JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

FT8における遅れ送信

2022-09-11 19:02:08 | FT8
 FT8を始めた頃、その運用において最も重要なことはDTを正確に保つことと言
われ、気になったものです。
 もちろんそれは今も変わりはないことではあります。
 FT8は00秒、15秒、30秒、45秒に世界中の局が送信をスタートし、その起動時
の立ち上がり信号で同期をとることは全く変更はないでしょう。
 しかし実際に交信していると、かなり遅れて相手にレポートを送信しても、
相手は了解出来ているケースがを良く経験します。
 正確に計測したことはありませんが、経験では最大7秒遅れて送信したときで
も、相手側が了解してくれることもあります。
 一交信終了して、ほっとしてモニターから目を離していて、気が付けば別の局
からコールされているのに気づき、何秒か遅れて返しても相手が了解してくれる
事を何度も経験しております。
 FT8は13デジットと制御信号を15秒足らずの中で、何度か繰り返して送信して
いるので、ある程度の強い信号で相手に届けば、数秒遅れてきても相手はデコー
ドできているのだと考えます。

 これは9A2TEのCQに5秒遅れて応答したときのコピーです。
 5秒遅れてのコールでも、次にシーケンスでレポートが送られてきました。
 
 ZL7/K5WEが20mでJAのパイルを避けるためか、JAにとってはFT8の運用が
できない14066でF/H運用をしてきました。手出しができませんが、あの手この手
で運用されるものです。
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