勝手な欧州人

　どんよりと今にもしぐれてきそうな天気。風はなく気温も17度と穏やかです。
　
　World Cupで劇的なスペイン戦での逆転勝利にに日本中が酔いしれました。
　その際、活躍したのがVARでした。VARの詳しい説明はJAFのHP、日刊スポーツにあります。
　あくまでもそのシステムはレフリーのアシスト的に使用されるもののようで、
　今回から新たにボールにICチップまでも装着されているとのこと。
　アシスト的に使われるといっても、今回の三苫選手のようにレフリーの目の届か
ないところの判定となれば、VARに頼るしかないでしょう。
　テニスの国際試合などではもう普通に使われているのですが、サッカーのように
大きなグランドでVARを設置するとなると相当大がかりになるようです。
　今回は日本にとってありがたい当然の判定がありましたが、さっそくTWITTER
には欧州の関係者からVARに反対ということがトィートされているようです。
　道徳的に受け入れられないということが今一つよく理解できませんが、欧州人に
とっては東洋人に負けることが受け入れられないのでしょう。
　これまでもスキーのジャンプ、水泳などで日本人に負けると、勝手に自分たちに
有利なルールに変えてしまうことは何度も経験してきました。
　スポーツだけでなく、例えば脱炭素問題、EV車の推奨、自然エネルギーの活用
などなどで世界を混乱に陥れております。
　ロシアからの天然ガスが入ってこなくなると、脱炭素問題はちょっとそちらに
置いといて、目先のエネルギー探しに血迷ったり、どうも彼らに振り回される事
が日本の場合多いように思えます。ことエネルギーに関しては、よその国がどうで
あれ、しっかりと近い将来を考えて、日本の方針を固める必要があると思うのです。
　将来の電力事情も考えずにEV車に税金を使った補助金が本当に必要なのか、欧米
がやるから、それに従うというのは全く国としての主体性がないと考えるのです。