滋賀県琵琶湖の北部に位置する「竹生島」は、周囲2キロの小さな島です。
以前から、一度行ってみたいと思って秋晴れの日に日帰り旅行をしてきました。
今回は、日帰りの旅「琵琶湖に浮かぶ竹生島」を紹介したいと思います。
(行程)
明日香村ー近鉄橿原神宮前駅(特急)ー京都(新幹線)ー米原(在来線)ー長浜(徒歩)ー長浜港(琵琶湖汽船)ー竹生島
「竹生島」は、古来から神の住まう島とされ、日本三弁財天の一つを祀る宝厳寺や、本殿が国宝指定された都久夫須麻(つくぶすま)神社が創建されており、島全体がパワースポットです。
琵琶湖の東側の長浜港からは琵琶湖汽船が、竹生島へ就航しています。約35分位の船旅です。まるで静かな内海のようで、景色もとても良かったです。
竹生島の港に降りると、島を見上げると石階段にちらりと見える赤い三重塔と白の宝物殿です。石階段を登った先には、日本三大弁財天の宝厳寺の本堂や、国宝「唐門」、そして国宝「都須夫麻神社(つくぶすまじんじゃ)」があります。
約1時間半程かけて見学してきました。少し階段がきつかったです。
特に印象に残った所は、国宝「唐門」と「舟廊下」です。
「唐門」は、秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたものです。「唐門」こそが、秀吉が建てた幻の大坂城の唯一の遺構であろうと昨今注目を集めています。
「舟廊下」は、朝鮮出兵のおりに秀吉公のご座船として作られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたものだそうです。
それにしても、よく残されたものだと感心しました。
ここまで来た甲斐がありました!
昼食は、長浜駅で購入した弁当を港の側で煌めく琵琶湖をみながらの昼食となりました。
片道約3時間位の日帰りの旅でしたが、見どころ満載の「琵琶湖に浮かぶ竹生島」の旅はとても良かったです!