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【COGHCC聖書通読】 2019/08/22

2019-08-22 07:55:17 | 一日一章・聖書通読日記
出エジプト記 20:1-6

神はこのすべての言葉を語って言われた。 「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。 あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。 あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない。上は天にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水のなかにあるものの、どんな形をも造ってはならない。 それにひれ伏してはならない。それに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神であるから、わたしを憎むものは、父の罪を子に報いて、三、四代に及ぼし、 わたしを愛し、わたしの戒めを守るものには、恵みを施して、千代に至るであろう。」

イスラエル全会衆の目の前でシナイ山に降られた神は、モーセに十戒を授けられました。十戒の精神は、決して○○してはならないという禁止条項を並べ立てたものではなく、私たちが神の恵みの中で真にさいわいな生涯を歩むための秘訣として勧められた人生の処方箋です。だからこそ前文として「わたしはあなたを奴隷から導き出した神である」と始まり、「私の戒めを守る者には恵みを施して千代に至る」と、自由と祝福を約束してくださいました。私たちをねたむほどに愛してやまない神の切なる愛を知り、この神を差し置いて自分の好き勝手な神々を作って拝むことなく、心から喜んでまことの神の戒めを守り、御言葉に聞き従う私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/81/exo.20.1-6.ja1955

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出エジプト記 20:7-11

「あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。 安息日を覚えて、これを聖とせよ。 六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。 七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。 主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた。」

神の神聖を冒すこと、神を侮ることは、神よりも自分の方が上位に立つこと、神を否定することに等しき大罪です。真に神を畏れるならば、神を侮辱するような言葉を口にすることさえはばかられるはずです。親しき仲にも礼儀あり、私たちは礼節を保って神と接することが肝要です。また天地創造の折、神は第7日目に安息を創造されたと解釈することもできます。神の定められた安息日を守ることは、神の恵みを覚えて感謝する一日を過ごすと同時に、私たちが働きづめで健康を害することのないようにとの神のご配慮でもあります。現在のキリスト教会では週の始めの日、日曜日を主の日として礼拝を捧げていますが、神を覚えて一日を聖別することは、私たちがいつまでも健康でさいわいな生涯を歩むための秘訣です。

https://www.bible.com/bible/81/exo.20.7-11.ja1955

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出エジプト記 20:12-17

「あなたの父と母を敬え。これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである。 あなたは殺してはならない。 あなたは姦淫してはならない。 あなたは盗んではならない。 あなたは隣人について、偽証してはならない。 あなたは隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、しもべ、はしため、牛、ろば、またすべて隣人のものをむさぼってはならない」。

モーセの十戒は、第四戒までは神に対する戒め、第五戒からは対人関係の戒めとして構成されています。その筆頭に父と母を敬えとありますが、ここにもあなたがたが長寿を全うすることができるようにとの神の配慮が記されています。後に続く戒めは、この世の様々な国々の法律の基本にもなっている倫理的、道徳的な戒めです。神のかたちに造られた人間が真に人間らしく、人として真っ当な存在となるために、そして神の御心に適う人間社会を形成するために、十戒は最も基本的なガイドラインとして守るべきものです。

https://www.bible.com/bible/81/exo.20.12-17.ja1955

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出エジプト記 20:18-26

民は皆、かみなりと、いなずまと、ラッパの音と、山の煙っているのとを見た。民は恐れおののき、遠く離れて立った。 彼らはモーセに言った、「あなたがわたしたちに語ってください。わたしたちは聞き従います。神がわたしたちに語られぬようにしてください。それでなければ、わたしたちは死ぬでしょう」。 モーセは民に言った、「恐れてはならない。神はあなたがたを試みるため、またその恐れをあなたがたの目の前において、あなたがたが罪を犯さないようにするために臨まれたのである」。 そこで、民は遠く離れて立ったが、モーセは神のおられる濃い雲に近づいて行った。 主はモーセに言われた、「あなたはイスラエルの人々にこう言いなさい、『あなたがたは、わたしが天からあなたがたと語るのを見た。 あなたがたはわたしと並べて、何をも造ってはならない。銀の神々も、金の神々も、あなたがたのために、造ってはならない。 あなたはわたしのために土の祭壇を築き、その上にあなたの燔祭、酬恩祭、羊、牛をささげなければならない。わたしの名を覚えさせるすべての所で、わたしはあなたに臨んで、あなたを祝福するであろう。 あなたがもしわたしに石の祭壇を造るならば、切り石で築いてはならない。あなたがもし、のみをそれに当てるならば、それをけがすからである。 あなたは階段によって、わたしの祭壇に登ってはならない。あなたの隠し所が、その上にあらわれることのないようにするためである』。

神はイスラエル全会衆の目の前でモーセと語り、十戒を授けられました。それは単に人の恐怖心をあおるものではなく、神の民イスラエルが真に神を畏れる心を持つようになるためです。人は畏れるべき者を畏れなくなるとき、何事も自分勝手、自分本位に解釈し、如何様にも罪を犯してしまう、実に不遜で愚かな存在です。現代社会において犯罪の増加、深刻化が進んでいるのも、教育において真に畏れるべき者の不在化が挙げられます。権威に従うことを嫌い、守るべきルールを破っても問題視せず、むしろそれらを正当化し、美化する風潮は、実に憂慮すべき事態です。天地万物を造り、生きとし生けるものにいのちを授け、私たち人間に心を授けてこの世を治めようとされたまことの神を畏れかしこみ、主に喜ばれる真に祝福された生涯を歩ませていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/81/exo.20.18-26.ja1955
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