JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

少年少女科学体験スペース「O-Labo」

2016-05-17 18:05:54 | 日記
 このブログに何度か書きましたが、大分県は全国でも
まれな科学館、博物館がない県です。まことに恥ずかし
い限りです。
 そういうこともあってか、大分市の中心商店街の一角
に「O-Labo」という科学を体験できるスペースがありま
した。2月までは活動しておりましたが、今年度になっ
てまだ活動しておりません。
 これまで運営を引き受けていたNPOが応札しなかったた
めです。
 大分県教育委員会が主催しているようですが、これま
で長く運営を担ってきた商店街が組織したNPO法人が予算
が合わなくなってきたのか手を引いてしまったとのこと。

 なんどかJARL県支部もラジオ製作会を開催し、募集す
るとすぐに締め切るほど科学に興味のある子供たちには
人気があったのでとても残念です。
 
 また県下の各市の教育委員会もこのO-Laboの出張講座を
企画し、講師の派遣なども依頼してきておりましたので、
店仕舞い状態では困っていることでしょう。

 大分県は美術、芸術関係には結構予算を付け、建物も
豪華なものを立てていますが、こと科学関係はまったく
お粗末の状態です。
 個人が収集した貴重な標本や資料を保管管理する設備が
ないために、県外の施設に流出することも多く聞きます。

 子供博物館、自然科学館を立てようと呼びかける団体も
あるようですが、声が小さいのかなかなか実現しません。
 大分市の中心部の大分市の建物には天文台がありますが
夜空には周りが明るくて星も見えません。
 と思えば九重の山奥の少年自然の家にはプラネタリュー
ムが設備されております。面白い県でしょう。お笑いです。

 いずれにしても早い時期の「O-Labo」の再開を希望しま
す。とここで発言しても始まりませんが、つい愚痴が。
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