久々の更新になりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
無線機の自作にはFCZコイルが欠かせませんが、残念ながら製造中止となってしまいました。
FCZコイルの代わりはジャンルのコイルボビンを巻きなおすのが定番ですが、ジャンクに頼らずに何とかならないものかと、検討してみました。
インダクタンスが小さい場合やゲルマラジオなどでスペースに余裕がある場合は空芯コイルでもいいのですが、サイズ的にFCZコイルの代わりにはなりません。
そこで、コイルの巻き枠として木を試してみましたが、それなりに使えそうなので、作り方を紹介します。
用意するものは100円ショップで売っているMDFという板です。
100mmx100mmx6mmが6枚入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9c/c8d2810e66178fb5565d5e2cf1d15e76.jpg)
この板を11mm角に切断します。
板の切断には、プロクソン ミニサーキュラソウテーブルを使いました。
基板用のカッターが別売されているので、買っておくと基板の切断もできて便利です。
1枚の板から64個取れました。単価は28銭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f0/d19accd2cd03df3eadec09c7f299f95c.jpg)
コイルには足が必要ですが、錫メッキ線などでは強度が足りません。
半田付けができて、釘のように先端が尖っていて、適当な太さで、強度があって、安いもので探したところ、100円ショップで虫ピンをみつけました。
約500本入っているので、単価は20銭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/27/7c4330dc3f26b9ad6a1c7d49b71679b4.jpg)
この虫ピンを先ほど切った木片に刺すのですが、長さを統一するために、木片に深さ9mmの穴を開けてたツールを作って、ニッパーで切ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4c/33a0cccf274648b044d8ec33f32bff84.jpg)
飛び散らないように磁石の上で切ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/46/ec3ed4597721e0e5ef20864ba7613d7c.jpg)
板に釘を打つ要領でコイルの足を植えていくのですが、小さいので虫ピンを支えるツールを使います。
ツールは木片に虫ピンが通る穴を開けておきます。
穴の間隔は穴あき基板を使って、穴あき基板でも使えるようにしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/c184125a7fdff1b1c7108ebac67a0a00.jpg)
このツールと木片を重ねて、先ほど切った虫ピンをトンカチで打ち込みます。
4本植えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/69/cffcb423b37bdbdd07b240c578e5159f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d2/f81acd86f48559e5cd208973f282b69a.jpg)
小さなちゃぶ台が2つできたら、ボンドで貼り合わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/81/63a9d3f4f1765db4c4a0f310a9c34ad2.jpg)
テープを巻いたらコイルらしくなりました。
左側がコイルの端子で、通常はリンクコイルがあるので4本ですが、写真の例はリンクコイル無しのコイルです。
右側が基板に固定するための足で4本ありますが、20銭を節約して3本足でもいいでしょう。
穴あき基板での使用や、基板に接着するのであれば、足は不要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/74/be4958459022b34909f74ac64ef036eb.jpg)
次回はこの巻き枠にコイルを巻いてみます。
無線機の自作にはFCZコイルが欠かせませんが、残念ながら製造中止となってしまいました。
FCZコイルの代わりはジャンルのコイルボビンを巻きなおすのが定番ですが、ジャンクに頼らずに何とかならないものかと、検討してみました。
インダクタンスが小さい場合やゲルマラジオなどでスペースに余裕がある場合は空芯コイルでもいいのですが、サイズ的にFCZコイルの代わりにはなりません。
そこで、コイルの巻き枠として木を試してみましたが、それなりに使えそうなので、作り方を紹介します。
用意するものは100円ショップで売っているMDFという板です。
100mmx100mmx6mmが6枚入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9c/c8d2810e66178fb5565d5e2cf1d15e76.jpg)
この板を11mm角に切断します。
板の切断には、プロクソン ミニサーキュラソウテーブルを使いました。
基板用のカッターが別売されているので、買っておくと基板の切断もできて便利です。
1枚の板から64個取れました。単価は28銭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f0/d19accd2cd03df3eadec09c7f299f95c.jpg)
コイルには足が必要ですが、錫メッキ線などでは強度が足りません。
半田付けができて、釘のように先端が尖っていて、適当な太さで、強度があって、安いもので探したところ、100円ショップで虫ピンをみつけました。
約500本入っているので、単価は20銭です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/27/7c4330dc3f26b9ad6a1c7d49b71679b4.jpg)
この虫ピンを先ほど切った木片に刺すのですが、長さを統一するために、木片に深さ9mmの穴を開けてたツールを作って、ニッパーで切ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4c/33a0cccf274648b044d8ec33f32bff84.jpg)
飛び散らないように磁石の上で切ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/46/ec3ed4597721e0e5ef20864ba7613d7c.jpg)
板に釘を打つ要領でコイルの足を植えていくのですが、小さいので虫ピンを支えるツールを使います。
ツールは木片に虫ピンが通る穴を開けておきます。
穴の間隔は穴あき基板を使って、穴あき基板でも使えるようにしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/c184125a7fdff1b1c7108ebac67a0a00.jpg)
このツールと木片を重ねて、先ほど切った虫ピンをトンカチで打ち込みます。
4本植えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/69/cffcb423b37bdbdd07b240c578e5159f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d2/f81acd86f48559e5cd208973f282b69a.jpg)
小さなちゃぶ台が2つできたら、ボンドで貼り合わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/81/63a9d3f4f1765db4c4a0f310a9c34ad2.jpg)
テープを巻いたらコイルらしくなりました。
左側がコイルの端子で、通常はリンクコイルがあるので4本ですが、写真の例はリンクコイル無しのコイルです。
右側が基板に固定するための足で4本ありますが、20銭を節約して3本足でもいいでしょう。
穴あき基板での使用や、基板に接着するのであれば、足は不要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/74/be4958459022b34909f74ac64ef036eb.jpg)
次回はこの巻き枠にコイルを巻いてみます。
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