伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/09/03

2018-09-03 07:50:20 | 一日一章・聖書通読日記
ハバクク書 3:1-2

シギヨノテの調べによる、預言者ハバククの祈。 主よ、わたしはあなたのことを聞きました。主よ、わたしはあなたのみわざを見て恐れます。この年のうちにこれを新たにし、この年のうちにこれを知らせてください。怒る時にもあわれみを思いおこしてください。

シギヨノテとは、新解約聖書の注釈では悲しみの歌とあり、災害のときにレビ人によって歌われた讃美とのことです。このことから、ハバククは聖歌隊の一員ではなかったとも言われているそうです。いずれにせよハバクク書3章は神様の預言を授かったハバククが、讃美によって祈りを捧げているもので、ハバククの詩篇ともいわれています。巧みな詩歌の言葉を用いて神様に祈りを捧げることも大切ですし、私たちが讃美を捧げるときも祈り心を以て捧げることが肝要です。

http://bible.com/81/hab.3.1-2.ja1955

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ハバクク書 3:3-7

神はテマンからこられ、聖者はパランの山からこられた。その栄光は天をおおい、そのさんびは地に満ちた。〔セラ その輝きは光のようであり、その光は彼の手からほとばしる。かしこにその力を隠す。 疫病はその前に行き、熱病はその後に従う。 彼は立って、地をはかり、彼は見て、諸国民をおののかせられる。とこしえの山は散らされ、永遠の丘は沈む。彼の道は昔のとおりである。 わたしが見ると、クシャンの天幕に悩みがあり、ミデアンの国の幕は震う。

テマンは死海南部の山々、パランはその西にあるネゲブ砂漠一帯で、主イエスが再臨されるときにこれらの地方を通ってエルサレムに向かわれると記されています。クシャンはエチオピア、ミデアンの地はアラビア半島一帯を指し、主の再臨のときには神様の栄光が轟き、イスラエルを取り囲む近隣諸国の人々が震えおののくとの預言です。

http://bible.com/81/hab.3.3-7.ja1955

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ハバクク書 3:8-15

主よ、あなたが馬に乗り、勝利の戦車に乗られる時、あなたは川に向かって怒られるのか。川に向かって憤られるのか。あるいは海に向かって立腹されるのか。 あなたの弓は取り出された。矢は、弦につがえられた。〔セラ あなたは川をもって地を裂かれた。 山々はあなたを見て震い、荒れ狂う水は流れいで、淵は声を出して、その手を高くあげた。 飛び行くあなたの矢の光のために、電光のようにきらめく、あなたのやりのために、日も月もそのすみかに立ち止まった。 あなたは憤って地を行きめぐり、怒って諸国民を踏みつけられた。 あなたはあなたの民を救うため、あなたの油そそいだ者を救うために出て行かれた。あなたは悪しき者の頭を砕き、彼を腰から首まで裸にされた。〔セラ あなたはあなたのやりで将軍の首を刺しとおされた。彼らはわたしを散らそうとして、つむじ風のように来、貧しい者をひそかに、のみ滅ぼすことを楽しみとした。 あなたはあなたの馬を使って、海と大水のさかまくところを踏みつけられた。

ハバククはありとあらゆる詩的表現を用いて神様の栄光と勝利を表現しました。これらの言葉はすべて、神様に対して頑なな民の裁きと、神様に聞き従う民の特別な守りを言い表しています。殊に、ここに出てくる海や大水とはサタンの支配する罪の世界を表し、主はそれらを足で踏みつけて完全に勝利されることを讃美しています。嵐吹くガリラヤ湖の上を歩まれたイエス様は、このハバククの預言を成就したものです。そして私たちの人生の嵐の夜にも、神様はその上を歩んで私たちの近くに来られ、嵐を静めてくださる勝利の主です。

http://bible.com/81/hab.3.8-15.ja1955

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ハバクク書 3:16-19

わたしは聞いて、わたしのからだはわななき、わたしのくちびるはその声を聞いて震える。腐れはわたしの骨に入り、わたしの歩みは、わたしの下によろめく。わたしはわれわれに攻め寄せる民の上に悩みの日の臨むのを静かに待とう。 いちじくの木は花咲かず、ぶどうの木は実らず、オリブの木の産はむなしくなり、田畑は食物を生ぜず、おりには羊が絶え、牛舎には牛がいなくなる。 しかし、わたしは主によって楽しみ、わが救の神によって喜ぶ。 主なる神はわたしの力であって、わたしの足を雌じかの足のようにし、わたしに高い所を歩ませられる。これを琴に合わせ、聖歌隊の指揮者によって歌わせる。

神様が示された世の終わりに対するハバククの応答は、その裁きの恐ろしさに震えつつも、神様がもたらされる平和な世界に歓喜する讃美です。世の終わりには様々な天変地異や飢饉が訪れますが、主に信頼する者は目に見える災いの向こうに、神様の究極的な救いの御業を仰ぎ見ることができ、世のすべての不義は裁かれ、御心を行う義人には喜びの日の到来となりますから感謝いたします。

http://bible.com/81/hab.3.16-19.ja1955
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【今日の聖句】 2018/09/03

2018-09-03 06:35:51 | 今日の聖句
詩編 28:7 新共同訳

「主はわたしの力、わたしの盾
 わたしの心は主に依り頼みます。
 主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。
 歌をささげて感謝いたします。」

主を己が力とし、盾として寄り頼む信仰により、悲しみは喜びに、嘆きは感謝の歌声に変わります。私たちの心を意気消沈させる現実に立ち向かい、いかなる理不尽な攻撃にも耐え忍ぶ信仰の力を、主イエス・キリストの十字架よりいただく私たちでありますように。

http://bible.com/1819/psa.28.7.新共同訳
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