JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

電気通信術の国家試験

2009-09-07 17:27:48 | アマチュア無線
 ちょうど20年前の今頃、第1級無線通信士(現・第1級総合無線通信士)の電気通信術の国家試験を受けていました。
 その年の1月期の試験で数年がかりで取り組んでいた第1級無線技術士(現・第1級陸上無線技術士)に合格しました。これによる工学系の科目免除で通信士の方にもチャレンジし、まず3月期で英語、国内法規、国際法規、地理が科目合格となり、最後に電気通信術を残すのみとなっていました。
 送信の試験では既にエレキー使用可となっていたので、自作のキーヤーにハイモンドMK-701といういうシングルレバーのパドルを持ち込むことにしました。元々ダブルレバーのMK-706を愛用していましたが、送信ミスを極力減らす狙いで、敢えてスクイーズ操作ができないようにシングルレバーで練習することにしました。この時購入したMK-701は今でも自宅のメインキーとして愛用しています。
 さて試験ですが、モールスは欧文と和文、普通文と暗語で5分間の送受信。試験官と向き合ったあの緊張感は忘れられません。数か所のミスはあったと思いますがどうにか合格しました。滑り止めに翌日受けた第2級無線通信士の電気通信術も科目合格、電気通信術の試験を受けたのはそれが最後になりました。
 その後無線技術士の方は仕事でも役立たせることができましたが、通信士としては実際にプロの業務に従事したことはありません。試験が終わったら練習も止めてしまいました。アマチュア無線も一時期ブランクがあり、復帰直後は和文も怪しくなっていました。最近は599 BKがほとんどで平文のラグチューなどは何年もやっていませんし、電文を見ながらでも今では5分間ミスなしで送信できるとは到底思えません。つまり20年前が私の電気通信術の技能のピークでした。hi
 もっともCW運用のテクニックは電気通信術とは別物です。実際の交信、コンテストや移動運用、また最近機会が少ないですが和文のラグチュー等を通して得た物が大きいと思います。まだまだマスターしたとは思えませんし、自己訓練には終わりがありません。修行は続きます。hi
コメント (4)
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本日ダイレクトで届いたカード

2009-09-07 16:48:12 | DX
 本日ダイレクトでQSLカードが2通届きました。
 Cocos(Keeling) Is.のVK9AAは10MHzでのQSO。これでDXCC(CW)はcfm107となりました。CambodiaのXU7MDYはこれで4バンド目(10・14・18・21MHz)です。
 どちらも送ってから僅か10日での到着でした。別に急いでいるわけではありませんが、迅速な発行に感謝します。
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