伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/05/04

2018-05-04 08:30:13 | 一日一章・聖書通読日記
エレミヤ書 39:1-3
ユダの王ゼデキヤの九年十月、バビロンの王ネブカデレザルはその全軍を率い、エルサレムに来てこれを攻め囲んだが、 ゼデキヤの十一年四月九日になって町の一角が破れた。 エルサレムが取られたので、バビロンの王のつかさたち、すなわちネルガル・シャレゼル、サムガル・ネボ、ラブサリスのサルセキム、ラブマグのネルガル・シャレゼルおよびバビロンの王のその他のつかさたちは皆ともに来て中の門に座した。

南ユダ王国最後の王ゼデキヤの在位9年目にバビロンは大軍を率いてエルサレムを包囲したため、ユダの人々は籠城して対抗しましたが、11年目についに首都エルサレムは陥落し、バビロンのつかさたちが街を占領しました。難攻不落の天然の要塞エルサレムをもってしても、2年半もの歳月のうちに街の中では飢饉と疫病が蔓延し、籠城には耐えることができませんでした。またヒゼキヤ王の時代にアッスリヤの大軍に包囲されたとき、ヒゼキヤ王が自ら神殿に赴き神様に救いを求めた結果、神の使が一夜の内に18万5千のアッスリヤ兵を撃ち滅ぼしましたが、その結果エルサレムは陥落しないとの神殿神話ができあがり、そのような人の言い伝えを頼みとして神様の預言をないがしろにしたヒゼキヤ王の代にはそのような奇跡は起こりませんでした。日本も第二次大戦時代に、元寇のときのように神国日本には神風が吹くとまことしやかに言われていましたが、そんな都合の良い言い伝えなど信じるに値しないものであることは明白です。私たちが信じ寄り頼むべきは、生ける神の御言葉、ただ一つです。

http://bible.com/81/jer.39.1-3.ja1955

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エレミヤ書 39:4-7
ユダの王ゼデキヤとすべての兵士たちはこれを見て逃げ、夜のうちに、王の庭園の道を通って、二つの城壁の間の門から町を出て、アラバの方へ行ったが、 カルデヤびとの軍勢はこれを追って、エリコの平地でゼデキヤに追いつき、これを捕えて、ハマテの地リブラにいるバビロンの王ネブカデレザルのもとに引いて行ったので、王はそこで彼の罪をさだめた。 バビロンの王はリブラで、ゼデキヤの子たちを彼の目の前で殺した。バビロンの王はまたユダのすべての貴族たちを殺した。 王はまたゼデキヤの目をつぶさせ、彼をバビロンに引いて行くために、鎖につないだ。

鉄壁の防御を誇ったエルサレムの城壁の一角が崩されたことを知って、ゼデキヤ王と兵士たちは夜のうちに密かにエルサレムから逃げ出して落ち延びようとしましたが、バビロンの兵士たちの追撃から逃れることなどできず、ついに捕らえられてネブカデネザル王の前に連行されました。そして残虐なバビロンの裁きの結果、ヒゼキヤ王は目の前で愛する息子たちが惨殺される様子を見せつけられた後、目をつぶされてバビロンに連れ去られました。目が見えているときの最後の記憶が息子たちの惨殺される姿であったという、極めて惨たらしい結末を迎えるに至ったのは、すべて体裁を重んじ恐れの心にとらわれて神様の預言に聞き従わなかった不信仰のもたらした結末です。まことの神の言葉に聞き従わない者は、最後の審判のときに厳しい裁きと滅びが待っていることを、私たちは決して忘れてはなりません。

http://bible.com/81/jer.39.4-7.ja1955

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エレミヤ書 39:11-14
さてバビロンの王ネブカデレザルはエレミヤの事について侍衛の長ネブザラダンに命じて言った、 「彼をとり、よく世話をせよ。害を加えることなく、彼があなたに言うようにしてやりなさい」。 そこで侍衛の長ネブザラダン、ラブサリスのネブシャズバン、ラブマグのネルガル・シャレゼル、およびバビロンの王のつかさたちは、 人をつかわして、エレミヤを監視の庭から連れてこさせ、シャパンの子アヒカムの子であるゲダリヤに託して、家につれて行かせた。こうして彼は民のうちにいた。

預言者として召し出されてから数々の迫害と困難に遭い続けてきたエレミヤでしたが、預言が成就したときには、王たちや他のユダの人々たちとは異なり、全く異教の民であるバビロンの王ネブカデネザルから特別な庇護を受けて地下牢から救い出され、自らのいのちを救うこととなりました。たとい生命の危機に瀕しても、最後まで神様に従い続ける者は滅びを免れ、永遠のいのちが約束されていますから感謝いたします。

http://bible.com/81/jer.39.11-14.ja1955

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エレミヤ書 39:15-18
エレミヤが監視の庭に閉じこめられていた時、主の言葉が彼に臨んだ、 「行って、エチオピヤびとエベデメレクに告げなさい、『万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、わたしの言った災をわたしはこの町に下す、幸をこれに下すのではない。その日、この事があなたの目の前で成就する。 主は言われる、その日わたしはあなたを救う。あなたは自分の恐れている人々の手に渡されることはない。 わたしが必ずあなたを救い、つるぎに倒れることのないようにするからである。あなたの命はあなたのぶんどり物となる。あなたがわたしに寄り頼んだからであると主は言われる』」。

エルサレムがバビロンによって滅ぼされるとき、まことの預言者エレミヤをいのちの危機から救い出したエチオピア人エベデメレクは、バビロンの虐殺を免れ、生き長らえることができると、神様から約束の言葉をエレミヤは告げ知らせました。神様の御言葉を信じようとせず、預言者を虐げたユダの人々は滅ぼされてしまったのに対し、異邦人でありながらいと高き神の僕を救ったエベデメレクは、神様の恵みから漏れることなく、自分のいのちを救うことができました。私たちもまた神の民イスラエルから見たら異邦人ではありますが、まことの神の御言葉を信じ、その戒めに聞き従うことによって、永遠のいのちの希望が与えられていますから感謝いたします。

http://bible.com/81/jer.39.15-18.ja1955
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【今日の聖句】 2018/05/04

2018-05-04 05:10:02 | 今日の聖句
テモテへの手紙一 6:12 新共同訳
「信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。」

主イエスの十字架を信じた者には、常にこの世の罪との戦いの日々が待ち受けています。罪と死に打ち勝つまことの勝利者となるために、自らの信仰を公に表明し、己の力に頼るのではなくキリストの御力によって、永遠のいのちを得させていただく私たちでありますように。

http://bible.com/1819/1ti.6.12.新共同訳
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