詩篇 83:1-3
「神よ、沈黙を守らないでください。神よ、何も言わずに、黙っていないでください。 見よ、あなたの敵は騒ぎたち、あなたを憎む者は頭をあげました。 彼らはあなたの民にむかって巧みなはかりごとをめぐらし、あなたの保護される者にむかって相ともに計ります。」
神様は私たちの祈りに沈黙されるときがあります。どれほど苦しい現状を訴えても一向に状況は変わらず、むしろ悪くなる一方で、解決の糸口すら見えない辛い日々を過ごすこともあります。敵は騒ぎ立ち、一方的に責め立てられるような逆境のとき、この世に神などいないと言って無神論に走る人もいます。神がいるなら答えてみろと逆ギレする人もいます。他の神々に祈ってみようと立ち去る人もいるでしょう。しかし神の民とされた私たちは、沈黙の中にも神様はおられることを覚えなければなりません。そして、神様はなぜ沈黙を守られるのか、「逆境の日には考えよと」の箴言の御言葉のように、信仰に照らして考えなければなりません。試練の中に置かれたときこそ、神様と向き合う時間を大切にする私たちでありますように。
http://bible.com/81/psa.83.1-3.ja1955
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詩篇 83:4-8, 12
『彼らは言います、「さあ、彼らを断ち滅ぼして国を立てさせず、イスラエルの名をふたたび思い出させないようにしよう」。 彼らは心をひとつにして共にはかり、あなたに逆らって契約を結びます。 すなわちエドムの天幕に住む者とイシマエルびと、モアブとハガルびと、 ゲバルとアンモンとアマレク、ペリシテとツロの住民などです。 アッスリヤもまた彼らにくみしました。彼らはロトの子孫を助けました。[セラ
…
彼らは言いました、「われらは神の牧場を獲て、われらの所有にしよう」と。』
神の民とされた私たちは、この世の罪とは分かたれた者ですから、神をも恐れぬ者たちとは相交わることができません。ですから、私たちはこの世で様々な敵と対峙することになるのは当然です。彼らは自分たちとは全く異なる理念を持つ神の民を共通の敵とみなして、共謀して私たちを滅ぼしに掛かります。なぜなら神の民が栄えては自分たちの居る場がなくなるからです。イスラエルの歴史は、そのような目に見えない霊的な力の働く戦いの繰り返しでした。
６節〜８節に出てくる民族は、今の国々に当てはめると以下のようになるとのことです。
エドム、モアブ、アモン・・・ヨルダン
イシマエル・・・・・・サウジアラビア
ハガル・・・・・・・・・・・エジプト
ゲバル・・・・・・・・・・・・イラク
ペリシテ・・・・・・・・・バレスチナ
アッスリア・・・・・・シリヤ、イラン
ツロ・・・・・・・・・・・・レバノン
まさにイスラエルを包囲するように取り巻く中東諸国が名を連ねています。今の中東情勢は、聖書的な背景を知らずして理解することはできません。そして聖書と歴史を通して確実に導き出される真理は、神に愛されたイスラエルは、何度も民族滅亡の危機に瀕しても、現代に至るまで存続し続けたという史実です。今もイスラエルはパレスチナに味方する世界各国との戦いに晒されています。しかしどんな苦境に陥っても、神の民イスラエルは決して滅びないという最終的な結論は明確です。そして同様に、苦境の中にいる私たちもまた神様に愛されているという信仰を持ち続けるならば、結論は一緒です。自分たちのために祈ると共に、信仰によって接ぎ木された親木であるイスラエルのためにも祈り続ける私たちでありますように。
http://bible.com/81/psa.83.4-8,12.ja1955
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詩篇 83:16-18
「彼らの顔に恥を満たしてください。主よ、そうすれば彼らはあなたの名を求めるでしょう。 彼らをとこしえに恥じ恐れさせ、あわて惑って滅びうせさせてください。 主という名をおもちになるあなたのみ、全地をしろしめすいと高き者であることを彼らに知らせてください。」
この詩篇の作者は、イスラエルに敵対する者共を恥じ恐れさせ、主こそまことの神であると認めるに至るようにと祈り求めています。私たちは自分たちに敵対する者の全滅を祈るのではなく、その中から真理に気付き、主の御名を呼び求めて神様の元に立ち帰る者が起こされるようにと祈るべきです。
http://bible.com/81/psa.83.16-18.ja1955
