JARL社員総会ー３

今日も朝から雨です。連日よく降ります。激しく降っ
たり、時々小雨になったりと息をしているようです。

　さて、社員総会の報告の続きです。

　第二号議案　役員選任の件
　事務局側が用意した理事候補者の略歴が書かれた２
ページの用紙が配布され、コールサインと氏名を書きこ
まされました。各候補者の申し出による出身校、経歴が
５，６行書かれており、これでもって判断しろと言われ
るてもいつもながら困ってしまいます。
いったいJARLをどうしたいのか、いわゆる所信表明とい
うものはありません。
　選挙の際にこれもごく短い立候補の弁がありましたが、
４か月も前の事。覚えてなんかいません。
　一括承認してはとの動議が出されましたが、定款上そ
れはできないと事務局長の答弁で、各候補について挙手
で判断することのなりました。
　面倒ですが１９回も挙手をしました。選挙で会員が投
票して当選された候補者ですから、社員の立場でこれを
拒否するというのはないというのが私の考えです。
　一般社団法人を律している法律上こういう面倒なこと
が行われなければならないのは、今さらとやかくいって
も始まらないことです。
　今回は会長が推薦する専務理事１名常務理事２名、そ
れに監事２名を含む１９名全員が承認されました。
　２年間頑張ってもらいましょう。

　第三号議案　定款の変更について

　山之内会長から提案説明がありました。
　名誉会員の中から名誉会長を選任するということです。
　はっきり元会長のJA1AN原　昌三氏を名誉会長にした
いということです。いま８８歳の原氏はいまだ政財界に
顔が広く知られている。最近の読売新聞に連載された
自伝がたいへん評判で、あれを読んで感激しカムバック
したという話もある。世の中でアマチュア無線の存在が
薄らいできている折、アマチュア無線の周知啓蒙に必要
不可欠と考えるとのこと。

　なんともはややりきれない気持ちになってしまいました。
　車いす生活をしなければならない老人をいまさら引っ張
り出してどうするのよ。確かに今の理事諸侯は原さんの足
元にも及ばない小粒な人ばかりになっていますが、それな
りに一生懸命頑張ってもらわねばなりません。いまさら原
氏を担ぎあげて、自分たちの役不足を補ってもらおうとは
情けない。とうことで賛成の社員の挙手が求められ、事務
員が計数した結果５８名が賛成。出席者総数の２/３以上
の８５名を超えることができず、否決となりました。

　もう時間は４時になろうとしており、残り時間が少なく、
報告事項の（１）平成２７年度の事業報告、（２）平成２
８度収支予算、（３）平成２８年度事業計画　は省略され
専務理事から準備書面の質問について回答がそれから
延々続きました。　　CONT.