JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

数多久遠著「黎明の笛」読了

2016-05-20 15:18:22 | 読書
 先に同著者の2作目潜水艦を話題にした「深淵の覇者」
を読んだのですが、デビュー作をKindle版で読みました。
 元自衛官の著者だけに多くの自衛隊内の言葉が出てき
ますがそれだけに臨場感があります。

 航空自衛隊の一部のモノが韓国が実効支配している竹
島を取り返し、韓国のF-15k 1機が北日本の目標をミサ
イル攻撃するのをいかに防ぐかが物語の流れです。
 
 もう亡くなったトム・クランシーの日本版といったと
ころです。
 この小説のチャプターもクランシーばりに時刻で表し
ています。
 このチャプターの時刻の下に(I)とか(Z)と付け加え
てあるのですが、(Z)はUTCですが(I)はJSTを表してい
るのです。自衛隊では(I)を使うとのこと。
 (A)からはじめると(I)は9番目で時差9時間を表す
JSTです。
 読み始めると一気に読んでしまうほど面白かったです。

 日韓の政治問題の話かと思えば、政治家は一人も出て
きません。それだけに話がややこしくなく単純明快です。
 物語の上では竹島は占拠したとだけ説明され韓国軍と
の戦闘などはありません。どうやって日韓の間での落と
しどころをつけるかもさらりと片付けていますが、竹島
占拠と呼応して動いた自衛隊の一部との情報のやり取り
が描かれております。
 肩の凝らないおもしろい物語でした。

 
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ようやく届きました。

2016-05-19 15:27:49 | QSL
 ようやく我が家にもVP8SGIのカードが届きました。

 えらい派手に切手が貼ってある封筒でかなり中身がい
っぱいに詰まっているので慎重にカットして出てきたの
がVP8SGIでした。OQRSで請求したのですが、よそ様はど
うか知りませんが、5枚の切手が貼ってあるのにはびっ
くりです。手間がかかっただろうに、たくさんのカード
を発送するのは大変だっただろうにと思わずにはいられ
ません。

 今回のVP8シリーズでは30mで交信できたonly oneの貴
重なものでした。
 それにしてももう今ではあまり使われないかもしれな
い25Cの切手を4枚と15Cの切手を1枚 合計5枚も貼るのは
大変だっただろうといらぬ心配をしております。
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喘息の診断

2016-05-18 18:15:23 | 日記
 今年初めからの風邪がまだ尾を引いているようです。
 副鼻腔炎の治療で、咳込みがなくなってきたかと思っ
たのですが、どうも完治していなかったようで、ここの
ところ気温の変化で咳き込んだり、朝方咳き込んで目覚
めたり、呼吸をすると気管でひゅーっとなるのが聞こえ
ていました。
 今日は病院に行き診察を受けました。
 肺の検査で肺にいっぱい吸い込んでは吐き出して肺の
能力検査は年齢の割にはいい値を出しており問題はない。
 聴診器で調べてやはり気管が炎症を起こしているよう
で、喘息との診断。
 投薬2種とドライパウダー吸入器を処方されました。
 1か月近く薬のお世話になることとなりました。
 何とか直して慢性にならないようにしなければと思い
ます。
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少年少女科学体験スペース「O-Labo」

2016-05-17 18:05:54 | 日記
 このブログに何度か書きましたが、大分県は全国でも
まれな科学館、博物館がない県です。まことに恥ずかし
い限りです。
 そういうこともあってか、大分市の中心商店街の一角
に「O-Labo」という科学を体験できるスペースがありま
した。2月までは活動しておりましたが、今年度になっ
てまだ活動しておりません。
 これまで運営を引き受けていたNPOが応札しなかったた
めです。
 大分県教育委員会が主催しているようですが、これま
で長く運営を担ってきた商店街が組織したNPO法人が予算
が合わなくなってきたのか手を引いてしまったとのこと。

