タイトルがアレだが、今回のエントリはれっきとした「あるウソつきのブログ」エントリである。
「正解するカド」というアニメ、第3話を視聴した。今回のタイトルは「ワム」。
すっげぇ面白い。この衝撃は「電脳コイル」以来。
全アニメエアチェックしている嫁が、1話目を観て「これは観ておけ」と太鼓判を捺したシロモノで、俺も、日本の政治・政治家・自衛隊を極端に卑下したりしない、フラットで丁寧な造りの第1話に好感を得て視聴し始めたんだけど。
内容は、一人の高次元人が3次元空間である日本にやってきて、その高次元人が3次元化する際に巻き込まれた有名ネゴシエーターである主人公が、その高次元人と協力して、日本政府と交渉を進める…というもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a4/f32ac3a9b65d07a7ef94b9c9bd4ba9c8.jpg)
▲主人公の有名ネゴシエーター、真道幸路朗
現在のところ、まったく先が読めない。モーニングツーの原作アリのようだが、嫁さんに
「あきよしさんは面白かったらすぐに原作を買っちゃうんだから!せめて今期最後まで観きってからにしてくれる?」
と釘をさされてしまったので、アニメを楽しもうと思っている。
この高次元人、出現場所に日本を選択した理由を以下のように説明をする。
「あなた方は満腹で、ここに食べきれないほどパンがある。そこに飢えた人がいたら、あなたならどうしますか?」
対して政府交渉担当者は、「飢えた人に分け与える。そうすべきだ」と解答するのだけど。これがまさに、この高次元人が日本を選択した理由なのだそうだ。
で、その直後、「ワム」という、無限に電力を抽出できる小さな「モノ」を大量に、日本政府に提供すると、この高次元人は発言する。第3話はここで終わりで、次回予告では、日本が「ワム」を寡占してしまっている現状に国連が憂いているという話になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f3/87c82b4df0d22e35c84d6d436b9e52dc.jpg)
この後、予想される展開としては、大きなところで言えば中東やロシアなんかのエネルギー資源大国の衰退と、小さなところで見れば、ENEOSとか昭和シェル石油とかのエネルギー企業の倒産、電気自動車産業とかの急速な発展…。さらにマクロ的な視点で見れば、「極端にワムに依存する社会の進行」…であろう。安全保障上、とても一言では言い表せない展開が想像できる。
お気づきの方は既に気がついたと思うが、この話の根底には、日本人の精神的優位性がある。真っ先に思い出したのが、以前拙ブログでも紹介紹介した、「ゲート」である。
【拙】保守の普遍化
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/e84d648e5b61b2f17f75e3f206d9bb17
とうとう、本当に面白いというレベルで、リアル志向の保守アニメ、保守漫画が登場しつつある。
ファンタジーとリアルの融合か…。俺が前に、難しいかなと思っていた事が、思ったよりも早く進行・現実化しているような気がするのであった。
ちなみに。上記拙エントリでも紹介している通り、当時は「異世界モノ」が静かなブームであったけど、現在はれっきとした異世界モノブームである。真っ盛りと言っても過言ではない。
で、異世界モノの基本は、超文明人である日本人が、中世的異世界へと転送され、チート能力や先端技術知識でもって無双する話になるんだけど。
「正解するカド」はその逆である。つまり、超文明の高次元人が、異世界である日本に突如訪れる話。これも、異世界モノの亜種だ。
幼女戦記とかに代表される、トリッキーな例外的異世界モノは、異世界モノジャンルの成熟と共に増加するとは思っていたが…。完全に想定外な異世界モノ亜種であった。「正解するカド」は。すごい。すばらしい。
ところで、アニメタイトルでもある「カド」ってのは、高次元人の所有物で、高次元空間と3次元空間を繋ぐもの…なのだそうだけど。つまりは「門(カド)」なんだろうね。
高次元人は、地球人の進化を促すためにやってきて、彼曰く「是非地球人に正解を選んでほしい」との事なんだけど。なんと険しい「正解への道」なんだろう。
今後、このアニメからちょっと目が離せない。
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif)
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
正解するカド 第1話 ヤハクィザシュニナ![](//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=jpakiyo-22&l=am2&o=9&a=B06Y1B6DFJ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/26/6229dc039d8ce449c81ec46494e650e4.jpg)
「正解するカド」というアニメ、第3話を視聴した。今回のタイトルは「ワム」。
すっげぇ面白い。この衝撃は「電脳コイル」以来。
全アニメエアチェックしている嫁が、1話目を観て「これは観ておけ」と太鼓判を捺したシロモノで、俺も、日本の政治・政治家・自衛隊を極端に卑下したりしない、フラットで丁寧な造りの第1話に好感を得て視聴し始めたんだけど。
内容は、一人の高次元人が3次元空間である日本にやってきて、その高次元人が3次元化する際に巻き込まれた有名ネゴシエーターである主人公が、その高次元人と協力して、日本政府と交渉を進める…というもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/a4/f32ac3a9b65d07a7ef94b9c9bd4ba9c8.jpg)
