JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

AIで美空ひばりが新曲を歌う。

2019-12-19 09:59:34 | 雑文
 火曜日の夜NHKで放送された、AIを駆使して作り出した美空ひばりが全く新しい曲を
歌うのをみました。
 試行錯誤を繰り返し、ひばりの歌声を分析し、その特徴が高次倍音にあることがわかり
またプログラムを変更するプログラマー、みんなすごいですね。
 新しい曲を歌わせるということで、生前最後の曲「川の流れのように」を作詞した
秋元康があたらしく「あれから」を作詞した。
 これまでのひばりの歌声を徹底的に調べるヤマハのエンジニア、AIが作り出すひばりの
舞台の振りは天童よしみがモデル。その衣装はやはり生前の衣装をデザインしていた森英恵が
担当するという徹底振り。
 歌詞の一部に語りの部分があるが、意外とひばりの歌では語りがある歌が「悲しい酒」以外
にはないらしい。
 そこで参考になったのが、息子が保管していた読み聞かせのカセットテープ。
 このカセットテープを分析して、その特徴を探り出し解決。

 完成したAIによるひばりが生バンドの演奏に合わせて、スタッフや昔からのファンの
おばちゃんや息子などは聞くスタジオで歌いだすのです。
 イヤー驚きですね。そりゃー本物とは姿かたちは違いますが、歌う声、歌い方は本物
です。AI、立派なものです。
 これが何の役に立つのかは無限なんでしょうが、一つの試みなんでしょう。
 ひばりは心の中にあって、やっぱりいつ聞いてもうまいなーと思う世界にいればいいのに
と思うのです。
 年末の紅白にまた出演するということらしいので、見逃した方は一度は聞いてみる
価値はありそうです。
 AI、なにをしでかしてくれるのでしょう。
 最近のトランシーバーを使ってみた人の感想に「プログラマーが作ったトランシーバー」
で無線家が造ったのとはとこか違う、3Dなんか要らないというのがありました。
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