あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

俺別にネットでのお付き合いしんどくないけどな

2012年02月05日 23時00分34秒 | 日常ネタ
【ニュー速クオリティ】【話題】 「ソーシャル疲れ」・・・ツイッターやフェイスブックで、ストレスをため込んでいる人急増
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51859058.html


 まあ2ちゃんのスレから抽出した情報なんで、2ちゃん寄りなのは仕方がないのだが…。このエントリの元記事をどう捉える?

 3行に要約すると、

・SNSは流行ったけど今は完全な中だるみ状態
・結局SNSのウリである「コミュニケーションの手助け」は発揮できていない


 …ってあまりに内容が薄くて2行にしかならなかったわ。
 んで、

「結局2ちゃんに戻って来ました」

 が、『行間』という意味合いにて、要約の3行目に入るらしい。

 出元の記事は、日刊ゲンダイだ。

 うーん。なんかちょっと、俺は頷けないなぁ。
 日刊ゲンダイが、ツイッターやらフェイスブックを苦々しく思ってネガキャンしているだけなんじゃないかな。
 ちなみに、ツイッターやらフェイスブックのようなSNSは、別に日本ではミクシィが最初ではない。インターネットが普及する前から、パソコン通信という形で存在していた。
 まあ、利用者が今のツイッターやらミクシィと違って少なかったので、どちらかと言えば、同好の士がネットワーク経由で集い、盛んに情報交換ができる魅力的な「場」という事で、ネット→リアルの順番だったんだけどな。人脈形成が。
 SNSはリアルがあってネットで補強されるので、逆なんだけど。(パソコン通信はネットで知り合った人がメインでリアルが充実していく)

 パソコン通信は、インターネットの普及により一時急速に縮小していっていた。
 故に、インターネット上にパソコン通信の「場」のようなモノに対する需要が急増していた。それに上手く乗っかったのが「ミクシィ」であり、あのヒットは時代の趨勢であったと俺は思う。

 事実、ミクシィの存在を知って、俺はパソ通時代の友人をミクシィへと誘うと、凍結していたパソ通でのシナプスが急速に復旧しだした。呼び水をそっと一部に注いだだけで、急速かつ自動的に、パソ通時代のネットワークが回復したのだ。

 要するに、今で言うSNSは、いつの時代にも存在し、そしていつの時代でも必要な人にとっては必要なツールなのである。今、呼び名がSNSというだけに過ぎない。
 ただ、日本では昔から、「完全なる匿名ではない、『暗黙の匿名』」を是とする空間が必須であるように思う。そういう意味で、フェイスブックよりミクシィやツイッターなのではないだろうか。

 2ちゃんの住民は、そんなSNSの住人たちとはかけ離れた、別種の人々のように俺は思う。むしろ2ちゃん住民の方が新顔であり異質で、きっとSNSの住人は普通の人々なのである。

 そのSNSの中で、古参がパソ通出身者であり、新参がスマフォ世代なのではないだろうか。
 2ちゃんでカキコしてる連中は、ディープユーザーが多数存在している為、パソ通出身者と通ずるところがあり、リテラシーが低いSNS新参メンバーを、既存の古参SNSメンバーと別個に捉えてしまい、

「SNS一生懸命やってる連中はアホじゃねーの」

と考えているような気がする。
 要するに、「結局2ちゃんが一番じゃねーの?」と思っている連中は、自分達が異質な存在である事に気がついていないのではないかと思う。少なくとも、気がついていない人は、少なからずいる。

 そして、パソ通みたいにネットの人脈からリアルに派生していくカタチでなく、リアルの人脈からネットに派生していくカタチであるが故に、しがらみをネットに持ち込む事になってしまい、ぶっちゃけ話が楽しい居酒屋イメージのネットワーク世界に建前を持ち込む事になってしんどいのである。

 今、SNSに疲れたとか言ってる連中は、なんか多分、使い方を間違っていると思う。しがらみ持ち込んだらあかんやろ。一回リセットすべきだ。
 …ま、でも無理なんだろうなぁ。しがらみをいっぺん持ち込んじゃうとな。

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