泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥の「初夏の風景・2024」

2024年06月29日 20時46分15秒 | 散歩
奈良県明日香村も、ようやく田植えが終わろうとしています。
明日香村は、歴史と豊かな自然が息づく処です。「日本の原風景」であり、「日本人の心のふるさと」とも呼ばれています。
「原風景」のひとつに、「水田」の風景があります。
飛鳥の魅力の一つに、歴史的な景観は勿論ですが、古代から残る豊かな自然です。水田に映る雲や山並みは何とも言えない懐かしい景色です。
田んぼに水がはった棚田の景色は、この時期しか見れない懐かしい風景です。また、アジサイの花やホタルを見ることができます。
特に、奥飛鳥と呼ばれている稲渕の棚田や細川谷の棚田の景色が大好きです。
飛鳥の「水田」の風景は、眺めているだけで時間を忘れさせてしまうほどの景色ですよ!

                                     
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大和三大観音あじさい回廊「壺阪寺のアジサイ大仏・2024」

2024年06月19日 05時32分04秒 | 散歩
奈良県高取町にある「壺阪寺」は、西国三十三所観音霊場の第六番札所として古くから信仰を集め、本尊の十一面千手観世音菩薩は眼病に霊験あらたかとされています。今、「壷阪大仏」周辺のアジサイが、とても綺麗です。
日本最古の観音霊場、西国三十三所観音巡礼(日本遺産)の奈良県内霊場である岡寺(明日香村岡)、長谷寺(桜井市初瀬)、壺阪寺(高取町壺阪)と今年度から室生寺(宇陀市室生)の4カ寺に咲くアジサイを巡る「大和三大観音あじさい回廊」が行われています。
「壷阪寺」では、「壷阪大仏」と呼ばれる大きな石像の周辺で、100を超える鉢植えのアジサイの花が囲んでいます。
大仏様とアジサイの組み合わせは、大和ならではの景色でした!

                                    
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奈良県営馬見丘陵公園の「花ショウブ・2024」

2024年06月13日 07時51分39秒 | 散歩
奈良県広陵町と河合町にまたがる県営「馬見丘陵公園」では、ハナショウブが見頃を迎えています。(2024年6月3日)
奈良県明日香村から車で約40分位の所にある「馬見丘陵公園」は、奈良県広陵町・河合町にまたがる馬見丘陵の歴史的遺産(馬見丘陵古墳群4~5世紀築造)と豊かな自然環境を 保全・活用するためにつくられた広域公園です。
「馬見丘陵公園」の中央エリアにある「菖蒲園」には、春の小川・千早の昔・長生殿・緑葉黄金・紬娘・大水青など江戸系・肥後系・伊勢系など約100種・3万本の花菖蒲が植えられ、青・紫・黄・白・ピンク色など色とりどりの花を咲かせています。
初夏を彩る色々な種類のハナショウブを見ることができる「奈良県営馬見丘陵公園」は、私の大和の中のお気に入りの場所のひとつです!

   
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奈良県明日香村の「ササユリの香る丘・2024」

2024年06月05日 08時04分18秒 | 散歩
奈良県明日香村豊浦にある「甘樫丘」の頂上付近の北西の斜面で、
可憐な「ササユリ」見頃になっています。
2024年6月1日・2日に、「飛鳥里山クラブ」さんによる「ササユリの香る丘見学ツアー」に参加してきました。
国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区において、国営飛鳥歴史公園のボランティアクラブ「飛鳥里山クラブ」さんが、自生する「ササユリ」を守り増やす活動を続けています。
約1時間の見学ツアーでした。「飛鳥里山クラブ」のボランティアさんの丁寧なガイドのもと、「ササユリ」が育てられている所まで「甘樫丘」に育っている植物の説明をうけました。
「ササユリ」は、「甘樫丘」の頂上付近の北西の斜面で大切に育てられています。ややピークは過ぎていましたが、とても可憐で綺麗でした。
日本にだけ自生する貴重なユリで、その葉が笹に似ているところから笹百合と名づけられています。ちなみに、「ササユリ」の花が咲くまでには6年程かかるそうです。
初夏を彩る山野草である「ササユリ」は、『万葉集』にも詠まれ「さきくさ(三枝)」という名で登場しているようです。 
途中、「飛鳥里山クラブ」さんが育ててある蝶のオオムラサキの小屋に立ち寄りました。普段は、中に入れませんがとても貴重なオオムラサキをまじかに見ることができました。
オオムラサキは、昭和32年に日本昆虫学会において、世界に誇る日本の代表的な、格調高い華麗な蝶として国蝶に決まりました。オオムラサキは、羽を広げると10センチ以上になるそうです。
オス成虫のハネには、青紫色に輝く部分がありこれが和名の由来だそうです。ちなみにメス成虫のハネは、濃いぶどう色をしています。
今回、幸運にもオス・メス共に見ることができました。
オスの青紫色に輝く羽 が、とても綺麗でした。
今年度は終了しましたが、興味のある方は来年度是非参加されてみて下さい。参加料は、100円でした。終了後には、紙花の「ササユリ」等をいただきました。
万葉集にも詠まれた可憐な「ササユリ」が咲いている風景は、初夏を彩る飛鳥ならではの素晴らしい景色でした!

                  




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奈良県明日香村岡寺の「アジサイの階段・2024」

2024年06月01日 09時00分58秒 | 散歩
奈良県明日香村岡にある「岡寺」は、村の東にある岡山の中腹に位置しています。
岡寺は別名“花の寺”とも呼ばれ四季折々の花や紅葉が見事です。
今は、アジサイが見頃となっています。
「岡寺」の創建は寺伝によると、およそ1300年前に天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立されました。
西国三十三カ所観音霊場第7番札所で、奈良時代作の本尊如意輪観音坐像(重要文化財)は高さ4.6m、わが国最大の塑像で厄除け観音として信仰を集めています。 
この時期「岡寺」では、本堂と奥の院の階段にアジサイの鉢が敷き詰められいて、とても綺麗です。
特に、アジサイを背景にしたお地蔵さんの表情がとても良かったです!
また本年より「大和三大観音 あぢさゐ回廊」の三ヶ寺である壷阪寺・岡寺・長谷寺に室生寺を加えた「大和あじさい重ね色巡礼」も開催されています。
        
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