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【COGHCC聖書通読】 2019/06/24

2019-06-24 08:05:20 | 一日一章・聖書通読日記
創世記 11:1-9

全地は同じ発音、同じ言葉であった。 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。 彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。 彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、 言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

今日の通読箇所はバベルの塔として有名な記事ですが、彼らの過ちは何だったのでしょうか? 彼らの言葉から拾い上げると、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。」これは自らを神よりも高くなろうとした高慢の罪です。「そしてわれわれは名を上げて、」これは神に栄光を帰することをせず、自らが栄光を取ろうとしたことです。あがめられるべき御名は、栄光ある神の御名の他にありません。「全地のおもてに散るのを免れよう。」これは「うめよ、ふえよ、地に満ちよ」と命じられた神の目的に聞き従わない反逆の罪です。造り主なる神に敵対するために人が集まるならば、神はその群を散らされます。神に反逆するために口裏を合わせるならば、神はその言葉を乱されます。私たち全人類の言葉も心もバラバラになってしまったのは、私たち自身が蒔いた種の結果なのだということを、私たちは厳粛に受け止めなければなりません。

https://www.bible.com/bible/81/gen.11.1-9.ja1955

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創世記 11:10-26

セムの系図は次のとおりである。セムは百歳になって洪水の二年の後にアルパクサデを生んだ。 セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、男子と女子を生んだ。 アルパクサデは三十五歳になってシラを生んだ。 アルパクサデはシラを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。 シラは三十歳になってエベルを生んだ。 シラはエベルを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。 エベルは三十四歳になってペレグを生んだ。 エベルはペレグを生んで後、四百三十年生きて、男子と女子を生んだ。 ペレグは三十歳になってリウを生んだ。 ペレグはリウを生んで後、二百九年生きて、男子と女子を生んだ。 リウは三十二歳になってセルグを生んだ。 リウはセルグを生んで後、二百七年生きて、男子と女子を生んだ。 セルグは三十歳になってナホルを生んだ。 セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。 ナホルは二十九歳になってテラを生んだ。 ナホルはテラを生んで後、百十九年生きて、男子と女子を生んだ。 テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。

昨日の通読箇所ではノアから再スタートを切った全民族の系図が記されていましたが、ここではノアの嫡子セムから始まる神の民の系図が記されています。そしてセムから始まってアブラムの父テラの代までが、一区切りとして紹介されています。この系図を見ると、徐々に人の寿命が短くなってゆくことがわかります。これはノアの洪水によって天の上の水が失われたため、宇宙から容赦なく降り注ぐ有害な電磁波から守られていた地球上の生物に、深刻な被害が出始めたと見ることもできます。そして神が創世記6章で「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう。」と言われた通りになりました。医療が発達し長寿化が進んだ現代においても、人の寿命はおおよそ120歳が限界です。神は真実なお方であることを再認識し、御言葉に聞き従うことこそまことのさいわいであると信じ受け止める私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/81/gen.11.10-26.ja1955

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創世記 11:27-32

テラの系図は次のとおりである。テラはアブラム、ナホルおよびハランを生み、ハランはロトを生んだ。 ハランは父テラにさきだって、その生れた地、カルデヤのウルで死んだ。 アブラムとナホルは妻をめとった。アブラムの妻の名はサライといい、ナホルの妻の名はミルカといってハランの娘である。ハランはミルカの父、またイスカの父である。 サライはうまずめで、子がなかった。 テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、ハランに着いてそこに住んだ。 テラの年は二百五歳であった。テラはハランで死んだ。

テラの系図はその子の代までで、妻を含む家族構成を詳しく記しています。それは、これから始まる神の選びの系譜を詳しく学ぶために重要な情報だからです。テラには3人の息子がいましたが、そのうちハランは親よりも先にカルデヤのウルで死んでしまいました。そのことがテラにカナンへの移住計画を促しますが、死んだ息子と同じ名を持つハランに寄留して一生を終え、やがてアブラハムの息子イサクの妻となるリベカがハランの地で生まれます。これらの背景説明をふまえて創世記を読み解くと、神様の選びの歴史をより深く理解し味わい知ることができます。

https://www.bible.com/bible/81/gen.11.27-32.ja1955
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