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【COGHCC聖書通読】 2017/06/25

2017-06-25 06:40:00 | 一日一章・聖書通読日記
詩篇 3:1-3
「主よ、わたしに敵する者のいかに多いことでしょう。わたしに逆らって立つ者が多く、 「彼には神の助けがない」と、わたしについて言う者が多いのです。[セラ しかし主よ、あなたはわたしを囲む盾、わが栄え、わたしの頭を、もたげてくださるかたです。」

詩篇には「セラ」という言葉がたくさん出てきます。この言葉の正確な意味はまだわかっていないようですが、多くの解釈では、小休止、一呼吸置く、という意味の音楽用語として理解されているようです。先に綴られた言葉の後に一呼吸置くことで、詩歌の内容に新たな展開が起こることがわかります。

詩篇3篇は、ダビデがその子アブサロムの謀反に遭い、エルサレムから脱出したときに詠まれた詩篇です。ですからその書き出しは、わたしには敵が多く、神様から見放されたと人々に噂されたという悲しい現実から始まります。しかしここでセラ、一呼吸置いて、しかし主よ、と信仰に基づいて、自分を守ってくださり再び立ち上がらせてくださる神様に寄り頼むダビデの心からの告白、新たな展開が始まります。

私たちの現実世界は、自分の思い通りに行かない、窮地に陥ることの連続です。しかし神様を信じる私たちはこのようなときこそセラ、一呼吸置いて、信仰に立ち帰って、神様に寄り頼むことができますから感謝いたします。「誰でも重荷を負うて苦しんでいる者はわたしの下に来なさい。わたしが休ませてあげよう」と言われたイエス様の足下に人生の重荷を降ろし、一呼吸置いて、魂の休息を得て、信仰によって立ち上がる力を与えていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.3.1-3.ja1955

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詩篇 3:4-6
「わたしが声をあげて主を呼ばわると、主は聖なる山からわたしに答えられる。[セラ わたしはふして眠り、また目をさます。主がわたしをささえられるからだ。 わたしを囲んで立ち構えるちよろずの民をもわたしは恐れない。」

ダビデは、わたしが声を上げると主は答えてくださり、支えてくださるとの神様への絶対的な信頼をもって、幾千万の敵に取り囲まれようともわたしは恐れないと、信仰によって恐れを克服しました。

神様を信じて、この世の者ではない、天に属する者とされた私たちの周りには、この世の敵ばかりとなるのは当たり前です。目に見える敵を恐れることなく、目には見えない神様の守りの御手を信じて現実に立ち向かう私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.3.4-6.ja1955

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詩篇 3:7-8
「主よ、お立ちください。わが神よ、わたしをお救いください。あなたはわたしのすべての敵のほおを打ち、悪しき者の歯を折られるのです。 救は主のものです。どうかあなたの祝福があなたの民の上にありますように。[セラ」

ダビデは窮地に陥った自分を救ってくださいと祈るばかりでなく、救いと祝福が神の民イスラエルの上にあるようにと祈り求めました。これこそダビデが真のイスラエルの王、信仰のリーダーである所以です。自分のことばかり祈り求めるのではなく、神の民全体のことを思う心、ひいてはすべての人々の救いのために執り為して祈る信仰の姿勢を、私たちも身に付けさせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/psa.3.7-8.ja1955
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