JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

3Y0Jの陸揚げの苦労

2023-02-16 17:02:26 | 無線
 きれいに晴れ上がった天気でしたが、触れる空気は冷たさを覚えました。
 
 SSNで次々と流れてくる3Y0Jの映像を見て改めてその苦労を知ります。
 荷物の陸揚げの様子のVIDEOはほぼ全て人力でロープを引っ張てロープに結ば
れ海中に浮いた荷物を陸揚げしております。てっきりゴムボートで波打ち際まで
乗り上げておろしていたのかと思っておりましたが、事前によく考えて陸揚げ方法
だったのでしょう。夏とはいえ氷山の浮く南氷洋、海水にどっぷりつかっていては
やはり冷たく感じたことであろう。あんな苦労しているVIDEOを見せつけられると
OQRSでついドネーションをはずんででしまいます。まさに効果的な映像でした。
 テント内でも椅子さえないので、横になるか、足を延ばして座り込んでの運用で
長時間の運用は、さぞかし疲れたことでしょう。よくぞ無事に交信してくれたと
感謝しかありませんね。
 そう交信数は18,833だそうで、当初の予算が$700,000ということは1QSOが
$17,37、OQRSでは$15が最低料金。納得です。
 
 3Y0Jの当初の計画を見たとき、えっ、ヨットで行くの?と思いました。へりも
使わない上陸できるのかと疑っておりました。18年のブレイブハート号でヘリを
積んでいって、横揺れが激しくてヘリを飛ばせないという残念な結果を知っている
だけに、まさかゴムボートで島に上陸するのと疑問に思ってしまいました。
 でもペディがひとまず成功した今となっては、事前の調査と研究が綿密だったの
を改めて知ることになりました。文明の利器より最後は人力という最も原始的なと
思える方法がよかったのかと思い知らされております。
 あとは無事にメンバーそれぞれのHomeに無事帰りつくことを願うのみです。

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