JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

日本人は劣化したのだろうか

2020-03-05 10:31:53 | 日記
 最近歳をとって感じるのが、日本の中央官庁のお役人の無能さです。
 上級国家公務員試験をパスして優秀な人材がその役職に就いていると思うのですが
どうもやっていることがチグハグに思えるのです。
 所詮国会議員なんて飯のタネに選挙に出ているだけだから、全く期待はできない
のですが、それを補佐している優秀な国家公務員がいるからこの国はここまで来て
いるのでしょう。
 たとえば総務省が鳴り物入りで普及を図ろうとしたマイナンバー制度、なんとも
中途半端で終始している。もちろん完全にこの制度が行き渡れば、いろいろなメリッ
トはあるのですが、一向に普及が進んでいないようである。
 いま対策に追われている新型コロナヴィールスの対策にしても、あまりにもお粗末。
 今朝もTVで台湾のこの新型ヴィールスに対する徹底した防御対策を聞くと、なるほど
すごいなーと感心してしまいます。
 
 もちろん国によってその組織機能が違っているでしょうが、一方ができて、この国が
できていない現状はその組織を動かしている人の能力による差だと思います。
 この50年以上にわたって行われてきた教育が、この差を生みだしているのだと考え
ます。大学入試にしても記憶力の差で差別をしていることが続いております。

 最近最も驚いたのが、現職の東北通信局長がホテルの女性浴場の更衣室に忍び込み下着
を窃盗したことを白状したことでした。もう定年間際に来て全てを失うこの心情はどこから
きているのか、判断ができません。ただのスケベだったのか。

 目の前に起きた新しい事象に対して、どのように動くかという能力は、記憶力のいい
人に求めるのは無理があると考えます。
 台湾では、前のサーズの時の反省で、感染症対策がしっかりできていたそうで、サーズ
の流行の影響があまりなかった日本はそのまま流れてきてしまったらしい。

 話はがらりと変わりますが、JARLの2月に行われた理事会で検討された電子QSL の
様子がちらほら漏れ聞こえてきました。
 会員の声も聞くこともなく、長い時間秘密裏に委員会で検討されてきた結果が驚く
ほど低レベルなものです。なにを今更こんなことを世に出すのかよといいたくなる、
本当に恥ずかしいとしか思えないシステムです。ここを見てほしい
 現在、ものすごくすぐれたLoTWがあり、また多くの局が利用しているeQSLもある
この世界に遅れてやってきたJARLの電子QSLは少なくともこれらを超えるなるほど
これならいいなと思えるシステムを期待していたのですが、今の若い人たちが考える
システムはこの程度かとがっかりです。日本の若い人たちの能力が低下してきている
いる例なのかもしれません。何のための電子化なのかしら。
 こんなつまらないシステムに金をかけるのであれば、いっそきれいなカラーカードを
どんどんビュローに送ってやろうと反発すら思ってしまいます。
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