大分・佐伯の竹津さんから、
「こちら、全然大丈夫」と、連絡があった。
ブレーンの高橋さんから、「台風、大丈夫ですか」
と、昨夜から何回ともなく、気遣いの電話が入っていた。
鹿児島・薩摩川内の空は、どんよりとはしているが、雨も風もない。
予定通り、予定の新幹線、予定の特急に乗る。
列車からの空は、心持ち明るくなった気配。
都城を過ぎて、雨が強く降り出した。
車内放送が、「激しい雨のため減速運転をします」と流れる。
ほぼ同時に、ノロノロ運転。
それも長くは続かなかった。
田野駅近くで、止まる。
最初は、「ここで待機。様子をみる」
といっていた車掌の動きが慌ただしい。
早めに手を打たねば、えらいことになりそうだ、と考え、
佐伯の竹津さんに電話。「こちらは、小雨程度。やる」の返事。
車掌を捕まえ、状況を聞く。
どうやら、代行バスの手配をしているらしい。
それも何時になるか判らないという。
竹津さんに連絡を取る。
彼が駅と連絡を取って、
南宮崎から大分の間は、動いていることを確認。
ありがたや。ケイタイ。
それで、タクシーで南宮崎まで走り、南宮崎で列車に乗り
間に合わせて欲しいとのこと。
ブレーンの高橋さんから、電話がはいるがついに電池切れ。
車掌に、タクシーを手配して貰い、
ドアロックを開け線路に出る。
ずぶ濡れになりながら線路を歩くが、高い柵で上がれない。
やっとプラットホームまでたどり着き、よじ登る。
タクシーの相乗りがいれば、と後ろを振り返った。
が、後続する人はいない。
ぐずぐず出来ないので、待っていてくれたタクシーにのる。
道は、まるで川。途中、軽自動車が浮いていた。
国道10号線にでると、この国道が完全に濁流と化していた。
幸運なのは、北に向かって流れていたことだ。
反対車線の車は、向かい水で、立ち往生している。
20年以上、ここで商売しているけど、
こんな大水、初めてだ、と運転手さん。
実に親切で、運転がうまい。
南宮崎に近づくにつれ、国道の水は見られなくなった。
空も随分と明るい。
大急ぎで3960円払うと、駅を駆け上がる。
ここの駅は2階にあるのだ。
ついていた。4分の待ち合わせで、乗り継ぎの特急がでる。
15時26分。順調にいけば17時半ぐらいには、佐伯に付ける。
10分ほど遅れて、特急へ。全身ズムぬれ。
着替えようとバッグの着替えを取り出したがこれも濡れている。
靴は縮んでなかなか脱げない。
腹は減らないが、夜の食事に、と買い込んでいた
飲み物や珍味を食べて、身体を温めた。
大雨の中を、線路を歩く。
まるで映画の1シーンみたいな体験。
そうしたことを思い浮かべながら少しまどろんだ。
「こちら、全然大丈夫」と、連絡があった。
ブレーンの高橋さんから、「台風、大丈夫ですか」
と、昨夜から何回ともなく、気遣いの電話が入っていた。
鹿児島・薩摩川内の空は、どんよりとはしているが、雨も風もない。
予定通り、予定の新幹線、予定の特急に乗る。
列車からの空は、心持ち明るくなった気配。
都城を過ぎて、雨が強く降り出した。
車内放送が、「激しい雨のため減速運転をします」と流れる。
ほぼ同時に、ノロノロ運転。
それも長くは続かなかった。
田野駅近くで、止まる。
最初は、「ここで待機。様子をみる」
といっていた車掌の動きが慌ただしい。
早めに手を打たねば、えらいことになりそうだ、と考え、
佐伯の竹津さんに電話。「こちらは、小雨程度。やる」の返事。
車掌を捕まえ、状況を聞く。
どうやら、代行バスの手配をしているらしい。
それも何時になるか判らないという。
竹津さんに連絡を取る。
彼が駅と連絡を取って、
南宮崎から大分の間は、動いていることを確認。
ありがたや。ケイタイ。
それで、タクシーで南宮崎まで走り、南宮崎で列車に乗り
間に合わせて欲しいとのこと。
ブレーンの高橋さんから、電話がはいるがついに電池切れ。
車掌に、タクシーを手配して貰い、
ドアロックを開け線路に出る。
ずぶ濡れになりながら線路を歩くが、高い柵で上がれない。
やっとプラットホームまでたどり着き、よじ登る。
タクシーの相乗りがいれば、と後ろを振り返った。
が、後続する人はいない。
ぐずぐず出来ないので、待っていてくれたタクシーにのる。
道は、まるで川。途中、軽自動車が浮いていた。
国道10号線にでると、この国道が完全に濁流と化していた。
幸運なのは、北に向かって流れていたことだ。
反対車線の車は、向かい水で、立ち往生している。
20年以上、ここで商売しているけど、
こんな大水、初めてだ、と運転手さん。
実に親切で、運転がうまい。
南宮崎に近づくにつれ、国道の水は見られなくなった。
空も随分と明るい。
大急ぎで3960円払うと、駅を駆け上がる。
ここの駅は2階にあるのだ。
ついていた。4分の待ち合わせで、乗り継ぎの特急がでる。
15時26分。順調にいけば17時半ぐらいには、佐伯に付ける。
10分ほど遅れて、特急へ。全身ズムぬれ。
着替えようとバッグの着替えを取り出したがこれも濡れている。
靴は縮んでなかなか脱げない。
腹は減らないが、夜の食事に、と買い込んでいた
飲み物や珍味を食べて、身体を温めた。
大雨の中を、線路を歩く。
まるで映画の1シーンみたいな体験。
そうしたことを思い浮かべながら少しまどろんだ。