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自作や移動運用関連のログです。

PWM制御VFOの実験 その2

2010-07-19 | Tanukino
その2です。

VFDはジャンク基板から外した、5桁VFDを使用しました。
フィラメントは5V弱、アノードとグリッド電圧はスタティック点灯では12Vで十分な明るさでしたが、ダイナミック点灯では予想通り暗いので、DCDCコンバーターで21Vにしました。
DCDCコンバーターはいつものNJM2360ADです。
周波数カウンタはArduinoの周波数カウンタライブラリを使用しました。
2SC1815で増幅した後、74HC14で波形を補正して、74HC390で1/2しました。
周波数カウンタライブラリは上限が8MHzなのですが、今回は7MHzと上限に近いことと、周波数カウンタとして、もう少し上限を伸ばしたいので、74HC390をプリスケーラとして追加しました。
VFOの周波数によって、1/5や1/10に設定する予定です。
今回は2分周しています。
PWMと周波数カウンタライブラリは競合するので、PWM部分はDCDCコンバーターと一緒に別基板にしました。
ロータリーエンコーダーは、秋月のロータリーエンコーダーのクリックを外して使いました。

周波数カウンタ基板です。
VFDドライバはNPN+PNPで合計24個のトランジスタを載せました。


ジャンク基板から外したVTR用VFDをつないでテストしているところです。
VFDの足が2mm間隔だったので基板には載せずに、ケーブル接続にしました。


PWM+DCDCコンバーター基板です。
AVRはATMega8にしました。
PWM用にレギュレータを専用にしてVCOへの電圧を安定させています。


VCOにつないでテスト中です。
周波数範囲は、6933~7249KHzと少し広めにしてみました。
PWM1ステップ当たりの周波数は、周波数によって少し違いますが1KHz強なので、スプレッド用のVRを追加して、中間をカバーすることにしました。
周波数カウンタのゲートタイムは10msにしましたが、ダイナミック点灯の間に埋め込んだので、表示がチラつきます。
そこで、更新を500msおきにしてチラつきを軽減しました。
周波数カウンタのプログラムは表示時間も含めてゲートタイムに組み入れるのが一般的な作りですが、今回は安直にライブラリを使ったので、適当なところで妥協しました。
周波数カウンタは単独のArduinoに載せて、測定結果をシリアル通信で表示側に送るのが本来の使い方のようですね。

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