▲主人公の有名ネゴシエーター、真道幸路朗
現在のところ、まったく先が読めない。モーニングツーの原作アリのようだが、嫁さんに
「あきよしさんは面白かったらすぐに原作を買っちゃうんだから!せめて今期最後まで観きってからにしてくれる?」
と釘をさされてしまったので、アニメを楽しもうと思っている。
この高次元人、出現場所に日本を選択した理由を以下のように説明をする。
「あなた方は満腹で、ここに食べきれないほどパンがある。そこに飢えた人がいたら、あなたならどうしますか?」
対して政府交渉担当者は、「飢えた人に分け与える。そうすべきだ」と解答するのだけど。これがまさに、この高次元人が日本を選択した理由なのだそうだ。
で、その直後、「ワム」という、無限に電力を抽出できる小さな「モノ」を大量に、日本政府に提供すると、この高次元人は発言する。第3話はここで終わりで、次回予告では、日本が「ワム」を寡占してしまっている現状に国連が憂いているという話になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f3/87c82b4df0d22e35c84d6d436b9e52dc.jpg)
この後、予想される展開としては、大きなところで言えば中東やロシアなんかのエネルギー資源大国の衰退と、小さなところで見れば、ENEOSとか昭和シェル石油とかのエネルギー企業の倒産、電気自動車産業とかの急速な発展…。さらにマクロ的な視点で見れば、「極端にワムに依存する社会の進行」…であろう。安全保障上、とても一言では言い表せない展開が想像できる。
お気づきの方は既に気がついたと思うが、この話の根底には、日本人の精神的優位性がある。真っ先に思い出したのが、以前拙ブログでも紹介紹介した、「ゲート」である。
【拙】保守の普遍化
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/e84d648e5b61b2f17f75e3f206d9bb17
俺は、どんなにリベラルがお花畑で鳩山由紀夫のように軽ーい頭の連中であったとしても、創作作品には、保守系のリアルは侵食できないと思ってたんだよね。面白い作品も、リベラル系に比べて、理想でないだけに産みにくいと思っていたんだけど。
最近、ほんと確実に数が増えているような気がするのだ。手塚治虫や宮駿級の人は、当然まだまだ現れていないけど。
最近、ほんと確実に数が増えているような気がするのだ。手塚治虫や宮駿級の人は、当然まだまだ現れていないけど。
とうとう、本当に面白いというレベルで、リアル志向の保守アニメ、保守漫画が登場しつつある。
ファンタジーとリアルの融合か…。俺が前に、難しいかなと思っていた事が、思ったよりも早く進行・現実化しているような気がするのであった。
ちなみに。上記拙エントリでも紹介している通り、当時は「異世界モノ」が静かなブームであったけど、現在はれっきとした異世界モノブームである。真っ盛りと言っても過言ではない。
で、異世界モノの基本は、超文明人である日本人が、中世的異世界へと転送され、チート能力や先端技術知識でもって無双する話になるんだけど。
「正解するカド」はその逆である。つまり、超文明の高次元人が、異世界である日本に突如訪れる話。これも、異世界モノの亜種だ。
幼女戦記とかに代表される、トリッキーな例外的異世界モノは、異世界モノジャンルの成熟と共に増加するとは思っていたが…。完全に想定外な異世界モノ亜種であった。「正解するカド」は。すごい。すばらしい。
ところで、アニメタイトルでもある「カド」ってのは、高次元人の所有物で、高次元空間と3次元空間を繋ぐもの…なのだそうだけど。つまりは「門(カド)」なんだろうね。
高次元人は、地球人の進化を促すためにやってきて、彼曰く「是非地球人に正解を選んでほしい」との事なんだけど。なんと険しい「正解への道」なんだろう。
今後、このアニメからちょっと目が離せない。
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif)
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
正解するカド 第1話 ヤハクィザシュニナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/26/6229dc039d8ce449c81ec46494e650e4.jpg)
すごーい!
あきよしさんがよき任天堂ライフを送っていらっしゃいますように。
今回のゼルダは本当に名作です。まさに妊活。
この作品はもちろんフィクションですが
いろいろ想像力を描き立てられますよね。
カドの世界にならって我々の宇宙では
過去の歴史で甘い言葉の誘惑は大抵破滅への切符でした。
アメリカ大陸で白人がインディアンに対して行ったこととか
思い切り彷彿とさせます。
個人的な意見としては、やはり申し出(無限電力)は
受けるべきでは無いと思いますが
ヤハクイが日本がダメなら他の国へ……となると
ヤバイなーとも思いますし
非常に難しいですね。
ひょっとしたら国民投票とか行われたりするのかな。
確かに、いろいろ想像はできますが、それがちゃんと話にリアルに反映されそうなのが、実にいいです。
終わってからまとめて見ようかと思っていましたが、あまりにも「オススメ」な記事だったので、現在放送分まで見てしまいましたw
国連がワムを巡ってかなり紛糾してますね。
日本が孤立して世界大戦勃発か?という「あの頃」の様相を呈してきましたよ。
昔、所ジョージの番組でやっていた「みんなの願い」という話を思い出してしまいました。
しかし、持って来た張本人が国連に渡したくないっていうんだから、どうするん?って感じですけど。
いつの世も、真面目に真摯に取り組んでいる方が割りを食う世界なんですね。
とか思っちゃいました。
個人的には、今後の展開及びオチをどうするか、だと思っています。特に風呂敷のたたみ方は重要ですね。