 なんどかJARL県支部もラジオ製作会を開催し、募集す
るとすぐに締め切るほど科学に興味のある子供たちには
人気があったのでとても残念です。
 
 また県下の各市の教育委員会もこのO-Laboの出張講座を
企画し、講師の派遣なども依頼してきておりましたので、
店仕舞い状態では困っていることでしょう。

 大分県は美術、芸術関係には結構予算を付け、建物も
豪華なものを立てていますが、こと科学関係はまったく
お粗末の状態です。
 個人が収集した貴重な標本や資料を保管管理する設備が
ないために、県外の施設に流出することも多く聞きます。

 子供博物館、自然科学館を立てようと呼びかける団体も
あるようですが、声が小さいのかなかなか実現しません。
 大分市の中心部の大分市の建物には天文台がありますが
夜空には周りが明るくて星も見えません。
 と思えば九重の山奥の少年自然の家にはプラネタリュー
ムが設備されております。面白い県でしょう。お笑いです。

 いずれにしても早い時期の「O-Labo」の再開を希望しま
す。とここで発言しても始まりませんが、つい愚痴が。
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人工頭脳

2016-05-16 14:07:53 | PC関係
 昨夜9時よりのNHKスぺシャル 天使か悪魔か
     羽生善治 人工頭脳を探る
 を興味深く見ました。
 将棋の羽生さんがレポーターとして世界各地を取材
して構成された番組でした。
 まずGoogle社グループの英国の会社が開発したAlpha
GO が囲碁の世界チャンピオンと対戦し3連勝し、最終
的には4勝1敗に終わって、世界に驚きが走ったこと
をレポートしていました。
 日本では将棋界で電王戦が企画され、コンピューター
にプロ棋士がすでに負け続けていますが、将棋よりはる
かに手数が多い囲碁に置いて人工頭脳が勝ってしまった
のです。
 このAlpha GOを開発したロンドンのGoogle deep mind
社の天才プログラマー デミス ハサビスと羽生が対談
しています。
 
 Alpha GOはAlpha Go同士で3000万回も対戦を繰り
返し、勝利のパターンを記憶していったそうです。
 これは人間だと8000年を超える時間が必要な対戦
で、人間がこれまで囲碁で考えた手数をはるかに超える
別世界を経験しているんですね。
 それでもヘマをして1敗しているところがかわゆいで
す。
 
 私はコンピュータは人間がプログラムを与えてやらな
いと動かないものと思っておりましたが、世の中ずーっ
と進んでいるんですね。Deep Learningというそうです
がもうコンピュータが自分で考え、判断するようになっ
てきているとは驚きです。


 人工頭脳はすでに人間の手から離れてそれ自身の世界
を作りつつあるようで、これから先果たしてどのような
世界になっていくんでしょうか。まさか人工頭脳が人間の
敵になるなんてSFの世界が現実になるのでしょうか。
 人工頭脳が作ったポエムも話題になっていますね。 
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Take a walk

2016-05-15 11:46:03 | 日記
天気は晴れているのか、しかし全体にもやがかかって
いるような午後、散歩に出かけました。大陸からの黄砂
がきているのかも。
 少し歩くと汗ばんできます。
 国道10号線の交差点の一角にあるパソコン工房に
立ち寄り、探し物を物色するも見当たらず。やっぱり
なかなか欲しいものは置いてありません。Netで探す方
が手っ取り早いです。
 さらに足を延ばして、キムラヤの本屋に立ち寄り、目
的の本を探すが、無線関係の本はトラ技があるのみ。
 無理もないことで、いまはパソコン関係の本はいろい
ろ並んでおりますが、無線関係は読む人もいなくなって
しまったのでしょうね。
 何か面白そうな小説はないかと眺めまわしましたが、
最近は立ち読みするのがつらくなってきました。
 こちらも本屋さんには申し訳ないのですが、Netで探す
ほうが最近は多くなってきました。
 でもNetで買う場合は、ほかのメディアでの書籍紹介や
書評頼りで購入しますので、当たりはずれも結構多く、
購入はしたが結局は読まないという本も出てきます。
 やはり本屋さんで現物を確かめてから購入する方が確
かです。でも小説なんかはつい著者の名前で選んだりで、
非常に偏った選択になります。
 新しい分野、例えば時代物小説はほとんど選択したこ
とがないので、これからは読んでみたいですね。
 
