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FT-817 ディスプレイの製作 その1

2018-01-30 | Tanukino
ベランダの八木アンテナを手で回していますが、室内にある無線機のSメーターが読めないので、正確な微調整ができませんでした。
そこでCATシステムを使用してFT-817の情報を表示しようと思います。
先ずは、CATで無線機に接続して周波数、モードとSメーターの値を表示するテストをしました。

最初にFT-817やFT-857用のArduinoライブラリを試してみましたが、コンパイルエラーや使用方法の情報が少なく断念しました。
ライブラリではありませんが、IZ0MJE Stefano Sinagraさん作のFT-817の情報をLCDに表示するプログラムを見つけたので、これを参考にして周波数、モードとSメーターの値を表示してみました。

また、他の例ではSWRの値や、PTTの制御もできるようなので、アンテナ直下でチューニングする場合や、アンテナチューナーを作る際に利用できそうです。

テストはTanukino2で行いました。


とりあえずシリアルへ出力してみました。
CATとの接続はソフトシリアルを使用しているので、独立して表示が可能です。
オリジナルでは NewSoftSerial.h を使用していますが、SoftwareSerial.h に変更しました。
これに伴い mySerial.print(catCmd[i], BYTE); を mySerial.write(catCmd[i]); に変更する必要があります。


SGと接続してS=3の信号を受信しています。


Sメーターの値はS0-S9までは0-9で10が+10dB、11が+20dB、で15が+60dBなのですが、至近距離での送信でそれ以上の信号を受信した場合S0と表示されるようですが、今のところ条件や原因は不明です。
フルスケールの場合は八木アンテナを回す必要はないので、とりあえず今回の目的では問題ありません。

udpによる情報伝達の確認もできていますので、この後は無線機から取得した周波数とSメーターの値をWiFiで飛ばして、ベランダで表示できるようにする予定です。

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