泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥の「秋」散策

2014年09月26日 20時38分29秒 | 散歩

奈良県明日香村は今、「秋」の装いの季節となりました。

今回は、ややピークを過ぎましたが「彼岸花」がとても綺麗な、飛鳥の「秋の風景」を撮ってきました。

飛鳥を散策すると、いたる所で「日本の原風景」を見ることができます。

散策の途中、国内では類例のないピラミッド型方墳の「都塚古墳」の発掘が続いていました。少し場所を変えての発掘作業のようでしたが、やはり階段上の遺構を見ることができました。

また、乙巳の変(大化の改新)の中心人物である、中大兄皇子と中臣鎌足が出会ったとされる「槻の広場」の発掘も行われていました。以前調査された、すぐ隣を発掘されていました。

今回はどのような発見があるのでしょうか、とても楽しみです。きんもくせいの香りを嗅ぎながらの散策は、とてもすがすがしく気持ち良かったです!                                                  

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飛鳥の「彼岸花祭り」

2014年09月22日 20時41分45秒 | 散歩

奈良県明日香村では、9月20日~21日に稲渕地区及び国営飛鳥歴史公園祝戸地区において、「彼岸花祭り」が行われました。

今回は、「いにしえの風景そのままに自然に感謝する、祭りの心」と題しての、飛鳥の「彼岸花祭り」を撮ってきました。

9月20日に、石舞台地区の「あすか風舞台」において、明日香村の劇団「時空」さんによる、里中満智子作「天上の虹」の公演が行われました。

「天上の虹」は、持統天皇の生涯を描いた歴史漫画です。乙巳の変(大化の改新)の時の、孝徳天皇の息子である有間皇子の悲話が上演されました。

秋夜の中、飛鳥の中心の場所において歴史上の出来事を、地元劇団「時空」さんが演技をされ、とても素晴らし公演でした!

21日午前中は、「行幸ウオーク」ということで、持統天皇も通ったとされる明日香と吉野を結ぶ古代のルートを、古代衣装を身にまとった行列が行われました。

今回は、外国の方の参加があり、国際色豊かな「行幸ウオーク」となりました。また、稲渕「案山子祭り」の会場では、多くの方が彼岸花満開の、「秋の飛鳥」を散策されていました。

夕方には、石舞台地区の「あすか風舞台」において、「和太鼓倭コンサート」が行われ、力感あふれる演奏で大変に盛り上がりました。その演奏に、とても感動しました!

最後には、花火が打ち上げられ終了となりました。「飛鳥の秋」を、満喫した2日間でした。来年も楽しみにしています!

                          

 

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飛鳥の「光の回廊」

2014年09月15日 19時56分29秒 | 散歩

奈良県明日香村では、9月13日〜14日に「秋夜の古都ファンタジア」ということで、各場所において「万葉のあかり」やイベント等が行われました。

今回は、「飛鳥の光の回廊」ということで、幻想的な夜の「飛鳥」を撮ってきました。

 645年、乙巳の変(大化の改新)があった「板葺宮跡」において、地元の劇団「時空」さんによる、当時の行幸(天皇の外出)をイメージした「行幸ナイトウォーク」が行われました。

川原寺まで、ろうそくに灯された明日香を歩き、到着した川原寺において記念写真会がありました。

9月20日18時30分には、石舞台地区の「あすか風舞台」において、「時空」さんによる、有間皇子の秘話「別れの歌」が上演されます。とても、楽しみにしています!

高松塚会場では、「光の地上絵」ということで、四神の一つ「青龍」がロウソクの灯りで見事に照らし出されていました。「高松塚古墳」もライトアップされていて、とても幻想的でした。

また、地元ボランティア活動の「里山クラブ」さんによる制作のオブジェも見事でした。

ロウソクでの灯りの中を歩いていくと、飛鳥寺では開帳された「飛鳥大仏」や、陶器に穴を開けて描いた「光の絵」、色々と工夫された「光の芸術」を見ることができ、明るい時に見る風景とは違った幻想的な「飛鳥」を見ることができました!

 9月20日〜21日は、「彼岸花祭り」ということで、その昔、持統天皇も通ったとされる飛鳥と吉野を結ぶ古代のルートを、古代衣装を身にまとった「行幸ウオーク」や石舞台地区の「あすか風舞台」での催し物、彼岸花でいっぱいの稲渕の「案山子」を見ることができます。

四季の中で一番好きなのは、秋の「飛鳥」です。いいですねー!

                             

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飛鳥の「案山子」散策

2014年09月11日 20時12分42秒 | 散歩

今「飛鳥」は、9月13日〜15日に行われる、「飛鳥光の回廊」に向けて、各所で準備が行われています。

また、9月20日〜21日の「彼岸花祭り」に向けての準備も行われています。

今回は、明日香村稲渕の「案山子祭り」の「案山子」を、一部撮ってきました。

今年のテーマは、「童謡・唱歌・わらべ歌のものがたり」です。「日本の原風景」とも言われる稲渕の棚田に、力作の「案山子」がすでに準備されていました。

彼岸花も咲き始めた稲渕です。一足先に「稲渕の案山子」を撮ってきました。今でしたら、人も少なくゆっくりと散策・見学することができます。

数は少ないですが、飛鳥の玄関口である近鉄「飛鳥駅」においても、「古都飛鳥保存財団」主催による、「案山子」もみることができます。

飛鳥の秋の風景は、「日本の原風景」そのものだと実感できる場所だと、改めて痛感しました!

                            

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飛鳥の「万葉の明日香路に月を観る会」

2014年09月08日 20時58分53秒 | 散歩

明日香村の「石舞台古墳」内で、9月7日18時より、「第47回万葉の明日香路に月を観る会」が行われました。

古事記にも記されているという、「スサノオミコト」が持っていた、「天の沼琴」が発祥とされる二弦琴「八雲琴」の演奏がありました。

二本の弦で奏でられる、いにしえの音色は、月に映える「石舞台古墳」を背景に、何とも言えない時間を過ごすことができました。

また、「万葉ジャズライブ」ということで、古代衣装を身にまとい、万葉集や懐かしい日本の歌をアレンジしたジャズの演奏がありました。

初めて聴く演奏でしたが、情感豊かな歌声は、とても心にしみて「癒し」のひと時を過ごすことができました。

特に、「志貴皇子」が詠んだ「采女の袖吹き返す明日香風 京を遠みいたずらに吹く」の演奏は、とてもすばらしく印象的でした!

最後に、「飛鳥と月と考古学」ということで、奈良文化財研究所の方より講演がありました。

僅か、2時間くらいの時間でしたが、「飛鳥」ならではの、有意義なひとときを過ごすことができました!

               

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