JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ElekinoCanDo/Std(ATmega168P版ElekinoCanDo)の試作 その3

2015-10-26 | Tanukino
その3です。

ElekinoCanDo/StdをUSB充電器に押し込みました。

メモリー数が3個になった以外は同じです。


パドルをつないで動作確認をしてみましたが、コマンドSWとコマンドモード表示LEDは正常に動作しました。
メモリーを書き込もうとPを打ったところ、♪トトツーツートト、アレ、まさにトトツーツートトです。
サイドトーンの周波数を変更するFコマンドは正常に動作していますので、メモリー書き込みだけが動作しないようです。

色々調べてみたところ、原因は//#define FEATURE_MEMORIESでした。
最新バージョンではkeyer_features_and_options.hファイルの構成が変わっていたので、見落としていました。
FEATURE_MEMORIESを追加したところ、案の定ATmega168Pのサイズをかなりオーバーしてしまい、ElekinoCanDo/Stdの目論見は見事に外れてしまいました。
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スケッチが プログラムストレージ領域の 19,706バイト (120%) を使用しています。最大は 16,384バイト です。
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使わないコマンドを削ったとしても、3322バイトのダイエットはかなり厳しそうです。

ATmega328Pにするなら、改良版のElekinoCanDoの方にすれば良いので、ATmega168Pで行くならメモリー無しということになります。
メモリー無しなら、コマンドボタン無しにしたかったのですが、速度調整にコマンドボタンは必要なので、コマンドボタン+LEDの中途半端な構成になりそうです。
速度調整を半固定VRに変更してSW無しの方がスマートかもしれません。

ElekinoCanDo/Stdはスタンダードの意味だったのですが、メモリー無しではスタンダードとは言えそうにありません。
ElekinoCanDo/Stdは幻として封印して、ElekinoCanDo/Bsにしようと思います。

このケースは2つ穴を追加してElekinoCanDoに変身させる予定です。