アンテナの検討

５．９ｍのポールと１８０ｃｍの横棒２本で実現できるアンテナを色々調べてみました。
縦長は３ｍ以内です。

まずは昨日作った28MHzフォークヘンテナと有名な50MHzヘンテナです。
ほとんど同じ構造ですね。


次は50MHzのループアンテナで、ダイヤモンドループと変形デルタループです。
ループアンテナのインピーダンスは正方形では100Ωですが、菱形にすると下がって同軸ケーブルで直接給電できるようになります。
デルタループは通常正三角形をひっくり返して下から給電するのですが、このアンテナでは正三角形をつぶしてインピーダンスを下げています。
調整は全長で共振周波数を、横幅でインピーダンスを合わせます。
目玉クリップを３つ通した６ｍ＋アルファのワイヤーでどちらも共用できそうです。



変わったところでAWXアンテナです。
AWXアンテナは１／４λで作るとそれ以上の周波数でも使えるそうです。
この形では垂直偏波です。１４４／４３０でも使えそうなので好都合です。
HF帯では、１／８λでも使えるそうで、５ｍのエレメントで作れば7MHz以上で使えるとのことです。
ということはこのサイズで24MHz以上で使えることになります。本当かしら？


どのアンテナも１８０ｃｍの棒２本とバラン内蔵の給電部と目玉クリップで作ったポールへの接続器具が共通で使えるので、あとは適当なワイヤーを用意するだけでできます。