恐竜も三葉虫も見たことがない。見たことがないのに、巨艦店舗(GMS)が恐竜、コンビニが三葉虫に思えててしょうがない。
あるいは見たことがない古代の生き物を、GMSやコンビニを通して垣間見ているのかもしれない。事実、そうした目でみると、マイカルやダイエーが、なぜ消えていったか、私なりの理解である。
ここで、楽天に頼んでいた本が、近くのCVSに届いたとメールが入った。近くといっても、歩いて40分。リュックを背負い、台風一過後の集落を点検しながら、ファミリーマートまで散歩。
途中、竹林を抜ける。先にコンビニを竹になぞった。こんなに増え続ける竹が衰退することはあるのだろうか。あるとした天敵はなにか。
ファミリーマートから200メートルも離れていない至近距離にローソンがある。こちらの方が先に出店したのだが、今あえいでいる。理由は明らかだ。従業員の躾、マナーが悪い。 そもそも経営者がいけない。
ここで、ひらめいた。コンビニの天敵はコンビニ。竹の天敵は竹。三葉虫がそうであったように(←これは定説ではない。私の思いつきにすぎない)。
このことは、この頃から急激に伸び、そして昨年あたりからかげりが見え始めたCVS業界を考えれば、ぴたッ。ピンポーンじゃないか。
それはまたは、自業自得、奢り・・・・、ともいえるのではないか。
巨艦店舗にしろコンビニにしろ、人が創ってものである。だから当然、これは人のおごりの産物。
過去の成功要因が、次は失敗要因になる。コンビニの成功要因で、コンビニは敗退する、これも奢りの現れ、といってもよいのでは。ファミリーマートの中で、メモをした。
規制緩和や街づくり3法の改正で、ずいぶんと出店しやすくなったはずの大型量販店(GMSなど)の進出や海外からのカテゴリーキラ1などの進出が、めっきり減少したのは、こうした業界自体が円熟期、飽和期を過ぎていることの証でもあるが、付け加えるなら過去の成功にしがみつき、革新を怠った、自らの奢りではないか。
しかしこのことは、新規出店し続けることで資産インフレのレバレッジ効果を見越して延命を図ろうという、これまでの自転車操業と揶揄されてきた戦略(?)を放棄せざるを得ないことを顕している。 そこへきて既存店が軒並み前年割れ。
そうなると、どうなるか。自明の理である。
なぜ既存店が前年割れするのか。これは考えるまでもない。もうずいぶん前から、例えば消費者のニーズの多様化・高度化による商品のライフサイクルが短絡化し、きのうまでの売れ筋商品が明日からも売れ筋商品であるという確証はなくなってきている。こうした兆候は、多量仕入れによる原価低減、そして多量販売によるオペレーションコストなどの削減といった大手の得手が生かせなくなったこと。
ここで、再掲。
同じような店が、同じような商品を、どこでも売り出すと、価格だけの勝負になり、競合が増えるたびに疲弊する。
周囲を見たら三葉虫だらけ、
何処を見ても、三葉虫。
どこへ行っても、三葉虫
三葉虫は、まわりが三葉虫だらけにへきへきしたに違いない。
見たくない。殺したろうか。
最後の一匹は、水に映る三葉虫を見て
言ったに違いない。
みたくない。殺したろうか。
街も道路も宅地も、コンビニ
何を買うにも、コンビニ
どこへ行ってもコンビニ
みたくない。殺したろうか。
「開いていて良かった」、のあのワクワク感はもう感じない。
これまで長い間、こぞって経済を押し上げてきた功労者、 画一化様、同質化様の終焉を予告する兆し、前触れではなかろうか。
あるいは見たことがない古代の生き物を、GMSやコンビニを通して垣間見ているのかもしれない。事実、そうした目でみると、マイカルやダイエーが、なぜ消えていったか、私なりの理解である。
ここで、楽天に頼んでいた本が、近くのCVSに届いたとメールが入った。近くといっても、歩いて40分。リュックを背負い、台風一過後の集落を点検しながら、ファミリーマートまで散歩。
途中、竹林を抜ける。先にコンビニを竹になぞった。こんなに増え続ける竹が衰退することはあるのだろうか。あるとした天敵はなにか。
ファミリーマートから200メートルも離れていない至近距離にローソンがある。こちらの方が先に出店したのだが、今あえいでいる。理由は明らかだ。従業員の躾、マナーが悪い。 そもそも経営者がいけない。
ここで、ひらめいた。コンビニの天敵はコンビニ。竹の天敵は竹。三葉虫がそうであったように(←これは定説ではない。私の思いつきにすぎない)。
このことは、この頃から急激に伸び、そして昨年あたりからかげりが見え始めたCVS業界を考えれば、ぴたッ。ピンポーンじゃないか。
それはまたは、自業自得、奢り・・・・、ともいえるのではないか。
巨艦店舗にしろコンビニにしろ、人が創ってものである。だから当然、これは人のおごりの産物。
過去の成功要因が、次は失敗要因になる。コンビニの成功要因で、コンビニは敗退する、これも奢りの現れ、といってもよいのでは。ファミリーマートの中で、メモをした。
規制緩和や街づくり3法の改正で、ずいぶんと出店しやすくなったはずの大型量販店(GMSなど)の進出や海外からのカテゴリーキラ1などの進出が、めっきり減少したのは、こうした業界自体が円熟期、飽和期を過ぎていることの証でもあるが、付け加えるなら過去の成功にしがみつき、革新を怠った、自らの奢りではないか。
しかしこのことは、新規出店し続けることで資産インフレのレバレッジ効果を見越して延命を図ろうという、これまでの自転車操業と揶揄されてきた戦略(?)を放棄せざるを得ないことを顕している。 そこへきて既存店が軒並み前年割れ。
そうなると、どうなるか。自明の理である。
なぜ既存店が前年割れするのか。これは考えるまでもない。もうずいぶん前から、例えば消費者のニーズの多様化・高度化による商品のライフサイクルが短絡化し、きのうまでの売れ筋商品が明日からも売れ筋商品であるという確証はなくなってきている。こうした兆候は、多量仕入れによる原価低減、そして多量販売によるオペレーションコストなどの削減といった大手の得手が生かせなくなったこと。
ここで、再掲。
同じような店が、同じような商品を、どこでも売り出すと、価格だけの勝負になり、競合が増えるたびに疲弊する。
周囲を見たら三葉虫だらけ、
何処を見ても、三葉虫。
どこへ行っても、三葉虫
三葉虫は、まわりが三葉虫だらけにへきへきしたに違いない。
見たくない。殺したろうか。
最後の一匹は、水に映る三葉虫を見て
言ったに違いない。
みたくない。殺したろうか。
街も道路も宅地も、コンビニ
何を買うにも、コンビニ
どこへ行ってもコンビニ
みたくない。殺したろうか。
「開いていて良かった」、のあのワクワク感はもう感じない。
これまで長い間、こぞって経済を押し上げてきた功労者、 画一化様、同質化様の終焉を予告する兆し、前触れではなかろうか。