今、「飛鳥」を離れて博多にいます。冬の時期になると毎年、福岡県糸島の牡蠣を食べに行っています。
今回は、うまか~「冬の糸島の牡蠣」を紹介したいと思います。
福岡県糸島市は、2009年に福岡市西隣に誕生した市です。地理的には、大きく分けて、玄界灘に突き出した糸島半島と背振山地が広がる内陸部とからなります。
「糸島」は、古代中国の歴史書『魏史倭人伝』に記された「伊都国」の最有力候補地であるとされており、市内各所に数多くの古代遺跡が点在しています。
「伊都国」については以前ブログで、「日本の古代史最大の謎 邪馬台国と卑弥呼」で紹介させていただきました。その中で紹介した平原遺跡には、「伊都国」の王墓と考えられている1号簿を中心とした墳墓遺跡があり、歴史好きな方にはお勧めです。
福岡県「糸島」は、歴史的な場所も多くありますが、最近九州の雑誌やテレビで「住みたい街」として人気上昇中の街でもあります。
玄界灘に突き出した糸島半島には、「糸島富士」と呼ばれている美しい円錐形をした「可也山(かやさん)」があり、入り江から見た景色は最高ですよ。
いつもここに来ると、海の美しさと共に「飛鳥」と同じ様な「気」の流れを感じます。
ところで冬の味覚と言えば、福岡では糸島市の牡蠣が有名です。ここ数年、ブームと言ってもいいほど人気を集めている糸島のカキ小屋は、糸島市内では6つの地区に30軒近くのカキ小屋があり、たくさんの人で賑わいます。福岡県糸島市エリアでは、毎年11月~3月に、福吉漁港、深江漁港、加布里漁港、船越漁港、岐志漁港、野北漁港の6つの漁港に牡蠣小屋が並びます。
今回紹介するのは、船越漁港のカキ小屋です。糸島のカキ小屋は、新鮮・安全なことと、身が大きくリーズナブルなお値段が特徴です。さらに、ご飯や飲み物などは持ち込み可能の店も多く、和気あいあいの雰囲気です。店によっては、牡蠣以外に新鮮な刺身やホタテやイカ、サザエ、アワビ、活き車エビ、 カキ飯などのサイドメニューがあります。また、近くのお店で販売している、あまおうのイチゴを使った「どらキング」もお勧めです。とても美味しいですよ。
海から上がったばかりのカキを、自分の手で焼いて食べる糸島の牡蠣の美味しさは格別ですよ。「うまか~!」
ところで、2018年の「泉飛鳥塾」のブログは、今回が最後となります。ありがとうございました。
「2019年、皆様にとって良い年になりますように願っています。2019年も泉飛鳥塾、宜しくお願い致します!!!」