 結局何も購入することなく、帰り道をたどりました。
 久しぶりの1時間強の散歩は気持ちの良い疲れを感じ
ました。 
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JT-65 by H44RR

2016-05-14 18:26:46 | 無線
 ここのところJT-65でH44RRがアクティブです。
 結構多くの局から呼ばれており、ようやくの思いで
20mで交信できました。
 ZL1BQD RolyによるSolomon IsのOC-047からの運用
です。

 DX情報誌425の情報によれば、JT-65に限った運用
のようです。
 理由はローパワー(KX3)とココナッツの木に渡した
針金アンテナだからだそうです。

 今後もこう言ったお手軽な旅行中の運用にパワーと
アンテナをそれほど必要としないJT-65が使われること
が多くなるかも知れません。
 時間があればのんびりした運用で、それなりに多くの
局からコールされる楽しさは味わえるだろうと思います。
 CWやSSBでガンガンサービスするというのとはまた違っ
た趣の楽しみ方でしょう。 
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小説 「象の墓場」 楡 周平著

2016-05-13 17:06:10 | 読書
 お空の方はコンディション的にはこの季節それなり
なんでしょうが、これといったところも出てこないので
常時JT-65をワッチしております。

 ベッドに入って寝付くまで、電子本で「象の墓場」を
読んでおります。
 時は1992年 米国のフィルム会社の日本社でのデ
ジカメの出現によるフィルム業界の対応を題材にしたも
のです。
 読んでいると現実社会の会社とオーバーラップしてし
まいます。
 あくまでも小説の世界での話なんですが、ついアメリ
カのフィルム会社といえばC社を日本でのライバル会社と
いえばF社を当てはめてしまいます。

 当時のフィルム関係の販売ルートがどうであったかは
よく知りませんが、カラーフィルムが普及し、現像、焼
き付け作業はほとんどラボに集中して行われていたと思
います。町のカメラ屋さんはカラーフィルムを販売し、
現像焼きつけの取次で商売をしておられたんでしょうが、
デジカメが出始め、普及してくるに従い、飯の種が小さ
くなっていったんですね。
 あれほどあった町のカメラ屋さんは姿を消し、大手何
社かが生き残っているのみのようです。

 最近のアメリカのC社のことはよく知りませんが、日本
のF社はまったくフィルムの需要がなくなったわけではな
いのでしょうが、ほかの面でしっかり稼いでいるようです。
 当時はカラーフィルムが売れなくなるとどうなるんだろ
うと他人事ながら心配もしました。
 私の会社でも以前は病院関係のX線フィルムの保存袋の
加工が多く注文がありましたが、もうX線フィルムを使う
病院はなくなり、まったく注文がなくなりました。
 ほとんどの病院のレントゲンはデジタル化されてしまっ
たようです。

 小説ではフィルム1本で営業してきた社内で画像をいか
にデジタル化し、その関連機器の開発に取り組み、新しい
市場を開拓していく担当者の苦労が描かれています。そ
の同じ時代を趣味を通じて通ってきた自分にとっては、
1992年から2004年にかけての小説の世界と現実の
世界とが行き交い、知らない世界はそうであったのかもと
思って読んでおります。
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Sim Adapter

2016-05-12 19:57:27 | PC関係
これまではiPad airにOCNのDATA通信用のSimを入れ
て外出時にNet接続で利用しておりました。
 外出時にNetを利用するということはそれほど多くは
ありませんでした。

