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【COGHCC聖書通読】 2019/04/15

2019-04-15 07:45:24 | 一日一章・聖書通読日記
テトスヘの手紙 1:1-5

神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから-わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた者たちの信仰を強め、また、信心にかなう真理の知識を彼らに得させるためであり、 偽りのない神が永遠の昔に約束された永遠のいのちの望みに基くのである。 神は、定められた時に及んで、御言を宣教によって明らかにされたが、わたしは、わたしたちの救主なる神の任命によって、この宣教をゆだねられたのである- 信仰を同じうするわたしの真実の子テトスへ。父なる神とわたしたちの救主キリスト・イエスから、恵みと平安とが、あなたにあるように。 あなたをクレテにおいてきたのは、わたしがあなたに命じておいたように、そこにし残してあることを整理してもらい、また、町々に長老を立ててもらうためにほかならない。

今日からテトスへの手紙の通読に入ります。テトスはテモテと同様パウロの指導の下に育てられて弟子で、信仰を同じうする真実の子、と呼んでいます。パウロはクレテ島にある教会の問題を解決するためにテトスを派遣しました。具体的には、町々に長老を立て、救われた人々の信仰を正しく導くことでした。なぜなら生まれながらの罪の子である私たちは、せっかく福音の御言葉を聞いて罪赦され救われても、野放し状態のままでは再び罪に戻ってしまうからです。ですからパウロは、この福音宣教を神から委ねられているのだという事実をテトスに再認識させ、人々の信仰を強め、真理の知識を得させて正しい道に導く務めを果たすようにとテトスを激励したのです。私たちもまた盲目的に信じる者ではなく、福音の真理を正しく学んで、永遠のいのち、まことの祝福に導かれる者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/tit.1.1-5.ja1955

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テトスヘの手紙 1:6-11

長老は、責められる点がなく、ひとりの妻の夫であって、その子たちも不品行のうわさをたてられず、親不孝をしない信者でなくてはならない。 監督たる者は、神に仕える者として、責められる点がなく、わがままでなく、軽々しく怒らず、酒を好まず、乱暴でなく、利をむさぼらず、 かえって、旅人をもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、信仰深く、自制する者であり、 教にかなった信頼すべき言葉を守る人でなければならない。それは、彼が健全な教によって人をさとし、また、反対者の誤りを指摘することができるためである。 実は、法に服さない者、空論に走る者、人の心を惑わす者が多くおり、とくに、割礼のある者の中に多い。 彼らの口を封ずべきである。彼らは恥ずべき利のために、教えてはならないことを教えて、数々の家庭を破壊してしまっている。

パウロはテモテへの手紙と同様、長老や監督となる人の備えられるべき要件を、テトスへの手紙でも明確に伝えました。長老は、家庭を正しく治める者でなけれは、神の家族である教会を正しく導くことができません。監督は更に神に仕える者として人々から責められる点のない人格者でなければなりません。どうやらクレテ島の教会には、空虚な理屈ばかり語り、人々の信仰を惑わす指導者かぶれの者が多くいたようです。口先ばかり立派でも、その行いにおいて、生活態度において落ち度のある人は、人々を指導する立場には相応しくありません。しかしそれは人間的な努力によってでは到底不可能です。常に神に祈り求め、誠実で謹厳な信仰生活を送る者にこそ賜る神の祝福です。

https://www.bible.com/bible/81/tit.1.6-11.ja1955

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テトスヘの手紙 1:12-16

クレテ人のうちのある預言者が「クレテ人は、いつもうそつき、たちの悪いけもの、なまけ者の食いしんぼう」と言っているが、 この非難はあたっている。だから、彼らをきびしく責めて、その信仰を健全なものにし、 ユダヤ人の作り話や、真理からそれていった人々の定めなどに、気をとられることがないようにさせなさい。 きよい人には、すべてのものがきよい。しかし、汚れている不信仰な人には、きよいものは一つもなく、その知性も良心も汚れてしまっている。 彼らは神を知っていると、口では言うが、行いではそれを否定している。彼らは忌まわしい者、また不従順な者であって、いっさいの良いわざに関しては、失格者である。

この箇所の冒頭にある言葉は、クレテ島の人々の全般的な傾向を言い表したギリシャ語の文献からの引用のようです。パウロはこの非難は当たっていると認めた上で、だからこそキリストの尊いいのちによって購い出されたクリスチャンは、人々から揶揄されるような人物のままではなく、御霊の導きによってキリストを着た新しい人へと真に生まれ変わり、健全な信仰の持ち主となるべきであることを説いています。空虚な論争に時間を無駄遣いしたり、口先ばかり立派な夢想家は、神を知っていると言いながら行いでは神を否定する忌まわしい者、良心まで汚れた不信仰な者、不従順な者、失格者であるとパウロは断言しています。神を信じ救われたつもりになっていても、救われる前の生活態度と何ら変わらない人は、このような信仰の破綻を来します。キリストの十字架という貴い犠牲の故に罪赦され救われた者、聖なる神の民に相応しい者として、聖書の御言葉の基準に照らして非難されることのない信仰生活を送ることを心掛ける私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/81/tit.1.12-16.ja1955
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