経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

予測力を付ける方法

2011年05月02日 | Weblog
当てずっぽうでもいいから、
当たり障りのないことを読むことで、
驚くほど情勢判断力はパワーアップする


脳のシクミ上、こ
の道、あの道、どちらを選ぶか、といったシナプスも、
この人と結婚するか、あの人とするかのシナプスも、
道路で1円落ちている。
拾うか、無視するかの判断シナプスも、
首をくくるか、くくるまいかのシプナスも、
かかる負荷の違いはあっても同じ回線、同じことである。

これ、一事が万事といってよい。

だから、反省は、あくまでおきたこと、あったことを
認めた上の「反省」でなくてはならない。


ましてや「このこと、なかったことに」
といったことはありえないし、万が一あったとしても
それは認めてはならないのである。



次に、それはどうしておきたのだろう、
という理由を明確にし、客観的に押さえた上で、
できれば複数の対応策を考える


そうした日常での何気ない些細なことを
繰り返すことで、脳の回線が作られる。

こうしたことでの脳の回線つくりこそ、
脳力開発、情勢判断力の狙う研鑽、
と私は考えている。

それを心の負担を避けるためにか、
あるいは逃避的に、ただ「反省」といったことでは
その反省は、言葉で終わり、
その判断違いは、まず繰り返されることになる。

確信犯的判断違いも少なくない。
その典型が、談合事件。
その繰り返しを見よ。

繰り返しつつ、
さらに、些細なミスすらも、
「ひとつ間違えば命取り」、
「ひとつ間違えば、俺の会社でも起きること」、
といったように重さを加え、「反省」をすることで、
将来(さき)に起こりえる命取りを救う確率が、
高くなっていくのである。

これが予測力、情勢判断力の真髄である。




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