泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

明日香村の「かかしコンテスト入賞作品と彼岸花の風景」

2024年09月29日 09時26分07秒 | 散歩
奈良県明日香村稲渕地区の棚田において、「案山子祭りと案山子コンテスト」が9月22日・23日に開催され、彼岸花祭りの来場者の投票等により決定されました。
2024年のテーマは、「絆」でした。
今年も、どの作品も力作揃いでした。
来場者の投票等により、村長賞・優秀賞・佳作に入賞された案山子さんをいくつか紹介したいと思います。
村長賞(最優秀賞)は、「キキとジジ」でした。案山子さんとは思えないような作品でした。
優秀賞「御陣所太鼓高く響け」等も、色々と工夫されており見ててとても楽しめる案山子さんでした。
案山子の展示期間は、11月初旬まで、稲渕の「かかしロード」で展示されます。
今年の彼岸花は、例年より遅く咲き始めました。残念ながら。稲渕地区の彼岸花は猪等の被害により年々減少しています。
今年は、阪田地区や飛鳥寺周辺・橘寺等の彼岸花がとても綺麗でした。
秋の一日、彼岸花と案山子さんを見ながら飛鳥の秋の景色を楽しんでみませんか!
        
 
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明日香村稲渕「案山子祭り・2024」のお知らせ

2024年09月17日 20時53分10秒 | 散歩
奈良県明日香村稲渕地区において、9月22・23日に「かかしコンテスト」と「彼岸花祭り」が同時開催されます。 
明日香村稲渕地区の「かかしコンテスト」は、今年で第29回目を迎えます。
2024年のテーマは、「絆(きずな)」です。
「案山子ロード」に展示される案山子は、一般から広く応募したものです。
入賞作品の発表は、9月22日(日)・9月23日(月)に同時開催される「彼岸花祭り」の来場者の投票により決定されます。
ところで稲渕地区の彼岸花は、今のところ咲きはじめた程度です。
ちょと早いですが、見学してきました。既に、8割以上展示してありました。
さて、今年はどの案山子さんが選ばれるのでしょうか、楽しみです・・・
「日本の原風景」とも言われる飛鳥の秋の風景と共に、案山子と彼岸花を見ながら秋の一日を過ごしてみませんか!

                       
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明日香村真弓にある「マルコ山古墳」

2024年09月09日 21時38分24秒 | 歴史
奈良県明日香村大字真弓に所在する「マルコ山古墳」は、真弓丘陵の尾根南斜面に位置し、横口式石槨を有した対角長約24mの高さ約5mの二段築成の多角形墳と思われます。
墳丘の北側には石敷が巡ることや排水施設の存在が発掘調査で確認された。埋葬施設は、凝灰岩の切石を組み合わせて築いた横口式石槨で、床や天井部分、奥壁、側壁など計17石で築かれ、天井石の内側は屋根形に掘り込まれています。
墳丘部分は調査で墳丘北裾に暗渠排水溝やバラスが敷かれていることが確認されています。
墳丘の西南方向から大きな盗掘孔があり、鎌倉末期から室町初期にかけての盗掘が遺留品から判明しています。 
石室内は全面に漆喰が施されていましたが、残念ながら壁画は描かれていません。棺は、杉板を銅釘で組み合わせた木棺が想定されており、棺の表面は、黒漆や朱漆によって仕上げられた麻布が張り合わせてある。出土した遺物には、鉄釘や銅釘、金銅六花形飾金具、金銅製大刀金具、尾錠などがあります。遺物は、飛鳥資料館で見ることができます。
これら、墳丘、石槨、木棺、出土遺物などから、高松塚古墳やキトラ古墳と同様の石槨構造であることが明らかとなり、7世紀末〜8世紀初頭に築かれたと考えられています。
現在は史跡整備により築造当時の姿に復元されています。
また、マルコ山古墳がある真弓の丘陵には、終末期古墳が数基あります。
この古墳の謎として、同時期に造られたキトラ古墳や高松古墳には壁面が描かれているのに、この古墳には漆喰までしているのにどうして壁面が描かれなかったのでしょうかね❔

                





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