伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/09/05

2018-09-05 07:40:04 | 一日一章・聖書通読日記
ゼパニヤ書 2:1-3

あなたがた、恥を知らぬ民よ、共につどい、集まれ。 すなわち、もみがらのように追いやられる前に、主の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に、主の憤りの日がまだあなたがたに来ない前に。 すべて主の命令を行うこの地のへりくだる者よ、主を求めよ。正義を求めよ。謙遜を求めよ。そうすればあなたがたは主の怒りの日に、あるいは隠されることがあろう。

ゼパニヤは主の御言葉をないがしろにし腐敗しきったユダの民に対して「恥を知らぬ民よ」と責め、神様の激しい裁きが下される前に集まれ、すなわちまことの礼拝を回復させよ、と呼びかけました。そして主の命令を守り行う遜った者に、主と正義を求めるならば神の怒りを免れることができるであろうと告げました。まことの神を知りながら主を畏れず、自らを誇りこの世の名誉や富に頼る者は、神様の怒りの嵐にもみ殻のように吹き飛ばされ、跡形もなくなってしまいます。罪を指摘されたときに取るべき態度は、遜って主の御前に集い、神の赦しを求めることです。

http://bible.com/81/zep.2.1-3.ja1955

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ゼパニヤ書 2:4-7

ともあれ、ガザは捨てられ、アシケロンは荒れはて、アシドドは真昼に追い払われ、エクロンは抜き去られる。 わざわいなるかな、海べに住む者、ケレテの国民。ペリシテびとの地、カナンよ、主の言葉があなたがたに臨む。わたしはあなたを滅ぼして、住む者がないようにする。 海べよ、あなたは牧場となり、羊飼の牧草地となり、また羊のおりとなる。 海べはユダの家の残りの者に帰する。彼らはその所で群れを養い、夕暮にはアシケロンの家に伏す。彼らの神、主が彼らを顧み、その幸福を回復されるからである。

続いてゼパニヤはユダの近隣諸国に対する裁きを預言しました。まずはユダの西側、地中海沿いにいたペリシテ人に対する裁きの預言です。ペリシテ人は海洋民族で、クレテ島方面からカナンの地に入植しました。そして事あるごとにイスラエルと対立しましたが、彼らは神様の裁きを受けて滅ぼされ、すでに絶滅しています。今のパレスチナ人はペリシテ人とは何の関係もありません。ガザ、アシケロン、アシドド、エクロンは当時のペリシテ人の主要都市でしたが、捨てられ荒れ果てるという預言は、今日その通りになっています。神様の御言葉は必ず成就することを、私たちは長い歴史の事実からも知ることができます。

http://bible.com/81/zep.2.4-7.ja1955

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ゼパニヤ書 2:8-11

「わたしはモアブのあざけりと、アンモンの人々の、ののしりを聞いた。彼らはわが民をあざけり、自ら誇って彼らの国境を侵した。 それゆえ、万軍の主、イスラエルの神は言われる、わたしは生きている。モアブは必ずソドムのようになる。アンモンの人々はゴモラのようになる。いらくさと塩穴とがここを占領して、永遠に荒れ地となる。わが民の残りの者は彼らをかすめ、わが国民の残りの者はこれを所有する」。 この事の彼らに臨むのはその高ぶりによるのだ。彼らが万軍の主の民をあざけり、みずから誇ったからである。 主は彼らに対して恐るべき者となられる。主は地のすべての神々を飢えさせられる。もろもろの国の民は、おのおの自分の所から出て主を拝む。

モアブとアンモンはユダの東側にいた民族で、アブラハムの甥ロトの子孫です。ロトはソドムとゴモラの滅亡のときに、アブラハムの必死の執り成しによって命からがら逃げ出すことができましたが、後の日には彼らはイスラエルをののしり嘲り、度々領地を侵略しました。そのため主は、彼らをソドムとゴモラのように滅ぼすと厳しい裁きを下されたのです。しかし同時に神様は、諸国民は自分の国から出て主を拝むようになると、真の救いを求める者に対しては憐れみの手を差し伸べてくださっていますから感謝いたします。

http://bible.com/81/zep.2.8-11.ja1955

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ゼパニヤ書 2:12-15

エチオピヤびとよ、あなたがたもまたわがつるぎによって殺される。 主はまた北に向かって手を伸べ、アッスリヤを滅ぼし、ニネベを荒して、荒野のような、かわいた地とされる。 家畜の群れ、もろもろの野の獣はその中に伏し、はげたかや、やまあらしはその柱の頂に住み、ふくろうは、その窓のうちになき、からすは、その敷居の上に鳴く。その香柏の細工が裸にされるからである。 この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、その心の中で、「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と言った町であるが、このように荒れはてて、獣の伏す所になってしまった。ここを通り過ぎる者は皆あざけって、手を振る。

次いで南のエチオピアと北のアッスリヤに対する裁きの預言です。彼らの罪は、自らの力に寄り頼み、自分たちこそ最高の民族だと勝ち誇ったことです。しかし神様の御前に優劣はありませんし、仮にあったとしても「どんぐりの背比べ」で「目くそ鼻くそを笑う」ような愚かなことです。私たちは全知全能にして絶対的主権者であられる主の御前にへりくだって神の裁きの対象とならないように留意し、自らを誇ることなく他者に対して謙遜かつ柔和な態度で臨み、誰からも嘲られることも謗られることもない振る舞いを心掛けることが肝要です。

http://bible.com/81/zep.2.12-15.ja1955
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【今日の聖句】 2018/09/05

2018-09-05 06:35:22 | 今日の聖句
コリントの信徒への手紙二 4:18 新共同訳

「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

自分の目で見られないものは信じられないという人がいますが、かえって見えるからこそ綻びが生じ、衰え行く次第を目の当たりにすることとなります。信仰も、愛も、そして神様も私たちの目には見えないからこそ、永遠に存続するものとして信頼するに足るものと知る私たちでありますように。

http://bible.com/1819/2co.4.18.新共同訳
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