/articles/20170530/mog/00m/040/008000c

４５年前に起こした事件を、今どう考えているのかと尋ねた。「けがをさせた人を含め、犠牲者には哀悼の気持ちを持っている」。その一方で「事件はそもそも『テロ』ではなく、ＰＦＬＰと共同で起こした『武装闘争』でした。武装闘争は最高のプロパガンダになります」と語った。「３人でやり抜いた世界性を持つ闘争でした。日本赤軍は若者の組織でしたが、日本で初めて軍事革命をやりぬく決意を持っていました」

　でも、基本的に嫌がらせの域を出ない。連中が今の規模なら何をしようが、おそらく共謀罪適用での逮捕ではなかろう。

　それでも。このように国会で政権与党に可能性を語られるだけで、それは強烈な抑止力と化すので、その意義は大きい。
　元々、「いつも安全な場所でアジってただけの人も逮捕されうるという事実」を恐れて、東京新聞をはじめとする売国奴のアジテータ共ってのはギャーギャー騒いでいたわけだし、さらに言えば、今回法相が発言した通り、まっとうそうなフロント企業の社員であっても逮捕する可能性もある…なんて事が言われてしまえば、悪い連中が隠れ蓑を失う。

　これ、一般人にはまったくデメリットはないよ？本当に。

　美しき「人権」とか「環境」とかの言葉が穢され続けていた昨今、ようやく汚名返上が叶うかもしれないよ。

　こうなってくると、沖縄の基地反対運動とかで逮捕者を出しているようなバカ共は、間違いなく闘争活動に支障をきたすわけで、連中のやってる事は俺からすれば確実に犯罪なんだけど。それができなくなる事を「言論の自由を不当に制限する」なんて言うわけだよ。

　違うってんだよ。むしろこれまでが、なんでアレが犯罪ではなかったかという話だろ。


　あれが今後、正式に日本では犯罪と認識される日が、とうとうやってきたのかぁ！


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