経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

エビ天と情報

2008年07月25日 | Weblog
外部からのエネルギーを取り込んで、
生き物は、薔薇であろうと、ミミズであろうと、
アリであろうと、犬猫、人であろうと、
生きることが出来ます。

エネルギーだけではありません。

情報もまた然り。

情報の収集、分析といったことに関しては、
生き物であれば、薔薇であろうと、ミミズであろうと、
アリ、犬猫、人であろうと、情報を採り、
それに対応するということで生きている。

コレ、これはどんな生き物も、どんな時代でも変わらない
普遍的不可欠情報、という意味で、基本本情報と言います。

本来体内に装備されているもので、殆ど無意識に
潜在意識の元で機能している。
それ以外の情報、少し乱暴に派生情報と呼ぶことにしますが。
いわゆる、「情報の時代」といった言い方の情報は、
こちらの方です。

エビフライは衣とエビ本体とで、構成されています。
この衣がバレーボールみたいに大きくなる。
ナカのエビの大きさは変わらない、
といった感じ。
これが、いうところの情報時代ではないか、
と私は思っています。

衣が大きくなって、ナカの肝心なエビが見えない。
えびが遠くなる。相対的に小さくなる。

派生情報が大きくなって、
肝心な基本情報をあまり使わない。
また使わないから退化してきている。
これが情報化時代の反面だ、と私は思っています。

ならば、対応の軸足は、
この基本情報の方だと、私は思いますよ。
エビ天の対応は、2つあります。

衣を薄くすることです。
エビを大きくすることです。

情報の場合も、2つです、
派生情報を少なくすること
基本情報をサバイバルすること

以前にも書きましたが
使わない筋肉を使うことで
使わない脳を使うことになります。

昨年までは、床に着いていた頭が、
最近、着かなくなった。エライコッチャ
というのは、
わたしは、スポーツ選手ではないのですから
それはいいのです。
問題は、その分頭が固くなった、これを
エライコッチャ
と、言っているわけです。

1ケ月もトレーニングすれば、元のようにピシャと
着くかな、と思いましたが、あれから40日ぐらい。

まだまだです。
エビ天は、衣を大きくすることで、客離れが起きます。

派生情報が巨大化すれば、基本情報が忘れ去られる。

 私も、忘れられる。
 エライコッチャ