泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥の紅葉の名所「中尾山古墳・2022」(1)

2022年11月30日 13時24分33秒 | 散歩
前回、3回にわたって「大和の紅葉」(室生寺・談山神社・長谷寺)の名所を紹介しました。
今回は、私のお薦めの「飛鳥の紅葉の名所」を3回にわたって紹介したいと思います。
第1回目は、飛鳥の紅葉の名所「中尾山古墳・2022」(1)を紹介したいと思います。
「中尾山古墳」は、国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区にあります。近鉄飛鳥駅から徒歩約10分位の所にあります。
「中尾山古墳」は、明日香村平田にある古墳で、形状は八角墳で国の史跡に指定されています。 第42代「文武天皇」の真陵とする説が有力 です。この古墳から徒歩約5分位の所にあるのが「高松塚古墳」です。
この古墳周辺では、モミジの木々があり秋になると紅葉がとても綺麗です。あまり知られていないせいか、人も少なくゆっくりと散策できます。私のお薦めのナンバーワンの「飛鳥の紅葉の名所」です。
今、丁度見頃となっています。
古墳と紅葉の組み合わせは、飛鳥らしい秋景色ですね!

      
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大和の紅葉の名所「長谷寺・2022」(3)

2022年11月26日 14時41分27秒 | 散歩
大和の紅葉の名所の紹介です。
前回は、大和の紅葉の名所「談山神社・2022」(2)でした。
最終回は、大和の紅葉の名所「長谷寺・2022」(3)を紹介したいと思います。
奈良県桜井市にある「長谷寺」は、古くから観音信仰の聖地とされてきました。
一年を通じてさまざまな花が咲き誇り、「花の御寺(みてら)」とも呼ばれています。 
特に牡丹で有名ですが、秋になると境内にある木々が紅葉をはじめ、最盛期には山全体が赤く染まります。
今回は、11月14日に行ったのですが、まだ紅葉はこらからという感じでした。11月下旬位が見頃になると思います。
それでも、約200mの屋根のある登廊を登る道中の景色は、長谷寺ならではでの景色です。
また、国宝の本堂に前にある三方が開けた舞台からの風景は、大和ならではの錦秋を感じさせてくれる景色でした

              
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大和の紅葉の名所「談山神社・2022」(2)

2022年11月23日 12時19分08秒 | 散歩
大和の紅葉の名所の紹介です。
前回は、大和の紅葉の名所「室生寺・2022」(1)でした。
第2回目は、大和の紅葉の名所「談山神社・2022」(2)を紹介したいと思います。
奈良県桜井市にある「談山神社」は、645年の乙巳の変(大化改新)の中心人物である「藤原鎌足」を祀る神社です。本殿・拝殿などの華麗な社殿は、殆どが重要文化財です。また、日本唯一の木造十三重塔(重要文化財)は、藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって678年に建立されました。 現存の塔は、1532年の再建で木造十三重塔としては、世界唯一のものです。
「談山神社」は、明日香村にある石舞台古墳から車で約10分位の所にあり、近いこともあって新緑の春と紅葉の秋の時期には毎年訪れています。
今回は、11月15日に行きましたが紅葉がはじまっていました。
山が紅葉に包まれ鮮やかに色付いたもみじが境内を彩り、とても綺麗でした。
大和ならではの秋の景色が見れる神社で、私のお気に入りの場所のひとつです!

           

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大和の紅葉の名所「室生寺・2022」(1)

2022年11月20日 21時21分53秒 | 散歩
奈良県宇陀市の古刹「室生寺」は、明日香村からは、車で約1時間の所にあります。
このお寺は、明治の初期まで女人禁制だった高野山に対し、古くから女人の参拝が許されていたことから「女人高野」として親しまれています。これから、見事な紅葉が見られ多くの参拝者が来られます。
これから3回にわたって、大和の紅葉の名所を紹介したいと思います。
第1回目は、大和の紅葉の名所「室生寺・2022」(1)を紹介したいと思います。
11月11日に行ったのですが、紅葉が始まっていてとても綺麗でした。特に、太鼓橋から仁王門、鎧坂、本堂にかけて色鮮やかなモミジやイチョウに彩られとても綺麗でした。  
今回一番綺麗だったと思った所は、仁王門をくぐった所に池です。池には、門とモミジが映り込みまるで絵画のようでした。
 紅葉も大変有名な所ですが、奈良有数の名刹のひとつ「室生寺」は、奈良時代に創建された由緒あるお寺です。
境内には、美麗な国宝・五重塔をはじめ、たおやかなたたずまいの平安期の仏像など、貴重な文化財がたくさん見ることができます。
特にほれぼれと見とれてしまうのが、国宝である五重塔です。奈良時代に建てられました。高さ16mと小ぶりで、森の中にそっとたたずむ優美な姿は「日本一小さく、美しい五重塔」として知られています。
もう一つお薦めなのが、国宝の「金堂」です。このお堂には、ご本尊である、榧(かや)の一木造りの釈迦如来立像(国宝)や、薬師如来立像(重文)、文殊菩薩立像(同)の三尊が並んでいます。見応えがあります。 
見どころ満載の「室生寺」は、紅葉がとても綺麗なこの時期が最高だと思います!


         
                   
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3年ぶりに公開された「藤ノ木古墳」

2022年11月18日 07時55分40秒 | 歴史
2022年11月12日、奈良県斑鳩町にある国の史跡「藤ノ木古墳」の石室が3年ぶりに公開されました。
今回は、3年ぶりに公開された「藤ノ木古墳」を紹介したいと思います。
例年、春と秋に石室の内部を特別に公開されていましたが、新型コロナの影響で休止となり、12日に3年ぶりに公開されました。
以前から一度は、石室の内部を実際に見たく思い今回、事前予約をして見学に行ってきました。
「藤ノ木古墳」は、世界遺産である「法隆寺」から西方へ徒歩約10分の所にあります。「西里」と呼ばれる昔ながらの集落を歩いていくと突き当たりにあります。
少し時間がありましたので、「藤ノ木古墳」から約5分位の所にある古墳のガイダンス施設である「斑鳩町文化財活用センター」に行きました。
ここでは、出土品のレプリカや発掘の様子や出土状況の映像を見ることができます。展示室への通路は、古墳の羨道を模しています。残念ながら、公開された「藤ノ木古墳」では写真撮影ができないということで、ここで石室の内部の写真がありましたので撮ってきました。また、入り口付近には朱色の石棺レプリカが置いてありました。
国の史跡である「藤ノ木古墳」は、6世紀後半に造られたとみられる直径50メートルほどの円墳で、発掘調査では、金メッキが施された豪華な馬具やガラス玉で装飾された刀剣などの副葬品が出土しています。
国宝に指定されている数々の出土品は、橿原市にある「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」で見ることができます。
見学後、「博物館」に行き出土品を見てきました。出土品は、見事なもので一見の価値があります。
見学の前には、町の担当者から古墳の話や葬られている人について諸説あって、定まっていないことなどの説明を受けました。
その後グループごと、全長14メートルほどの石室の中に入り、魔よけのために朱色に塗られた石のひつぎを、間近で見ることができました。
残念ながら、見学時間はひとグループ2分間でしたが、まるで古代に戻ったようなひと時でした!

     
                    
 
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