仕事がなくても忙しい。
なのに、これに仕事が入るとなると、
とんでもなく忙しくなる。
月末、月初は、とりわけ忙しい。
そのことを、考えていた。
そんなつまらんこと、考える暇があるのだから、
それ、忙しいってことじゃないのじゃないかい、
と富良野の石の小屋に住む黒板五郎に似た顔の人が、
北海道訛りで、問いかけてきた。
*
その自分の声と問答を交わしている間に、
はっと気がついた。
1に、忙しくても1日24時間。
これは世界中すべての人類、皆同じじゃないのかい? で、しょ?
2に、だとすると、その固定された24時間を、
何で費やしたら忙しい。何で費やしたら暇、と言っているんかい?
3に、その分岐点は、5対」5かい、6対4かい、
それとも8対2ぐらいかい?
4に、その分岐となる比率は、人によって変わらないのかい?
変わるんしょ!だらば、変えたらいいしょ。
5に、その比率は、その人にとって固定的なものなのかい?
それともその都度、都度変わるものなおかい。
そうじゃないしょ!
6に、固定だって、それを動かしてみたらどうかい。
変わるものだったら、自分で都合にいいように
変えてみたらどうかい?
7に、人に「忙しい」って言うときの
自分の気持ちを考えてみてしょ。
それはどういうときかい?
*
24時間を24個の器としよう。
これに何を投げ込んでも25個になるわけじゃない。
増えもしないし、減りもしない。
空だから24個の器は、なくなる訳じゃない。
畢竟、人間、いや俺は、なにかの思惑があって、
都合にいいいように「忙しい」という言葉を認識、
認識せずとも口にしているのだ。
そうなんだ。
とくに、昔は(今100%ないとはいえないが)、
忙しいということで、「この俺、売れっ子なんだ」と、
人におもわせたかったものな。
今朝、起きてまず何をやったか。
珍しく今日中にやるべきことを書き出してみた。
切りがないぐらいある。
では、それらを、
どうしても今日中にやらなければならないもの、
として眺め直してみた。
ゼロだ。
原稿の締め切りがあるが、
担当の雑誌社の担当Mさんに、義母が亡くなったから
とでもいったら、
「また殺したの?!」
と、1日伸ばしてくれるだろう。
それで、今日は休むよりしょうがないな、
と思っていた、このブログの原稿を、
今、こうして飛び入りで書いている。
分刻みのスケジュールで働いていると、
よく公言している人がいるが
急にもよおしがあったら、どうしているのか。
予定外、想定外のこと。
俺、忙しいんだ。そんな暇ないじゃけん、と
我慢し続けてといったことはない(と思いますよ)。
垂れ流しも、ないな(と思いますよ)。
なあんだ。そうなんだ。
今、寅さんシリーズ、全48巻中、
見始めて40日目。
昨夜、39巻を見おえた。
なんだ、という自称この大発見も、
24時間という器に、
暇を楽しむ寅さんを入れたおかげかも。
08.7.1
なのに、これに仕事が入るとなると、
とんでもなく忙しくなる。
月末、月初は、とりわけ忙しい。
そのことを、考えていた。
そんなつまらんこと、考える暇があるのだから、
それ、忙しいってことじゃないのじゃないかい、
と富良野の石の小屋に住む黒板五郎に似た顔の人が、
北海道訛りで、問いかけてきた。
*
その自分の声と問答を交わしている間に、
はっと気がついた。
1に、忙しくても1日24時間。
これは世界中すべての人類、皆同じじゃないのかい? で、しょ?
2に、だとすると、その固定された24時間を、
何で費やしたら忙しい。何で費やしたら暇、と言っているんかい?
3に、その分岐点は、5対」5かい、6対4かい、
それとも8対2ぐらいかい?
4に、その分岐となる比率は、人によって変わらないのかい?
変わるんしょ!だらば、変えたらいいしょ。
5に、その比率は、その人にとって固定的なものなのかい?
それともその都度、都度変わるものなおかい。
そうじゃないしょ!
6に、固定だって、それを動かしてみたらどうかい。
変わるものだったら、自分で都合にいいように
変えてみたらどうかい?
7に、人に「忙しい」って言うときの
自分の気持ちを考えてみてしょ。
それはどういうときかい?
*
24時間を24個の器としよう。
これに何を投げ込んでも25個になるわけじゃない。
増えもしないし、減りもしない。
空だから24個の器は、なくなる訳じゃない。
畢竟、人間、いや俺は、なにかの思惑があって、
都合にいいいように「忙しい」という言葉を認識、
認識せずとも口にしているのだ。
そうなんだ。
とくに、昔は(今100%ないとはいえないが)、
忙しいということで、「この俺、売れっ子なんだ」と、
人におもわせたかったものな。
今朝、起きてまず何をやったか。
珍しく今日中にやるべきことを書き出してみた。
切りがないぐらいある。
では、それらを、
どうしても今日中にやらなければならないもの、
として眺め直してみた。
ゼロだ。
原稿の締め切りがあるが、
担当の雑誌社の担当Mさんに、義母が亡くなったから
とでもいったら、
「また殺したの?!」
と、1日伸ばしてくれるだろう。
それで、今日は休むよりしょうがないな、
と思っていた、このブログの原稿を、
今、こうして飛び入りで書いている。
分刻みのスケジュールで働いていると、
よく公言している人がいるが
急にもよおしがあったら、どうしているのか。
予定外、想定外のこと。
俺、忙しいんだ。そんな暇ないじゃけん、と
我慢し続けてといったことはない(と思いますよ)。
垂れ流しも、ないな(と思いますよ)。
なあんだ。そうなんだ。
今、寅さんシリーズ、全48巻中、
見始めて40日目。
昨夜、39巻を見おえた。
なんだ、という自称この大発見も、
24時間という器に、
暇を楽しむ寅さんを入れたおかげかも。
08.7.1