泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥の「細川」散策

2014年08月21日 15時35分19秒 | 散歩

飛鳥時代の権力者である、蘇我馬子の桃原(ももはら)墓と言われている「石舞台古墳」(特別史跡)の、南東約400メートルの冬野川の対岸に、今、話題の「都塚」古墳があります。細川の集落の入り口に位置します。

細川の集落は、山と山との谷間にある集落で、その中に冬野川が流れています。

ここには、「細川谷古墳群」があります。この古墳群は、6世紀後半から7世紀前半にかけて築造された約200基の円墳からなる群集墳で、詳細な調査は行われていないようです。蘇我氏一族の古墳群ではないかと言われています。「都塚」古墳もそのひとつで、蘇我稲目の墓ではないかと言われています。

今回は、棚田が見事な谷間にある「細川」の集落を撮ってきました。

「細川」の集落には、「乙巳(いっし)の変」で蘇我入鹿の首が中臣鎌足を追ってきて、鎌足がもうここには来ないだろうと言った場所(もうこの森)や、鎌足が座ったとされる謎の石があったりします。また、みごとな棚田があり、特に5月に田に水を入れた時の夕焼けの風景は、古代にタイムスリップしたような感覚に陥る素晴らしい景色です!

                         

 

コメント (2)
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