経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

ラーメン店の執筆

2008年04月15日 | Weblog
久々にラーメン店の執筆をした。

 昭和62年に経営情報出版社から「ラーメン店経営のすべて」を出した。
私の事実上の処女出版である。
 専門書にはめずらしく、4版まで増刷。
さらに新装版まで出ている。

でもそうしたことはすべて出版社がなしたこと。
出したその後は、原稿料も含めて、無頓着であった。

 だが、この本のお陰で、26世帯しかないド田舎に住む私が、
全国区で仕事をするようになった1つの切っ掛けになった。
これは事実で、いわば恩人である。
その旧い恩人のことなどケロリと忘れていた。

それを、昨年9月だったか、ある中小企業向け雑誌社から、
「ラーメンの本を読んだ。ついてはラーメン店経営のことを」
と原稿依頼があった。

で、二つ返事で引き受けた。
本ではない。A-4で、5Pほどの原稿だ。
だがこの際と、本を数冊はかけるぐらいの資料を集め、
食べ歩きをし、勉強をした。

その過程で、昭和62年にだした「ラーメン店経営のすべて」が、
まだ売れていること。
そして「古本専門書売れ行きランキング9位」であることを知る。

それで、自分の手を離れたところで自分の本が健闘していることに、
驚き、私自身が励まされた。

第1稿はA-4で50枚ほど書いた。
これは、優に本一冊分を超えるボリュームである。
今回の注文はその10分の1である。
1ケ月ほどかけて削るに削り、濃縮に濃縮し5Pに纏めた。
 
 10日ほど前。
この会員制の雑誌が発刊され、私にも送られてきた。
そして先日、この雑誌社の編集長から次のようなメールを頂いた。
                  *
 ○○です。
先生、この度はすばらしい原稿、ありがとうございました。
私といっしょに働いている人(40代半ばの男性)も早速読んでくれまして、
「おもしろい」と言ってくれました。

また、私と同じ鹿児島生まれの女性(30代半ば)も、
「鹿児島の人がラーメン店について書けるの?」と喜んでくれています。

 お書きいただきましたシリーズはまだ始まったばかりですが、
私の職場でも読者にも好評ですので、できるだけ続けたいと思っています。

今後になりますが、先生にも相談さしていただけたらと願っています。

今後ともよろしくお願いします。
                *

「鹿児島」もまた、私を後押しして入れていることを知った。


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