キンちゃんの「マイコレ」partⅤ

果樹栽培、自然観察、・・・そして時々人間観察等です。

四神の旗

2020-08-17 06:06:37 | 

「日本史上最大のフィクサー藤原不比等が遺した四人の子がもたらすのは繁栄か、破滅か。」

「武智麻呂、房前、宇合、麻呂。父・藤原不比等の遺志を継ぎ、四人の子らはこの国を掌中に収めることを誓う。だが政の中心には、生前の不比等が唯一恐れた男、長屋王が君臨していた。兄弟は長屋王から天皇の信頼を奪うために暗躍。それに気づいた長屋王は、兄弟の絆を裂くための策を打つ――。」

 

聖徳太子の頃にも感じますが、「大化の改新」前後の時代(飛鳥時代ー奈良時代)は役者も多く、何とも生臭い時代だったのではないかと思っていました。

そういう意味では、この本のおかげで、その権力闘争の一端を改めて認識できた気がします。

 藤原不比等 藤原鎌足の次男(659-720)

 四兄弟は737年の天然痘の流行により相次いで病死し、藤原四子政権は終焉を迎えた。

(昔の天然痘、今のコロナ・・。)

 

余談ながら、松山には軽之神社・比翼塚があって、更に昔の允恭(いんぎょう)天皇の時代(古墳時代)から権力闘争に敗れた流刑地に伊予も選ばれていたらしい。(古事記・日本書紀の世界)

(20/08/12撮影)

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