あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

中国という嘘でできた国から、杉原千畝を救出する

2015年12月05日 21時38分55秒 | 特定亜細亜
 昨日の朝刊で、おや?と思った記事。

【産経】“日本のシンドラー”が“中国のシンドラー”に…「日本軍はユダヤ難民にも残虐行為を行った」とでっち上げ
http://www.sankei.com/column/news/151204/clm1512040005-n1.html

 「でっちあげ」が何にかかっているかによるのだけど。
 中国が大日本帝国陸軍人を悪鬼羅刹の如く扱うのはいつもの事であり、今更でっちあげもクソもなかろうと思うので、どうしても、

 「日本のシンドラー」を「中国のシンドラー」にでっちあげているという意味に捉えられるような気がする。

 複雑な事情があるので、一概には言えないのだけど。
 これ、でっちあげってわけではないよね?

日本の元駐リトアニア領事代理、杉原千畝氏についての展示がほとんど抹消されていたからだ。

 この記事書き方だと、杉原千畝のコーナーが著しく縮小されていただけで、紹介は多分まだしているよね。もう紹介されていないのなら「完全に抹消されていたからだ」って書くと思う。

 そして、ナチスの魔の手から逃れるには、ヨーロッパから脱出するしかなくなったとされるユダヤ人難民達を、杉原千畝紙と同じ手段で救った人は、何も日本人だけではないのである。ここで紹介されている何鳳山氏は、少なくとも記録上、2000人の「命のビザ」を発給したとされているし、ここに紹介されていない満州国の王替夫氏は、12000人の「命のビザ」を発給したとされている。別にアジア人だけではない。白人だって同じことをした人は存在している。

 杉原千畝氏は、ナチス・ドイツと同盟関係にある日本人であるにもかかわらず、自分の社会的地位を投げうってまで成し遂げたという点において、道義的価値はあるのかもしれないが。

 よって、中国人にとって、自国人を持ち上げ、他国人の英雄をすみっこに追いやるぐらい別にどってことないように思うのだ。

 それより、俺は今回の話も、すごく中国を不憫に思ってしまったよ。
 上記の話を見れば判る通り、本当の「シンドラー」は、杉原千畝氏の倍の実績を誇る王替夫氏であろう。ただし、彼は中国・台湾共に、歴史上存在しなかったとしている「満州国」出身なのだ。故に注目させまいとしているように思える。
 そして、もう一人の何鳳山氏。彼は中華民国出身者で、戦後中国共産党に追われ、中国から台湾に出国している。
 ただし、中国や台湾にとって、お互い1つの国であるという認識なので、「台湾の英雄は中国の英雄も同然」というロジックは成り立つのだけどね。

 結局、中国共産党はなーんにもないんだよ。

 先日の平和賞以外では初の中国人ノーベル賞の時も思ったが、あれは中国共産党の力ではない。その人個人が頑張ったからなのである。彼女が最も活躍した頃ってのは、文化大革命の真っ最中なのだから。

 つーか、中国共産党は邪魔しかしていない。

 中国という国は偉大だが、今の中国は共産党に乗っ取られた別の国だ。
 他人のフンドシて胸を張る、今の中国人が本当に哀れだ。むしろ、俺は杉原千畝のコーナーが、上海で縮小された事に、怒りよりむしろ多少喜びを感じる。

 だって、真実はあの国にふさわしくはないのだから。

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杉原千畝 (コミック版世界の伝記)



1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-12-06 16:34:42
説得力ありますね。同意しました
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