あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

今後の日韓の付き合い方

2018年10月22日 22時47分18秒 | 政治(安倍政権)
【中央日報】日本「徴用裁判、国際司法裁判所に提出する文書検討」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000008-cnippou-kr

 という記事を読んだ。

読売新聞は「外務省は仲裁委や国際司法裁判所(ICJ)を念頭に、既に提出文書の作成に着手しており、担当職員の増員も検討している」

 と、この記事にはあるんだけど、読売の元記事が見当たらない。
 一応、韓国ソースなんだけど、他にもこの、読売ネタを流している記事はあるし、まず本当の記事だとは思うのだけど…。
 この中央日報にしかない、以下の一文が気になる。

同紙は、(略)「韓国政府が不当な判決に同調した場合、政府間協議の停止など強硬な対抗措置も検討している。駐韓大使を一時帰国させる案も浮上している」と伝えた。

 駐韓大使の一時帰国はともかく、政府間協議の停止はこれまでにない一手であろう。日本政府の対抗措置は本当だろうか。
 結構、日本政府も本気の動きだと思われる。これは面白くなってきた。しかも、この件はもうすぐ決着がつくのである。

【産経】徴用工訴訟、30日に判決 韓国最高裁
https://www.sankei.com/world/news/181019/wor1810190021-n2.html

今回の再上告審では「個人の請求権」について韓国の司法が最終的に認めるかどうかが焦点となる。請求権を認める確定判決が出た場合、今後の日韓関係に悪影響が及ぶのは不可避となる。

 実は、この件についてはウチでも5年も前にエントリしてたりする。
 その時はまだ遥か先だった結論が、今、目の前にある。約1週間後だ。

 当時と同じ主張をするが、この件はすごい面白い。何がって、ガチの、初のICJ提訴の可能性が超高いからだ。
 竹島問題などで、日本がICJ提訴をよく韓国にチラつかせているが、日本は本当に提訴に踏み切った事はない。チラつかせるだけで、優しくたしなめるだけだった。
 よく「ICJ提訴は韓国が拒否すればいいだけで無駄だ」ってのは聞くじゃない。これは確かにその通りなんだけど。ICJ提訴を拒否する為には、韓国にはその理由を説明する義務が生じるのである。

 竹島だって、ICJ提訴すれば韓国が拒否するのは確実だったんだけど、日本が提訴に踏み切らないのは、同盟国の同盟国であるという点で、遠慮…というか、米国への配慮があったのだ。

 基本的にこれまで、韓国は同盟国である米国に甘やかされてきたのだ。
 ところが今回、竹島とは事情が異なるわけで、こんなもんで米国が甘やかしてくれるわけがない。

 しかも、前述で紹介した産経記事を見れば明らかな通り、韓国司法はかなりの確率で、同国では法律より上位にあるとされる国民情緒法(世論)に敗れ、日本はICJ提訴をする他、選択肢はなくなってしまう。もはややらざるを得ない。

 ここに、政府間協議停止やら、駐韓大使の帰国やらがかぶさるわけだ。

 日韓関係は、安倍政権以後というより、民主党政権崩壊後から悪化の一途であるが、はっきり言って今回の件は日本のマスコミと言えどもアリバイ報道にはできないと思われる。ターニングポイントである可能性は高い。

 ま、尤も徴用工裁判で、三菱重工や新日鉄が最高裁で勝利すれば、この話はなかった事になるんだけどな。
 結論までに、提訴した高齢な徴用工達が死ぬ事だって、韓国政府は期待してたかもしれんけど、やっぱ信念持ってると人間、長生きだ。

 朴槿恵の時は、あまりの大事に、大統領権限で結論は先送りにされたとか、噂になったりしたが、文在寅は…さて。どうかな?

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