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自作や移動運用関連のログです。

ElekinoCanDo/Std(ATmega168P版ElekinoCanDo)の試作 その1

2015-10-23 | Tanukino
早速ATmega168P版のElekinoCanDoを試作してみました。

ElekinoCanDoと区別するために、とりあえずElekinoCanDo/Stdという名称にしておきます。
ちなみに今後のElekinoCanDoシリーズは、メモリー無し版、3メモリー版(ElekinoCanDo/Std)、5メモリー/ワード単位編集版(現行ElekinoCanDo)、シリアル接続版の展開を予定しています。

機能的にはオリジナルのママなので、ワード単位でのメモリー書き込みなどはできません。
コスト削減効果は50円ですが、在庫のATmega168Pの活用ができるのがメリットです。
メモリー数はいくつでもいいのですが、ElekinoCanDoとの差別化のため3メモリーにしようと思います。

回路図です。
コマンドモード表示用LEDはD03に割り当てました。
他は同じです。


ブレッドボードでテストしてみました。
SLEEP機能の確認もできましたが、デフォルトの10分は長過ぎるので、3分にしようと思います。


以下、変更した設定です。
この設定でArduino IDE 1.6.3でコンパイルすると16kBに収まるので、ATmega168P版を実現できます。

<keyer_settings.h>
#define memory_area_end 511
#define go_to_sleep_inactivity_time 3

<keyer_features_and_options.h>
#define FEATURE_COMMAND_BUTTONS
#define FEATURE_SLEEP
#define OPTION_PROG_MEM_TRIM_TRAILING_SPACES
#define OPTION_DIT_PADDLE_NO_SEND_ON_MEM_RPT

クロックはElekinoCanDoと同様4MHzで省エネ設計を踏襲しました。