 最近思わぬところから、ASUSのZenPad8.0が手に入り
ました。こちらはスマートフォンでおなじみのAndroid
で動作する8インチのタブレットです。
 iPad airは軽いと思いましたが、いざ8インチのタブ
レットを手にすると、外出時はこちらのほうが使い勝手
がよさそうに思います。
 そこでiPadに挿入しているOCNのSIMをASUSに入れれば
DATA通信はできるようになるはずと、iPadからSIMを取り
出し、ASUSのタブレットにと思いましたがなんだかぶか
ぶかでうまく装着できません。
 調べてみるとSIMには3種類あって、iPadに使われてい
るのは一番小さなナノSIMで、ASUSのはマイクロというサ
イズであることはわかりました。
 あたらめてSIMを手に入れないといかんのかと思ったら
Adapterが売られていることを知りました。
 近くのパソコン工房に行き\515で購入してきました。

 セットになっているのでいらないものも入っております
がSIM取り出し用のPINも付属しておりました。
 これまではゼムクリップを伸ばして使っておりましたが
どうも力の入れ具合が難しかったのですが、このPINがあ
れば苦労はしなくてすみそうです。
 SIMはナノサイズを買っておけば、大きいサイズのSIM
のときはこのAdapterを使えばマイクロ、標準のSIMを使う
機器の時は流用できるわけです。
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ARRLのCEOが初お目見え

2016-05-11 15:36:33 | 無線
 ARRLよりのWEB NEWSでQST誌の6月号の電子版を見る
ことができると知りました。さっそくダウンロードし
てパラパラと見ました。

 これまでのCEO K1ZZに代わりNY2RF Tom Gallagher
氏が新たに就任し、QST誌上に初お目見えです。

 CEO最近では日本の会社組織でも耳にしますが、最高
経営責任者で、統括業務執行役員などと和訳されます。
 わがJARLにはない役です。
 ご存知のようにARRLにはこのCEOのほか会長が選出さ
れています。今年は新たにK5UR Rick Roderick氏が16
代の会長になっております。

 詳しくは知りませんがARRLは会長や地区代表の理事の
組織とは別に経営陣がおり、そのトップがCEOだと理解
しております。QST誌の発行人はCEOのNY2RFとなってい
ます。

 あくまでも私見ですが、何でもアメリカが優れていて
真似をすればいいとは決して思いませんが、我がJARLも
そろそろ本腰を入れて経営という考えを取り入れる必要
があると思います。

 すでに新しい法人組織になって4年が経過しようとし
ています。
 いまだ選挙のたびに立候補される理事候補の方は赤字
からの脱却を唱えられます。でも何ら方策は立てず、ず
るずる毎年大きな赤字をだし、過去の遺産を食いつぶし
ています。
 会社も経営したこともない人が理事に収まって、ああ
だ、こうだと口では言っても、そう簡単には黒字化は無
理なことです。
 今の理事は会員サービスをするのに精一杯です。

 そこで理事会とは別に経営する組織を導入して団体の
経営を専門に担う部門を作ってはどうかと思います。

 極論ですが、JARLが破たんしても個人的にはまったく
困ることはないでしょう。無線はJARLが無くても楽しめ
ます。
 一番困るのは職員の皆さんとその家族です。

 事務方の責任者は事務局長であり、高給を得ている専
務理事でしょう。
 この段階で5年先、10年先のことをしっかり見据え
て組織を維持していくことを考えなくてはならないと思
います。
 専務理事にはその能力と職員に対する責任に対して高
給を支払っているのだと考えます。

 選挙で2年ごとに交代する理事会に組織の経営を付託
するというのは無理なことはもう過去を見れば明白です。

 そこで専務理事が直轄する経営の専門グループを設置
して、黒字化の長期的方策を推進してもらうことが必要
ではと思うのです。
 しかし思うのは簡単ですが、このどうしようもなくな
ってきている死に体に近いJARLの再建を考えてくれる専
門家が集まってくれるかも大問題です。

 ARRLはQST誌をはじめ多くの出版物という金づるを持っ
ていますが、今のJARLは会費収入以外にこれといった金
づるを持っていないのは困ったことです。
 いっそのことJARDの傘下に入れてもらうなんてことを
考える人も出てきています。
 専務理事、事務局長らがどんな考えを持っているのか
今度の社員総会で聞いてみようと思います。

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