JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

福島県遠征 午前の部 1

2016-09-25 22:50:04 | 移動運用
9月24日

XW-2F CW:いわき市 2局・双葉郡川内村 3局
XW-2C CW:川内村 4局・いわき市 4局
 当初は6時台から運用開始するつもりでしたが、深夜未明にも精力的にサービスされるエネルギッシュなBBOさんに刺激され、自分も早めに始動したくなってしまいました。前夜もそうでしたが、予定になかったので時刻表はこちらに来てから確認。4時過ぎにいわき市と川内村の境界付近に到着(写真上左)。暗くて東側のロケがはっきり確認できませんが、うっすら見える山の輪郭から判断するとMEL10度くらいではぎりぎり打ち上がるかどうかといったところ。まず4:40からのXW-2F。こちらの方が少し低いですが、被らない時間にダメ元でトライ。しかし予想に反してうまい具合に打ち上がり、2Cに出るまでもなくあっさりいわき市と川内村をクリアしてしまいました。思いの外好調だったのでMEL頃まで引っ張ってから2CにQSY。こちらの方が幾分条件は良いですが、流石に終盤は早めの山LOSでした。

双葉郡川内村(07015F):3.5MHz CW 1局
 再度Uターンして川内村で車を止めました(写真上中)。若干時間があるのでHFでも軽く足跡残しと思って準備していると、鳥取市某局から川内村3.5MHzのリクエストが入りました。XWの前にBBO/7さんをコールする信号は強力に入感していたので大丈夫でしょう。数回目のアタリで無事クリア。電話が掛かってきましたが、RYEさんの移動でwkdしたと思うけど、自信が無いので保険を掛けたとのこと。ようやく5時を回りましたが、まだこの時間は夜明け前。鳥取市以外は入感なし。

双葉郡大熊町(07015A) LA-45 坂下ダム:3.5MHz CW 1局
 ようやく夜が明けました。次の土俵の大熊町と富岡町の境界付近に到着。ちょっと時間があったので、近くの坂下ダムに行って湖沼サービス(写真上右)。ここでは3.5MHzで横浜市と交信できました。7MHzはまだ早過ぎるのか、DXからのCQが被ってきました。ちょっと動いて続けてみましたが、国内はまだのようです。

双葉郡富岡町(07015B):3.5MHz CW 2局
 土俵に戻り、富岡町で引き続きHF運用。3.5MHzでは名古屋市もオープン。6時近くになっても7MHzは依然として国内はスキップしています。

XW-2F CW:富岡町 7局・大熊町 1局
XW-2C CW:大熊町 3局・富岡町 5局
 幸いこの辺りは帰還困難区域からは外れていますが、いよいよ難所に差し掛かってきます。6時台のXWシリーズで富岡町と大熊町のダブルに挑戦(写真下左)。2Fが49度、2Cが44度と格好のパスで、ロケ的にも全く問題なし。まず6:13からの2F。このパスは良好でした。富岡町では出だしから好調。名誉横綱を取りこぼしたところで大熊町へ。早速津山市からコールがありましたが、途切れたところで既にAOSとなっている2CにQSY。すぐにループが取れましたが、こちらも津山市をはじめ3局で頭打ちになってしまいしばらく空振り。車をバックさせて富岡町へ。こちらも3局交信後はしばらく空振り。諦めずにLOS間際まで粘って2局上積みできました。富岡町、大熊町も無事クリアできました。

XW-2A CW:双葉郡双葉町 12局~双葉郡浪江町 7局
 4時台から始動したことで当初の計画よりかなり先に進むことができました。RYEさんの運用場所も参考にして、双葉町、浪江町のダブルの土俵も調べておきましたが、6:46からのXW-2Aには間に合いそうにありません。72度という天頂パスということもあり、ここは一発勝負、R6ノンストップモービルで挑むことにしました。先ほどの土俵から帰還困難区域を迂回するように一旦富岡町を南下しながら、土俵となるR6に 向かいます。今年4月に7MHz/10MHzでモービル運用した時は南相馬市から南下しましたが、今回は逆方向で富岡町から北上します。帰還困難区域内では特別の事情を除き駐停車禁止なので、流れに乗って進むしかなくなります。少し手前で路肩に停車し、タイミングを見計らって発車。双葉町まで300mに迫ったあたりでループも取れました(写真下中)。良好なパスで各局からのコールが続きます。前回走った時同様、信号は黄色の点滅。脇道はゲートで封鎖され、白黒の車が止まっている所もありました。5分ほどで双葉町を抜けて浪江町へ。数局取りこぼしもありましたが、終盤までよく伸びました。しばらく進むとようやく信号待ち。どうやら帰還困難区域を抜け出たようです(写真下右)。どんぴしゃのタイミングで双葉町に入ったこともあり大漁となりました。20交信には僅かに及びませんでしたが、モービル運用としての1パス最多交信数を更新。事前に綿密なシミュレーションをして臨んだ訳ではではなく適当でした。こんなに会心のモービル運用ができるとは思っていませんでした。FT-817で移動運用を始めてから間もなく10年を迎えますが、自分にも移動マンとしての勘のようなものが備わってきたのでしょうか。まあ、偶然うまくいったということなんでしょうけど。最大の難所と思われた双葉町、浪江町もあっさりクリア。ここまでは順調でしたが、、。
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