「神よ、沈黙を守らないでください。神よ、何も言わずに、黙っていないでください。 見よ、あなたの敵は騒ぎたち、あなたを憎む者は頭をあげました。 彼らはあなたの民にむかって巧みなはかりごとをめぐらし、あなたの保護される者にむかって相ともに計ります。」
神様は私たちの祈りに沈黙されるときがあります。どれほど苦しい現状を訴えても一向に状況は変わらず、むしろ悪くなる一方で、解決の糸口すら見えない辛い日々を過ごすこともあります。敵は騒ぎ立ち、一方的に責め立てられるような逆境のとき、この世に神などいないと言って無神論に走る人もいます。神がいるなら答えてみろと逆ギレする人もいます。他の神々に祈ってみようと立ち去る人もいるでしょう。しかし神の民とされた私たちは、沈黙の中にも神様はおられることを覚えなければなりません。そして、神様はなぜ沈黙を守られるのか、「逆境の日には考えよと」の箴言の御言葉のように、信仰に照らして考えなければなりません。試練の中に置かれたときこそ、神様と向き合う時間を大切にする私たちでありますように。
http://bible.com/81/psa.83.1-3.ja1955
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詩篇 83:4-8, 12
『彼らは言います、「さあ、彼らを断ち滅ぼして国を立てさせず、イスラエルの名をふたたび思い出させないようにしよう」。 彼らは心をひとつにして共にはかり、あなたに逆らって契約を結びます。 すなわちエドムの天幕に住む者とイシマエルびと、モアブとハガルびと、 ゲバルとアンモンとアマレク、ペリシテとツロの住民などです。 アッスリヤもまた彼らにくみしました。彼らはロトの子孫を助けました。[セラ
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彼らは言いました、「われらは神の牧場を獲て、われらの所有にしよう」と。』
神の民とされた私たちは、この世の罪とは分かたれた者ですから、神をも恐れぬ者たちとは相交わることができません。ですから、私たちはこの世で様々な敵と対峙することになるのは当然です。彼らは自分たちとは全く異なる理念を持つ神の民を共通の敵とみなして、共謀して私たちを滅ぼしに掛かります。なぜなら神の民が栄えては自分たちの居る場がなくなるからです。イスラエルの歴史は、そのような目に見えない霊的な力の働く戦いの繰り返しでした。
６節〜８節に出てくる民族は、今の国々に当てはめると以下のようになるとのことです。
エドム、モアブ、アモン・・・ヨルダン
イシマエル・・・・・・サウジアラビア
ハガル・・・・・・・・・・・エジプト
ゲバル・・・・・・・・・・・・イラク
ペリシテ・・・・・・・・・バレスチナ
アッスリア・・・・・・シリヤ、イラン
ツロ・・・・・・・・・・・・レバノン
まさにイスラエルを包囲するように取り巻く中東諸国が名を連ねています。今の中東情勢は、聖書的な背景を知らずして理解することはできません。そして聖書と歴史を通して確実に導き出される真理は、神に愛されたイスラエルは、何度も民族滅亡の危機に瀕しても、現代に至るまで存続し続けたという史実です。今もイスラエルはパレスチナに味方する世界各国との戦いに晒されています。しかしどんな苦境に陥っても、神の民イスラエルは決して滅びないという最終的な結論は明確です。そして同様に、苦境の中にいる私たちもまた神様に愛されているという信仰を持ち続けるならば、結論は一緒です。自分たちのために祈ると共に、信仰によって接ぎ木された親木であるイスラエルのためにも祈り続ける私たちでありますように。
http://bible.com/81/psa.83.4-8,12.ja1955
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詩篇 83:16-18
「彼らの顔に恥を満たしてください。主よ、そうすれば彼らはあなたの名を求めるでしょう。 彼らをとこしえに恥じ恐れさせ、あわて惑って滅びうせさせてください。 主という名をおもちになるあなたのみ、全地をしろしめすいと高き者であることを彼らに知らせてください。」
この詩篇の作者は、イスラエルに敵対する者共を恥じ恐れさせ、主こそまことの神であると認めるに至るようにと祈り求めています。私たちは自分たちに敵対する者の全滅を祈るのではなく、その中から真理に気付き、主の御名を呼び求めて神様の元に立ち帰る者が起こされるようにと祈るべきです。
http://bible.com/81/psa.83.16-18.ja1955
