JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

100円ショップの材料で28MHzフォークヘンテナの製作

2009-06-13 | アンテナ
先週の28MHzSKYDOORアンテナは縦長が長すぎで5.9mのポールでは厳しいものがありました。
広い所へ出かけて調整するのも面倒なので、縦長が短いアンテナを捜したところ、JO1ACWさんの10mフォークヘンテナの製作例があったので、このアンテナにしてみました。

フォークヘンテナはヘンテナの上半分を削除したもので、縦長が1/4λ、横長が1/6λです。
ゲインはヘンテナより低く、ダイポール-αです。
水平偏ぱですが、垂直偏ぱ成分も出ています。
28MHzでは縦長が2.6mで手ごろな長さです。

アンテナの材料は100円ショップで入手したものを活用してみました。

エレメントは「銅製針金」で0.9mmx10mです。
目玉クリップの一番小さいサイズを付けてあります。
縦エレメントです。


給電エレメントです。


蓑虫クリップも100円ショップ製です。ワニ口クリップと表示されていますが。
世間ではワニ口か蓑虫かもめているらしい。
洗濯バサミみたいなやつが「ワニ口」で全体がカバー(蓑)で覆われているのが「蓑虫」だと思っていたが。


アンテナエレメントは銅線なので、下のエレメントと縦エレメントを支える棒が必要となります。
下の棒は金属でいいのですが、上の棒は絶縁体でないといけません。
園芸コーナーで「まがる支柱」90cmx3本をみつけました。


まがる支柱はグラスファイバー製です。


まがる支柱は90cmなので、横長1.7mにするには2本を接続する必要があります。
SKYDOORの時に使用した「のび~る支柱」の太いパイプの中にうまく入ったので、のび~る支柱で接続することにしました。
のび~る支柱です。


連結前です。上がのび~る支柱、下が曲がる支柱です。


連結後です。
どのパイプに入れるか分からなくなることがあるので、シルクテープで目印を付けました。


シルクテープです。8色入りです。



給電部です。ソーターバラン内蔵です。
100円ショップものはケースのPP版だけです。


いつもの場所でくみ上げて調整しました。
ポールとの接続はSKYDOORのをそのまま使用しました。
上下のエレメントがしなっていますが、「まがる支柱」と言うほど曲がらないので安心しました。


給電部のUPです。


SWRもいい感じに下がりました。
28.4 1.4
28.5 1.2
28.6 1.1
28.7 1.2
28.8 1.4

Eスポで8が開けていたので、撤収間際に3局ほど交信できました。
交信頂いた各局、ありがとうございました。